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鳥海山ヒルクライム参加旅2016 後編 【次ドコ行こう】

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二子玉川店【閉店しました】】長山 靖 16年08月30日

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こんにちは。二子玉川店サンデーライド担当の長山です。

 

 

 

2016年7月31日(日)に秋田県にて開催の

矢島カップ2ndステージ 鳥海山ヒルクライム

参加旅レポートの後編をお届けします。

 

前編 中編

 

 

 

 

 

 

 

 

MAVICカーの前で、

マルヒロサケテンチームの皆様と記念撮影。

どこぞのプロチーム風味?

とても良い記念になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

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この暑さでも、雪が残る鳥海山。

今年の雪は少ないそうです。

標高2236mの百名山、山頂は山形県。

出羽富士、庄内富士とも。

 

 

 

 

 

 

 

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最終走者がゴールし、下山スタンバイ。

メンバーの一人がこれを「集団下校」と表現。

なるほど、面白い!

 

 

 

 

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兵どもが、夢の跡・・・、

〇〇スタンプ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下りでは、エイドを手伝ってくれた学生たちに

感謝を伝えます。

 

一緒に下ったメンバーが

 

「学生とハイタッチした時に伝わる、しっとり濡れた手のひらの感触が良い」

 

としみじみ語っていて、わかるわかるって感じでした。

 

暑い中、手に汗握りながら水の配給を頑張った手、

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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登っている時はそれどころでなかったですが、

森が美しい。

前回もきれいだと思いましたが天気は曇天、

今回の晴天下では美しさが更に引き立っていました。

 

 

 

 

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関東を出て、みちのくに来ていつも思うことの一つが、

森が深いということ。

木々が豊かだったり、人工物が視界に入らなかったり。

 

それだけに、黒くてデカい親父どんの住処でもあり・・・。

皆で下ったから怖くなかったですが、一人だったら

熊鈴付けて、緊張感ある道のりになることでしょう。

 

 

 

 

 

 

一緒に下ったメンバー2人が、道を逸れて

少しだけビュースポットを案内してくれました。

 

 

 

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爽快な道を行くと、

 

 

 

 

 

 

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絶景!

ちょっとの寄り道でパッと撮ったので、絶景感がいまいち

写真になってしまいましたが・・・、

雄大な鳥海の山裾を感じることが出来ました。

 

大会目当てだと他のところは目に入りにくいので、

良い寄り道をさせて貰いました!

ありがたい。

 

周囲は、道良し、景色良し、起伏良し、で、

自転車で走り回るのに素晴らしい環境な気配がプンプン

出来ることなら、大会以外でも訪れて走り回りたい!

サイクリング目線だけで言えば、羨ましい~!

 

 

 

ただし、冬は雪で閉ざされます。

スパイクタイヤで楽しむのも面白いのですが、

車種を選びますし、ちょっとディープですね・・・。

いちおう参考までに、冬の秋田県絡みでは

十和田湖へ行ったこんな記事

矢立峠を登ったこんな記事を以前アップしていました。

 

 

冬期は、ローラー台か、

スキー等のウインタースポーツを楽しんで過ごすそうです。

矢島からそう遠くない横手では、

スポーツ雪よせなんて大会もあったりしますね。

 

 

東京では、ローラー台は飽きるから実走が良い、

なんて話をしたりしますが、それも冬期の北国から見れば

贅沢な話なんだと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

スタート会場に戻って、お疲れ様のおにぎりとトン汁を頂きます。

 

 

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美味い~。

 今更、ステンレスボトルのまだ少しひんやりした

ドリンクを飲みながら・・・。

 

 

 

学生ボランティアがよく見てくれていて、

食べ終わるとゴミを回収に来てくれる。

実に嬉しい配慮。

ホントよくやってくれるな~!

 

 

 

 

表彰式を前に、メンバーの一人が

たばこの収穫があるからと帰って行かれました。

 

ただでさえ暑いのに、たばこ畑は葉の高さ的に

籠って、とても暑いらしいです。

走ってクタクタなのに、これから暑い中で仕事。

収穫のタイミングがあるらしく、自然は待ってくれません。

 

思えば、土日だ、休みだ、というのは人だけの都合。

休みという区切りを取って参加出来るというのは、

実に有り難いことだと痛感しました。

都会にいると、こういう感覚がボケていかん・・・。

 

 

 

 

 

会場で、現地の方から

「出張で上京した際、赤坂店でフレーム買いました」

という話を伺いました。

「豊富な物量で、店頭で現物を確認出来るのはありがたい」とも。

ありがとうございます!!

 

ヘルメットやシューズ等の身に着けるものは、

カタログから相性が読めない分、特に飢えているようですね。

特に新宿、上野、横浜ウェア館にとっては、

気が引き締まるお話でした。

 

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そういえば、ワイズロードの袋を持っている方も見かけたなあ。

ワイズカップでお世話になっています、という方にも出会いました。

 

遠く離れた秋田でも、ぽろぽろ

そういう話題が出て来て嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

会場では、記念記録証の申込を受付していました。

送料込み通常500円のところ、

今回は30回記念大会で300円。

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↑↑↑は、前回参加時にお願いしたもの。

良い記念になるので、今回もお願いすることにしました。

 

 

すると、何と、三年前にもお願いしたのを、

係の方が覚えていて下さいました!!

 

かつて矢島勤務だったこの方、

今は県北の能代にて勤務だそうですが、

この仕事だけ楽しいから毎年出張して来られるとのこと。

いやぁ嬉しい!

 

そう言えば前回、

「記録証に使った画像を希望者にはメールします」

とあったので希望してみたら、その画像だけでなく

私が写ったスタート画像までわざわざ見つけて

送ってくださったのでした。

その時の感動した記憶が鮮やかに蘇ります・・・。

 

 

 

 

 

 

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後日、今回の記録証が届いたら、なんとプリント写真まで同封。

 

 

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書類の片隅には、手書きで

 

「また来年もお会いしましょう!!」

 

 

 

 

 

じーーーん!!!

 

感動の連鎖。

 

300円の内容じゃない・・・。

めちゃめちゃ心が籠ってるな~!!

有難うございます!

ホント、有難い。

ただただ、感謝するばかり。

これは、来年も会いに来たい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

宿では、女将さんの対応が素晴らしかった。

まるで家族か親戚でも相手にするかのように、

心からの親身な対応でした。

 

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女将さんの後ろを、常に愛犬がトテトテ付いて

歩くのが何とも微笑ましかった。

 

どこの宿かご紹介したいところですが、

大会時の大勢宿泊はかなり堪えるそうで、

今回から受け入れ人数を減らされているとのこと。

前夜、その慌ただしさを垣間見ただけに、

あまり紹介するのも何だな、と思ってしまいました。

 

もし平時の旅で行くと言うなら、コッソリお教えしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう方々に出会う度、秋田のおもてなしの温かさにしみじみ。

 

おもてなししようと思ってやっているというより、

心で動いて、それが結果的におもてなしになっている、という印象でした。

 

その無心さに、心打たれるのでしょうね。

 

 

 

 

こういう姿に触れると、前編の最初に書いた平澤 興 氏の

 

「人生は ニコニコ顔の命がけ」

 

という言葉が思い出されてきます。

 

 

 

この言葉、出会った当初は

「大変でも、努めて笑顔を作って絶やさないように」

と言うニュアンスで捉えていましたが、同氏の本を読むうちに

どうやらそうではないのかも、と思うようになりました。

 

「疲れるような努力の仕方は、いかに熱心であっても

まだ分別の足りない努力であります」

 

「いつもニコニコとして緊張しておる姿、これが一番、

前に向かう姿であります。緊張も神経質な緊張はやがて

退歩になりますけれど、ニコニコとした緊張は、

進歩のある生活だろうと思います」

 

「真に夢をもてば、そうした情熱とか努力とかは、

第三者が見れば苦しそうでも、本人にはむしろ毎日の楽しみ」

 

といった言葉から、そう感じました。

 

大変でも、やりがいがあって楽しくてしょうがないから

思わず笑ってしまう、という境地!?

 

 

・・・なんだ、それって、登坂みたいじゃん!

坂好きだって、登れば苦しい。

でも、楽しくて笑っちゃう。

 

そう考えると、登坂から学ぶことは深いかも知れません。

 

 

 

・・・と、話を無理矢理大げさにし過ぎましたが、言いたいのは唯一言。

 

 

 

登坂は楽しいよ~!!

 

 

 

尚、大会参加のための宿の予約は、

早くも1月から入り始めるらしいです。

皆、やっぱり好きなんだな~!

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の残った時間、再びまるひろ酒店へ向かいます。

昼過ぎの道のりは暑い!

けど景色が良いので写真を。

 

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今回見納めの鳥海山。

良い景色だな~。

これぞ正調ツーリング。

 

しかし、この辺りから、どうも体の調子が・・・。

 

 

 

 

 

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前日、夕立雲を拝んだ川は、清清しい表情を見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お店の前で、ちょうどチームメンバーと再会。

表彰式の景品抽選会は、誰も当たらなかったそうで残念。

私の抽選券も、託してありました。

由利牛など地元の名産が当たるそうで、この大会のお楽しみの一つです。

 

 

この夜にチームの打ち上げだそうで、参加したかった~!!

きっと、大会話を肴に地酒で乾杯・・・、

ゴ、ゴクリ。

次回は土~月で休みを取って来よう!

 

 

 

まるひろ酒店の店長に挨拶し、辞します。

 

お酒と自転車、ダブルでの繋がりとなって、

再訪が益々楽しみになりました。

前回から早三年、もっと高頻度で訪ねられると良いのですが。

とりあえず、ときどき通販でお世話になります!

また宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

この辺りから、どんどん体調がおかしくなってきました。

頭痛と吐き気が出て来て、

矢島駅までの戻りは、下りは惰性、平地は時速20kmが精いっぱい。

16時20分頃、矢島駅に着いた時が不調のピークで、

でも東京に帰る最終の列車は16時45分発。

休む猶予はなく、ふらふらになりながら

なんとか輪行して列車に乗り込み、落ちました。

 

 

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↑↑↑ 執念で撮った一枚。

軽度の熱中症だったかも知れません。

油断した~・・・。

 

 

 

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不思議な車内は、エアコンで快適。

冷やすのに大変助かりました。

 

 

 

 

そんな展開だったので、行きでお預け、帰りにと

楽しみにしていた由利高原鉄道の車窓は帰路も堪能出来ず。

とほほ。

 

 

 

余談ですが由利高原鉄道は、いろいろな取り組みで頑張っており、

応援したいローカル線の一つです。

不思議な車内も、きっとその一環でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

車内で床にカメラを落とすほどグッスリ眠って、

羽後本荘までで少し復活。

秋田駅からの新幹線に乗る為に、羽越本線へ乗り継ぎます。

 

 

 

 

 

 

 

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ここで想定外だったのが、車窓からの夕日。

前回、羽後本荘で見たきれいな夕日、

今回は見れないと思っていたので、ラッキー。

 

 

 

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旅を優しく締めくくる、素敵な光景でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋田駅で土産を仕入れ、最終の新幹線に乗り込み。

実は、そこでやっとジャージを脱ぎました。

不調で、着替える余裕も無くここまで来てしまったのでした。

 

矢島からの輪行続きで汗ぐっしょりで、

キレイな新幹線の座席に座る気にはなれず、

往路に続いてまたしてもデッキに。

(羽越本線も立ちっぱなしでした)

 

東京駅まで約4時間、長かった・・・。 

こんなんばっかり(笑)

 

 

 

新幹線のデッキで一つ気付いたこと。

目をつぶって座っていると、

風の無いジェットコースターに乗っているみたい。

ゴーーーッという音とスピード感だけ感じます。

 

まあどうでも良い発見でした・・・。

 

 

 

 

こうして、一泊二日、往復輪行約15時間の

ヒルクライム参加旅は終わりました。

 

 

 

 

道中の節々で、飾り気のない、心からのおもてなしを感じた旅でした。

来年もまた行きたい!!

記録更新にも挑みたいです。

皆様も行ってみませんか~?

 

 

 

以上、

矢島カップ2ndステージ 鳥海山ヒルクライム

の参加旅レポートでした。

長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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とりあえず、虫の音色をBGMに、まるひろ酒店の店頭でオーダーした

地酒を少しずつ味わいながら、しみじみしている今日この頃です・・・。

 

走るだけが楽しみじゃない、これぞ旅の醍醐味。

 

 

 

 

さて次ドコ行こう?

 

 

 

 

 

 

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