山岳大好きなオーナー様が
LOOK695里帰り整備に持ってこられて・・・
今回の整備の大注目はクランク長さにあります
LOOK695は素晴らしいバイクであり
その魅力はバランスの高さにあります。
695や795はZEDクランクという名の専用クランク
スポーツバイクを考える上で
クランクの剛性 その特性は非常に大切ですし
漕ぎ感 フレームのしなりや剛性とどんな出会いをするか
メーカーの設計者は そのバランスに頭を悩ませている事でしょう
とても硬いクランクなのか 軽くいが ある程度柔らかいものなのか?
その重要なクランクとフレームのバランスが
調和しているのがLOOKの強みなのですね。
★ 弱点は170mm以下の長さが無かったこと!
実はあるんです!
ZED3クランクで
162.5mm 165mm 167.5mm
夢のトライアングル!
これ
LOOK 796 モノブレード
【TTマシン】では オーダー時に
もともと選べるんです!
なんと155mmから選択肢あるんですよ。
今回はその スペア品を特別に販売する幸運に恵まれました。
そのかわり スペシャルなので高価です。
クランクセットで15万円でございます。
為替で変動します
もう 1セット 今なら在庫 日本にあります!
ベアリングも付属ですので入れ替えます
↑ こんな形の専門工具に
↑ このような 形になり圧入します
↑ チェンリングを組み時に【掃除などで分解した後】
インナーには 必ず印があるのを見落とさないでください
このように【出っ張り】だったり 【小さな三角の印】を
クランクアームの位置に取り付けます
この場所を 間違えるとフロント変速の性能が悪くなります
と ふとFDをみると
ありゃ? あるはずのものがありません
この矢印部分には 黒い樹脂のパーツがあるはず
↑ この黒い樹脂性のパーツ
これが欠落すると フロントの変速
インナーからアウターが イマイチになりますね
部品を手配しましょう。
↑ 後ろの変速がとても不調です
上図をご覧ください。。。。。
↑ シフトアウターキャップが 入り口にめり込んでます!
695は ダウンチューブにあるアルミ製の入り口から
BB下側まで連続しているので これが起こる
↑ これが 本当の姿
↑ この 位置関係に なってしまう
入り口金具部品に
アウターエンドキャップが
乗り上がり そして 食い込む
輪行や車載の際に
シフトアウターを引っ張ってしまいズレたのでしょう
そうすると・・・
とてもワイヤーテンションがあがるので
一番重いギヤには入ってなかった筈です
そして・・・
↑ STIレバー直近も ほつれていました
解除レバー【重くするほう】が調子悪かったはず
ちょっと ちょっと 調子悪くなって気が付かなかったかな?
↑ これも 要交換なんですよ
これはね
↑ RD ワイヤー出口の滑り管ね。
これ 消耗品です。
ワイヤー交換時には取り替えましょう
LOOK695オーナー様は ↑ この部分の
↑ はまり方 にも注目してください。
かつまた 変速も調子よくなって
幸せLOOK695でございます
とそこに
三ヶ月待ちの 逸品が入荷!
↑ LOOKと双璧を成すTIME でございます
今回はその梱包状態を動画でご紹介
こんな感じの 箱で日本にきます!
こちらの組み立ても楽しみでございます!
by野澤