皆さま、先だって発売された
サイクルスポーツ誌
はお手に取って頂けましたでしょうか???
その誌面を開いていくと・・・
おお、毎年恒例
最速店長選手権
の模様が載っております。
序盤に、一騎駆けを仕掛けた後ろ姿が小さく映ってますが
正直、見せ場はこれのみ
足りなかったものは、勇気・・・2016最速店長選手権
レースの流れに乗り切れず、消化不良のまま終わってしまった
ことは、さっさと忘れ。
今月のサイクルスポーツは、ページを前に戻して
新型となった、R9100デュラエースが
フューチャーされております。
前回のモデルチェンジで、
7900系から、9000系になるにあたり
リアの変速が10速から、11速になった以上に
大幅なリニューアルによって、
「7900とは何だったのか・・・」
と、多くの方を思わせてしまった。
今回も、前回の刷新以上に色々と盛り込まれておりますが
お待たせしました!!
新型R9100デュラエース搭載車のご紹介!!
2016年シーズン、Y's Road名古屋店にて
やたら推しだったブランド
SCOTT のド定番にして、常勝マシン
ADDICT 。
明らかにメカメカしくなった、リアディレイラー
MTBのコンポーネントの技術を取りいれ
「シャドウ」となったことで、外側への張り出しが
少なくなり、トラブル減少に一役買いそうな形状。
そして、お気づきだろうか?
プーリーのケージが長くなったことで
これまで28Tまでだったローギアがさらに、拡大しました。
梅林が、この仕事に関わるようになった90年代末期
ロードシーンを席巻していた、7700系デュラエースと比べると
もはや別物。
プーリーケージがいかに長くなったか良く分かりますね。
ちなみに、このフレームの最後から
リアディレイラーに突入している、ワイヤーそのものも
変更されているので注意が必要です。
お次は、フロント変速
9000系へのモデルチェンジで、ロングアーム化をして
ワイヤーの引きを軽くしたのも、あっさり覆し。
ワイヤーの通し方が一見、複雑になっておりますが
さらに変速機側に、ワイヤーの引き代を調節する
アジャスターを搭載したことで、
リアディレイラーと同様によりメカメカしい外見となりました。
実際に、別メーカーの車体に搭載されている状態で
試乗してみましたが・・・・・・
とにかく、引きが軽い!!
そして、リアの変速はカチ、カチっというクリック感がよりハッキリとし
フロントの変速は今まで以上に、タイムラグなくチェーンが上がってきます。
元々、フロントの変速は実は電動よりも
ワイヤーの方が早かったりするのですが、
今回はより一層、シャコンって感じで上がってきます。
そしてブレーキ
個人的には、このデザインは
9000系のほうが、シルバーが入っていて好きですが・・・
タイヤとブレーキ本体との間に、丸い穴のある
プレートが見えるでしょうか???
このプレートを追加したことで、
制動力がさらにアップ!
したらしいですが・・・
残念ながら、試乗の段階ではそこまで攻めることができなかったので
わかりません!!(笑)
ホイールを脱着する際に、ブレーキを開放させるための
レバーですが、これまでと逆についています。
さらに、今までのように「半開き」で使用すると
急に、全開きになってしまうので
レバーは締めた状態で使用しましょう。
乗っている間、人間にもっとも触れているパーツであるレバー
こちらも形状はよりメカメカしく
手のひらを置いている箇所に滑り止めと
振動吸収のための処理が。
まぁ、あえて注文を付けるとすると
「手の小さいひとのために、もうちょっと
レバーを小さくしてくれませんですかね・・・」
そう、いつになってもシマノのレバーは
手の小さい人を置き去りにするんです!!
試しに、近くにいた斎藤先生
(手の大きさ・普通)
に、「レバー、どこ握ります?」
と促してみると・・・
「ここですね。ブレーキかける時は、少し前にズレますけど」
はい、それが普通ですね。
しかし我々、手の小さい種族は違うんです!!
我々は、こう!!
こうなんです!!
こう、通常よりもっと先端を握りこむんです!!
こうしないと、ブレーキレバーに
白魚のような指が届かないんです!!
そうなると
レバーの出っ張りが、関節に当たって
痛いんです!!
お願いです、シマノさん!!
変速のタッチは素晴らしいので、
どうかSTIのブラケットをもっと小さく
できれば、先端にいくに従って細くなるようにしてください!!
そしてレバーそのものも、もう少し小振りに・・・・・・
よろしくお願いします!!