作業コーナーから松野です。
そろそろ暖かくなってきたので自転車のシーズンですね!
と思ったら今日は寒くて風が強かったです。
今回は主に通勤・通学で自転車を使っている方向けの記事です
通勤・通学で自転車を使う方々は
駅や職場、学校の駐輪場に停めることも多いと思います。
もちろんしっかりカギをかけると思います。
そのカギですが、走行中にカギを車体に直接ぶら下げてしまう方も結構多いのです!
↑こういうワイヤー錠は取り付け用のブラケットが付いているので問題ないのですが・・・
↑強固なU字ロックや
↑ブラケットの無いカギ
これらを車体にぶら下げたまま走ると、走行中の振動などで擦れてしまい、塗装がどんどん痛みます!!
キズ程度で済むならまだしも、長年使い続けて金属の地が出てしまっているケースもたまに見かけます…
他にもぶら下げる場所が悪いと
ブレーキに干渉し、片効きを起こす可能性もあります。
自転車修理のお客様で、「ブレーキが車輪にこする」という症状でお持ちいただいて
原因はカギでした、なんてこともたまーにあります(笑
アルミやクロモリの車体の場合、塗装がはげたりキズが入っても性能に問題は無いのですが
カーボンフレームの場合、U字ロックなんかをぶら下げると衝撃で最悪の場合
フレームにクラック(ヒビ)が入る可能性も十分あり得ます!!
特にロードバイクのカーボンフレームなんかでは軽量にするためにフレームのカーボンも薄く作られています。
中には指でグッと押すだけでフレームがたわむものも珍しくありません!
その中でも特に薄くできているトップチューブなんかに重たいU字ロックをぶら下げてしまって
段差を乗り越えた衝撃でフレームにクラック(ヒビ)が入ってしまう可能性も十分あります!
カバンやサドルバックに入れるひと手間だけで防げるので気を付けましょう!!
2016/03/15
松野