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ヘルメットの使用期間と、劣化の判断目安のお話。

2008
大阪ウェア館】向井 未来 17年02月28日

 

ヘルメットの買い替え時期の目安、ご存知ですか?

 

 

 

当店では、

 

使用開始後3年を目安に買い替え

 

していただくことをお薦めしています

 

 

 

これはOGK KABUTO様から提示されている

『ヘルメットの使用期間』に基づくもの。

 

 

 

では、それはなぜなのか??

 

 

 

今回はヘルメットの使用期間とその理由、

ヘルメットメーカーの営業さんに聞く劣化状況の判断の目安

についてお話してみたいと思います!

 

 

 

ヘルメットの大まかな基本構造はこんな感じ。

 

 

『シェル』

ヘルメットの外殻部分。

衝撃を受けた際に一時外力を分散させる役目を担当。

 

 

『ライナー』

衝撃力を吸収し、頭までダメージを届かせないための

緩衝材の役目を担当。

 

 

『あごひも』

転倒時などにヘルメットをしっかり保持する役目を担当。

 

 

 

この中で、もっとも命に関わってくる大事な部分でもあり、

もっとも劣化状況を見極めにくいのが『ライナー』部分。

 

 

この部分は主に発砲スチロール素材なのですが、

様々な要因で徐々に材質劣化が進行します。

 

 

サイクリングスポーツは屋外で行うスポーツであるため、

紫外線や雨・土などの自然環境はもちろん

使用者本人の汗や皮脂なども、劣化の要因となります。

 

 

しかし個々の使用頻度・取扱い状況・保管状態等が違うため、

はっきりとした耐用年数を定めることはできません。

 

かと言って、劣化しているものを使い続けていては

万一のアクシデントの時に十分な保護性能が発揮されない場合がある。

 

 

そこで、目安として『使用開始から3年』と設定されているのです。

 

 

この使用期間は法的な規制というわけではありませんが、

日本ヘルメット工業会の指導に基づいてメーカー様が設定した

使用者の安全のための数値。

 

 

古くなったヘルメットはずっと使い続けず、

3年を目安に交換してくださいね!!

 

 

ちなみに

「ヘルメットは譲ってもらうんで…」という話をたまに聞くのですが、

実はこれも、結構注意が必要なポイント。

 

それが使用されていたものなのか、未開封のものなのか確かめて、

使用開始から時間がたっていそうなら新しいヘルメットを用意しましょう!

 

 

 

さて。

 

 

じゃあ、ヘルメットの劣化状態って判断する方法はあるの??

 

 

ここが気になるポイントだと思います。

 

 

先日、OGK KABUTOの営業さんがいらしていたので、

そんな疑問をぶつけてみました!

 

 

A. 内側の角ばった部分が丸くなっていく

 

ヘルメットの内側の発砲スチロール部分を見た時、

買ったばかりの頃は角ばっていた形が徐々に丸くなだらかになっていくそうです。

 

 

 

A. ザラザラした発泡スチロールの質感がツルツルになってくると

安全性がかなり失われている状態 

 

ツルツル、テカテカになってくるとかなり危険信号だそう。

5年ほど使用したというヘルメットを回収してチェックしてみたら

相当ツルッツルのテッカテカだったそうで…(;´∀`)

このへんなら、自分でササッとチェックできそうですね。

 

他にも、発砲スチロールがボソボソのそぼろ状になるケースもある模様。

 

 

ただし、あくまでもこれらは判断の目安なので、

目に見えない内部劣化までは判断できるものではありません。

 

使用期間の目安を過ぎていれば交換をオススメします!

 

 

ちなみに、インナーパッドやアジャスタなども

使用頻度に応じて劣化していくので、

あれ?なんかおかしいな?と思ったら早めに交換がオススメ。

 

 

不意に起こる危険から頭を守るため、

サイクリングをより快適に楽しむため、

ヘルメットのお手入れ方法や使用期間をご理解いただければと思います。

 

 

 

 

OGK KABUTO様からいただいたヘルメットガイドもご用意しております。

お手入れ方法など詳しく載っていますので、

どうぞお気軽にお持ち帰りくださいね!!

 

 

 

by ムカイ

 

 

 

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※社内研修のため、

店休日を3月14日(火)に変更させていただきます。

 

ご利用のお客様にはご不便・ご面倒をおかけしますが何卒よろしくお願い致します。

 

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