みなさんこんにちは！コルナゴの影の薄さに疑問を抱いた石川です！
今回は60年以上の歴史を持つ、イタリアの老舗ブランドＣＯＬＮＡＧＯから、ミドルグレードの一台をご紹介します。
コルナゴと言えば星形チューブ（ジルコ加工ってやつですね）やら極太四角ダウンチューブ、美しい塗装などと、外観的特徴が強いメーカーです。
反面、あまり性能的な話は聞くことが少なく、稀に耳にしても「THE☆ロードレーサーって感じ！」などかなり抽象的なものが多いのですが、その実、かなりレーシーな哲学を持ったメーカーなんですよ？
その哲学とは、「安価な物から高価な物まで、その全てが上質で優良な全ての人に向けられた高級ブランド」とでも言いましょうか。
そのモノづくりは多種の材料によるバイク作りや美しい塗装からも見て取れるほか、ハイエンドモデルまでラグを使うこだわり、PFBBを直接圧入するのではなく、独自の「スレッドフィットアダプター」を介すなど「ライダーの能力を引き出すこと」「ライダーへの負担を減らすこと」「フレームの寿命を最大にすること」に抜かりが有りません。
勿論、フロントフォークに関しても、絶妙なヘッドアングルとストレートフォークからくる、コルナゴらしいと言われる独特のレーシーフィーリングを創造し、全てのライダーに自転車の楽しさを提供しています。
さて、そんなコルナゴから今回ご紹介するのは当店在庫中最上位、コルナゴラインナップでもミドルグレードのコチラ
COLNAGO CLX ULTEGRA
お値段税抜き【450,000円】
フレームサイズ４２０（概算適応身長157前後）
このCLXは今年、フルモデルチェンジを果たし、上位機種V1-rの廉価版的ポジションを獲得しました。
そのフレームはV1-r同様の軽量さ、大径からBB生まれる高剛性を持ちながら、価格はミドル帯に抑えると言った初級者～上級者まで、どんな方にでも扱って頂けるような、コルナゴらしいバイクになっています。
残念ながら重量面の関係上、ラグフレームではなく、モノコックカーボン製となっておりますが、その乗り味は「やはりコルナゴ、さすがコルナゴ」と言ったところでしょうか。
しかし、ダウンチューブは上から見ればコルナゴ感全開、下から見ればエアロ性高そうな、極太三角パイプとなっております。
また、高級さを忘れないコルナゴらしく、随所にコルナゴらしさを感じさせます。
デフォルトでチェーンウォッチャーが付いてる辺り、自転車への愛を感じさせますね。
良く見ないと気付かない、FDのコルナゴロゴもまたオサレ(笑)
クランク内側の黒いギザギザがスレッドフィットアダプター。
圧入BBが直接フーレムに接するのを防ぎ、BB脱着時のダメージからフレームを守ります。
何故かフロントフォークにまで付けられたUCI認可マーク。
こんなとこに付いてるの初めて見ましたね・・・。
そんなオサレと性能の融合したこの一品ですが、こちらは登坂系フレームという事で、あまり硬さは無さげかな？と。
と、いう事でポタリングや長距離を、という方よりむしろレースに！山に！という方にオススメの一台かと思います。
また、レースもクリテリウムを始め、スプリント系競技よりエンデューロやクラシックレース、ヒルクライムレースに向いているのではないかと思います。
レースも視野に自転車を始めたい方、二台目以降のアップグレードをご希望方、如何でしょうか？
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