お待たせ致しました。
ついに入荷です。
何が?
凄いですよ。
なんといっても「限定」ですからね。
早速ご紹介致します。
↓
どうですか。
上品かつ精悍な佇まい。
どこの靴?
タイトルでおわかりかもしれませんが…
そう!
シューレースタイプのロードシューズを現代的に再解釈した「EMPIRE」シリーズでおなじみ、GIROのシューズです。
製品名は「EMPIRE 85」
外見はEMPIREシリーズのコアモデル、ACCと酷似していますが、よくよく中身を見ていくと…「85」という名を冠された限定品であることがわかります。
まずはその外観。
一見EMPIRE ACCっぽく見えますが…よくよく見てみると…
写真でどこまで伝わるか…なんですが、一瞬レザーかと見紛うほどの質感をもったマイクロファイバー製のアッパーです。
ACCよりも革っぽさが強調されています。
GIROのロゴもマットブラックでよりクラシカルな印象。
写真ではわかりにくいですが、レースホールの上2つはブラス(真鍮)のハトメが使われていて、それがまたいいアクセントになっています。
でも黒一色じゃちょっと地味かも…という方のために、2色のシューレース(EMPIREレース)が付属します。
嬉しいのは、この靴紐が通常別売りであること。それがなんと2色もついてきます。
もとの黒紐もあわせれば3色!素敵です。
靴紐の色を変えるだけで、ポップにもシックにもできるところがこのシューズの素晴らしい点といえます。
気分で変えてもウェアで変えても自転車で変えても何でも良し。
レッド、オレンジの2色が付属します。
ちなみに…通常のEMPIREレースにオレンジはラインナップされておりません。
そのあたりも限定品ならではですね。
さて、話変わって、このEMPIREが何故「85」の名を与えられているか…
それは、毎年行われているヴィンテージサイクリングイベント「L'Eroica(エロイカ)」にちなんで制作されました。
エロイカがどういったイベントなのかはコチラ(GIROの日本代理店、Diatecさんのホームページへリンクしています)をご参照くださいませ。
このイベントへの参加条件の一つに、「1986年以前に製造された自転車であること」という項目があり、この86年以前…というところが「85」の名前を与えられたきっかけとなっています。
服装や装備も可能な限り当時のスタイルで参加する…というのも重要なポイントで、それに合わせてクラシカルな佇まいになっている…というわけです。
シューズやウェアはある意味消耗品ですからね。さすがに30年前のものを使うわけにもいかない場合があります。
再び靴の話に戻ります。
そういった背景をもって制作されたこのEMPIRE 85は、通常ラインナップのACC、SLXと違い、ソールはナイロン製(ACCはEASTON製EC90 ACC UDカーボンソール、SLXはEC90 SLX2 HMカーボンソール)となっており、非常にしなやかなソールに仕上がっています。
このしなやかさは、自転車を降りて歩行するときの歩きやすさや、長時間のペダリングでも脚に負担をかけにくい…といった特徴を持ち合わせています。
ACC、SLXが高剛性でコンペティティブなソールなので、見た目は同じですがまさに対極にあるEMPIRE…というわけです。
ナイロンソールです。
ACC,SLXの土踏まず部分にプリントされている、EASTONのロゴは入っておりません。
なので、ソールだけ見ると非常にシンプルな印象。
三つ穴なので、ロードバイク用クリートの使用を前提にしているわけですが、そもそもクリップレスペダルが(本格的に)登場したのは80年代半ばですので、エロイカというイベントの趣旨を考えるとこの三つ穴というのは不適なのではないか…といった疑問を持つ方もおられるかもしれません。
たしかに「やっぱりリオターのペダルにトゥークリップでしょ」というのが自転車的には正解な気もします。
パーツ選びに正解はないのですが、こうであるべき論というのは誰しも持っていることでしょう。
大丈夫です。GIROはしっかりこだわってくれています。
な…なんだこれ…
ペダルに何かついている?
答えはこちら↓
クリート取り付け穴に取り付けると、トゥークリップと逆側のペダル端にシューズを固定できるようになっています。
スポッと抜けてしまう街乗りトゥークリップではなく、しっかりと固定できるような工夫です。
エロイカはいわばグランフォンドイベントですが、先人たちに思いを馳せながら走る「レース」でもありますので、このあたりの心遣いというか、本気度の高さも好印象。
もちろんEMPIREがベースですから、現代のクリップレスペダルで使うのもまったく問題なし。
懐の深さもこのシューズの魅力といえます。
更に!
クラシカルなシューズにはクラシカルな装いを…ということで、コチラのシューズにはこんな特典がついてきます。
ソックス。
グローブ…
更にはキャップまで!
完璧です。
グローブ、ソックス共にシューズのサイズに合わせたサイズがきちんと付属しております(キャップはワンサイズ)
日本人的な感覚でいくと、赤白のボーダーは梅津先生を彷彿させますが…
いいじゃないですか。素晴らしいマッチングだと思いますよ。
もちろん単体で使ってもいいクオリティ。
コチラも国内の通常ラインナップには無いアイテムですので、そういった意味ではお買い得感もあり…感嘆です。
最後に…この特別なシューズ、ワイズロードでは当店のみの販売となります。
限定200足ですからね…。
価格は
¥36,000 + Tax
となっております。
正直高価ですが、それなりの価値…それ以上の価値はあるかと。
付属でついてくるアクセサリの総計を察すると、もしかするとシューズは物凄く買い得なのでは?とまで思えてきます。
気になった方は是非ご来店ください。
お待ちしております。
※7/26現在、商品は売り場に展示されておりません。ご試着等ご希望の方は、3Fスタッフにお申し付けくださいませ。
また、在庫サイズ等のご質問はお電話にて受け付けております。