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ブレーキ、ごりごりになってませんか?蘇れ、DURA-ACEブレーキ!!

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名古屋本館】梅林 康典 16年05月01日

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ただいま、梅林

とある、ちゃりんちゃりんな女性ライダーのニューマシンを

絶賛組み立て中

ですが・・・・

(その模様は、可能な範囲でまたいずれお知らせします)

 

 

旧マシンをお預かりして、バラしている最中にどうしても気になったのが

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ブレーキキャリパーを下から見た時の汚れ

そして、ゴリゴリという手触り

 

 

ここはひとつ。

埼玉のほうの、チリ天さんを見習って

自分でするメンテナンス ブレーキ本体  【BR6800&9000の巻】

 

 

しっかり

メンテナンスしてみましょう。

 

 

まず、状態チェック。

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シマノのデュラエースBR-9000と、アルテグラBR-6800系統のブレーキキャリパーには

可動部にこのようにローラーがあって、動きをサポートするわけですが

 

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いかんせん、その位置と構造上汚れが溜まりやすい

 

 

ローラーを受けてる部分は

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この有様。

発掘現場、もしくは不発弾の撤去のようなルックス。

 

 

もう少し詳しく見ていくと

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ピントが合っていなくて申し訳ないですが、

これじゃ可動時に抵抗になるわけです。

 

 

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キコキコと磨くこと、5分。

だいぶキレイになりました

 

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さらに、3分。

輝きを放ち始めます

 

ローラー部も

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コヨリのようなもので、

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キレイキレイしていきます。

 

 

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盗撮現場のような画像で申し訳ないですが

ここが、アームの接触部。

 

接触部には

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細かいベアリングが入っておりますので

ここもキレイキレイして、グリスアップ。

 

 

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グリスを塗り込んで、完成。

 

 

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輝きを取り戻しました。

キャリパーを握ったときの手触りも、明らかに違います。

ごりごり、ではなくスルスル~と。

 

 

実は、ニューマシンは専用ブレーキ搭載型なので

このデュラエースのブレーキは使用しないのですね。

それでも、気になったのでやってみました。

せっかくなので、いま練習でお使いのロードに搭載されている

ブレーキと入れ替えてみようかと思います。

 

 

せっかく、最上級グレードのパーツがついていても

日常のメンテナンスを怠ると、性能を発揮できませんので

日々のキレイキレイから皆さんも始めてみてください。

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