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【池田哲也のじこまん】世界初のあの製品のブリーディングはまさに新世代のやりやすさだった!!

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池袋チャーリー店】池田 哲也 17年06月19日

既にいくつかの店舗で情報が上がっていますがあのスラム E-TAPの油圧ブレーキの講習会に参加してきました。

 

 

E-TAPの油圧ブレーキと紹介されがちな本製品ですが、正しくは「世界初の無線変速&油圧式DISCブレーキ」

 

 その栄誉にふさわしい製品にするべくSRAMスタッフが使いやすさや利便性を考え抜いた製品に仕上がっています。

 

 

 

 

 

 

こちらはレバー。

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やや大振りですが握る部分は過度に大きくなっていないので握りやすさは確保。

 

頭の部分は往年の名作7800のブラケットを思い起こさせます。頭の部分を活用することでより多彩なグリップポジションが実現できそうです。

 

 

 

 

 

SRAMの強みは何といっても各種調整機能の扱いやすさ。

 

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レバー位置の調整はもちろんのこと、こちらのねじを回すことでパッドのコンタクトポイント(レバーの引きしろ)を調整可能。

 

他メーカーでも同等の機能はあるのですがそちらは同時にレバーが動いてしまうので、別途レバーの位置も調整しなおさないといけません。しかも、その時カバーを外さないと調整ねじにアクセスできない、そもそもドライバーが必要など不便な作り。

 

 

SRAMは機械式もそうですがカバーをめくるなどだけでレバーの調整が容易にできるようになっており、この辺の使いやすさは他メーカーを圧倒しています。

 

 

 

 

 

 

油圧部分の特徴としてはこれまでシリンダーに直結だったホースをこのパーツを中継させて取り付けるようにしたこと。

 

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これによりホースの再接続などが大幅にやりやすくなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリパーはピストンにカシマコートを使ったり、内部に熱が伝わらないためのアルミのスペースを設けたりと手の込んだつくり。

 

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フラットマウントだけでなくポストマウントも用意されている唯一のメーカーなのでバイクの世代を選ばないのもポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて今回の講習の目的であるブリーディング方法。

 

 

 

まずはホースへのオリーブの取り付け。

 

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他メーカーだと専用工具や万力が必要なのですがSRAMはトルクスレンチとなんと手回しで簡単に取り付け可能。基本的にしっかり奥まで占めこむだけなので失敗もまずありません。

 

 

 

 

 

 

ブリーディング作業は従来の注射器と新たに生み出された赤い工具を使って行います。

 

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こんな感じでつないであとはオイルを行ったり来たりさせエアを抜き。

 

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キャリパーとレバーの注射器はシッカリとネジでつながっているので不意に外れたり漏れたりすることがなく安心してブリーディングが行えます。

 

 2、3回オイルを行き来させたら仕上げのエア抜きをして完了。エア抜き開始からわずか10分ほどで終わらせることが出来る上、初めて触った人ばかりだったのにオイルをほぼこぼさずに作業作業完了。

 

これまでのイメージを大きく覆す簡単ブリーディング。このストレスのなさはショップはもちろんユーザーレベルのメンテナンスの敷居もぐっと下げてくれるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

この注目のE-TAP油圧DISCはもちろん当店でも予約受付中。

 

 

価格は269,400-+税 WIFLYは272,400+税。

 

 

 

使い勝手も大幅に高めた注目製品。是非お早めにご予約ください。

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