90年代に189勝もの勝利をあげ、活躍したマリオ=チポッリーニは、
スポンサードを受けた様々なバイクに満足が行くことがありませんでした。
量産品の限界、勝利に必要なペダリングパワーが地面に伝わらない。
理想とするロードレーシングバイクを作るため、
引退してからどうやったら解決できるか様々なアプローチを検討しました。
また、イタリアは自転車が国民的スポーツとして認知されています。
スチールフレームの時代には様々な大小の工房が
イタリア製の優秀なフレームを生み出していました。
しかし、カーボンの時代となった今、
イタリア製の工業製品といえば高い技術力の代名詞となっているのにもかかわらず、
イタリア国外でフレームを製作することが当たり前となってしまいました。
重要なことは、マリオ=チポッリーニのレース経験を具現化させることのできる、
世界一のクラフトマンシップを持ったイタリア製の優秀なフレームを復活させること。
そんな時に、カーボンの優秀なイタリア人技術者である、
フェデリコ=ゼチェットと知り合いました。
彼がマリオ=チポッリーニの考えに賛同し、
イタリア国内で2つとない特別な生産ラインが誕生することとなりました。
そのバイクはステージレースで勝利するためのあらゆる要素の詰まったロードバイクです。
単純に硬いのではなく、レーススピードでの巡航のしやすさ、
振動の吸収性、加速性能を高い次元で融合させ、
ゴールまでライダーを導いてくれます。
構造 | モノコック |
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フレーム素材 | カーボン T1000, M46J |
フォーク素材 | カーボン T1000 |
フレーム重量 | 1050g (サイズ M 未塗装状態) |
BB | BB386(86.5x46mm) |
サイズ構成 | XXS - XS - S - M - L - XL - XXL |
税別価格 |
540,000円(フレームセット) |