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【Cannondale】ブランドキャンプ行ってきました(2)『陰の主役……ロード新モデル!』

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府中多摩川店】間野 友輔 16年07月15日

府中多摩川店てんちょの間野です。
昨日12日から本日にかけて、八ヶ岳山麓で行われたキャノンデールの販売店向け2017モデル発表会&試乗会(ブランドキャンプ)に参加してきました
何回かに分けて新製品のお話や、感じてきたことなどを書かせていただこうと思います。
1回目はこちら
写真撮るのを忘れてしまい、文字情報多くてゴメンナサイです。
 
こういう新製品発表会でもっとも注目されるものって、たいていはハイエンドバイクだと思うのですが、今回はちょっと違うかなって思いました。確かにSUPERSIX EVO Hi-Mod DISCであったり、恐らくリオ五輪に合わせてきただろうMTBクロスカントリーモデルの新作だったり、ハイエンドも注目されましたが、今回いちばんの注目作はこれではないかと思っています。
 

 

160715cancamp_02CAAD OPTIMO(キャードオプティモ)

 
エントリークラスのロードバイクが全面リニューアル!従来のCAAD8に替わって登場したこのバイク……なんとぱっと見はアルミのレーススペックロードCAAD12にドそっくり!正直これだけでも気分アガると思います。
 
カタログスペックだけ見ても、かなり凄い。これでエントリーモデルなのかと。
(1)Cannondale必殺のSAVEマイクロサスペンションで、アルミとは思えない乗り心地!
(2)下1-1/4、上1-1/8のテーパードヘッドチューブでヘッド周りの剛性はバッチリ!
(3)コンポーネントはブレーキ、クランクまでSHIMANO。なんとチェーンまでSHIMANO
 
そして注目なのは……
 
(4)エントリーモデルなのに、CAAD12やSUPERSIX EVOと同じジオメトリー(寸法)を採用!
 
ここで『えっ?』となった方。普通はそうでしょうね。
 
恐らく購買層の多くがロードバイク初心者なのに、レース系ジオメトリーって、それ大丈夫なの?って。
実際、これまで販売されてきたCAAD8は初心者が乗りやすいように、ヘッドチューブを長くとってハンドル高低差がつきすぎないようにしていました。ハンドルが高ければ、きつい姿勢にならないので乗りやすいでしょう、というのが、これまでの考え。
 
ここでキャノンデール、一大方向転換します。
 
初心者にとって、本当に乗りやすいバイクってなんなの?と。
 
振り返ってみると、数年前まで普及価格帯のロードバイクって、なんだか分からない安いブレーキがついてましたよね。そこをキャノンデールが率先して、シマノコンポーネントで揃えたことでブレーキの重要性が再確認され、他社も追随するようになりました。ここで大事だったのが、初心者にこそしっかり止まる良いブレーキを、という、よくよく考えたら当たり前のことでした。
 
今回、キャノンデールが考えたのは、初心者にこそコントロール性を重視したバイクに乗ってもらうべき、という考え。それがレース系ジオメトリーだったのです。ハンドルが高いロードバイクは、乗車姿勢に慣れない初心者には扱いやすいものだと思われてきました。しかし実は、ハンドルが高いことでハンドリングの安定感が失われ、コーナーリングでは狙ったラインから外れて膨らみやすくなり、危険に繋がっていたのだと。一方、ハンドルの低いポジションは、実は慣れるのにそこまで時間がかかるものではない……だとしたら、どっちを優先する?
 
ということでCAAD OPTIMO、試乗してみました。
caadoptimo105sil

あ、ごめんなさい。試乗車の写真忘れてしまった(^^ゞ
 
最初は54サイズを、初日の試乗時間が終わりのところを我儘言って、200mほどの直線を3往復くらい。軽く坂になっています。
もうね、踏み出した途端に「ナニコレ!」ですよ。
漕ぎが軽い。
リアバックの振動減衰性が良く、乗り心地も素晴らしい。
ハンドルを振り回しても横方向のヨレが感じられない。
かなりCAAD12に近いフィーリングでした。これでエントリークラスか……。

 
ただ、ほんの短い時間だったので、距離を乗ったらどうなるのか興味が湧いて、2日目の朝6時から20kmのコースに繰り出してきました。
  
20km試乗コースは淡々と登って、折り返して下ってくるコースなのですが、周りの走れる有名店長の皆様がSUPERIX EVOをチョイスして走ってる中、アルミのエントリーで登りを一緒に走ってもまったく苦にならない。踏んだ分だけしっかり進んでくれる感覚です。ヘッドだけでなく、BB回りも肉厚のアルミを扁平させて使っていて、横方向への剛性が非常に高くなっているのだそうです。
 

下りに入ると、確かにハンドリングがシャープ。わたくし、あまりコーナーリングは上手くないと思っていますが、それでも50km/hオーバーで路肩を最小旋回でトレースできることに驚き。あれ、オレってこんなにコーナー上手だったっけ?コーナーリング中のライン上に現れる障害を避けるのも、難なくできます。テーパーヘッドの剛性の高さと、立ち気味になったヘッドチューブアングルの効果が表れてますね。ビギナーの方でもたぶん下りコーナーに早く慣れるのではないかと感じました
 
また下りの途中では逆にわざと路面のギャップに突っ込んでもみましたが、ハンドルをとられることもなく、またショックの減衰が感じられ、長時間のライドでも疲労の蓄積は少ないだろうと感じました
 
一方で、バニーホップで障害を飛び越すのは苦手っぽいと感じました。車重が若干重めで飛びにくい感じです。
実はこのバイク、持ち上げてみるとけっこうズッシリ感があります。恐らくご覧の皆様の中には、バイクは軽くてナンボ!という方もいらっしゃるとは思います。軽いことでのメリットはいろいろありますが、わたくしは軽いのがすべて良いことだとは思ってません。たとえば……強い横風に煽られると軽いバイクは重いバイクより流されやすいです。また、良質で高価な素材が使えない場合、軽くするだけだと強度の問題が生じます。
 

CAAD OPTIMOの場合、この強度の部分に着目しています。ヘッド周りとBB周りには特に厚いアルミを使い剛性を確保。推進力に関係する部分のたわみを減らそうとしています。だから、重量はやや重めであっても、ちゃんと坂を登れるバイクに仕上がっているのです。これが薄っぺらいだけのアルミで作られていたら……持った重量は軽くても、ぜんぜん前に進まないバイクになってしまうでしょう(当然、高価な素材を使えばその限りではないですが……)。
 
ほんとはこのBB周りの剛性については同じCAAD OPTIMOでも、リムブレーキモデルはJISのBBですが、ディスクブレーキ仕様だけ大口径BBのBB30を採用しています。更にしっかりした乗り心地なので乗り比べてくれ、と言われていたのですが、あいにく時間がなかったです……どんなんだったんだろうか……めちゃ気になる。
 
さて長くなったのでそろそろ終わりにしますが、CAAD OPTIMOのラインナップ。
 
 

caadoptimo105

CAAD OPTIMO 105
メーカー希望小売価格¥160,000+税!
お現金でのお支払いの場合、10%=16,000円分のその場で使えるクーポン進呈!
カードその他のお支払方法の場合は5%=8,000円分です
 
 

caadoptimotiaCAAD OPTIMO TIAGRA
メーカー希望小売価格¥130,000+税!
お現金でのお支払いの場合、10%=13,000円分のその場で使えるクーポン進呈!
カードその他のお支払方法の場合は5%=6,500円分です
 
 
caadoptimosoraCAAD OPTIMO SORA
メーカー希望小売価格¥115,000+税!
お現金でのお支払いの場合、10%=11,500円分のその場で使えるクーポン進呈!
カードその他のお支払方法の場合は5%=5,750円分です
 
 
caadoptimodiscCAAD OPTIMO DISC TIAGRA
メーカー希望小売価格¥140,000+税!
お現金でのお支払いの場合、10%=14,000円分のその場で使えるクーポン進呈!
カードその他のお支払方法の場合は5%=7,000円分です

 
 
全モデル、なんと44サイズから58
サイズまで展開!小柄な方も大きな人も乗れます!

 
そしてまだ詳細は明かせないのですが……とある何かが( ̄ー ̄)ニヤリ
 
TIAGRAリムブレーキモデルは早ければ来週末にはご覧いただけます!

 
ご予約承っております!
 
15th July 2016  author : ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ
 

YBGgi9BO_400x400 こっそりtwitterはじめてます……。

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和光ケミカルさんの講習会開催!
日時 : 2016年7月17日(日) 13:00~ 1時間程度
内容 : 室内でできる水無し洗車とチェーンの洗浄、注油
 
 

ワイズロード 府中多摩川
 

電話:042-352-3308
住所:東京都府中市四谷5-42-3

営業時間
平日 12:00~20:00
土日祝10:00~19:00

府中多摩川店HPは下記のURLからどうぞ!!
特価情報や商品情報、スタッフの近況がご覧いただけます!!
http://ysroad.co.jp/fuchu/
 

 

 

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