.

【ツーリングXバラ完】大道芸人さんの愛車紹介!!

3233
環八R・1号店【閉店しました】】深堀 皓大 17年06月22日

年が明けた位から何度かご来店頂き、

じっくりとフレームの事、パーツの事、旅の事、色々ご相談を受けながら

こちらもご提案させて頂いておりました。

 

用途は取り敢えずは北米縦断

その後一度帰国してできたら南米縦断

当初は26インチで探しておりましたが

昨今の流通業界の発展に伴いそこまで絶対視しなくてもいいのではないか、

という結論になりました。

今回の旅だけではなく帰って来てからも楽しめるバイク。

お客様の身長は180cmオーバー。

6月中の出発。

自転車の予算は20万円位。

 

 

IMGP2920

IMGP2921

ヘッドチューブが長くなるツーリング自転車には

このSOMAのヘッドパッチはバランスも良く最高に格好良いと思います!

 

 

 

 

もちろんもっと細かい条件はありますが、

一緒に悩まさせて頂いた結果は”SOMA SAGA”

国内ではそこまで評判を聞くことはありませんが、

海外でのキャンピング車としての評判は高いです。

入荷してフレームを持ってみるとずっしりと重い!

普通自転車のフレームが重いのはデメリットですが、

持った瞬間にこれは信頼できるフレームだなと感じました。

フレームの内部は中々目視できませんのでヘッドチューブだけ覗いてみたのですが、

かなりの肉厚さでした。

これなら重積載した時でも変にしなったりする事も無いでしょう。

しかもカタログ落ちした仕様でちょっとだけ安く手に入れる事もできました。

ただフレームが決まったのは5月下旬に入った頃。

今思えば結構ギリギリでしたが、

お客様と自分のイメージとのすり合わせがそれまでにできていた事で、

細かい部分は自分にお任せ頂き6月に入る頃には仕上げる事ができました。

 

ツーリングのバラ完は選択肢がとにかく多いです。

ハンドルはドロップが定番ですが、フラットもプロムナードもありです。

コンポはツーリング系のシルバーから、ROAD系、MTB系も物によっては選択できます。

ブレーキはフレームにもよりますが、カンチ、Vブレーキ、DISCブレーキ。

シフトは手元変速、バーコン、ダブルレバー。

フロントギヤはダブル、トリプル、はたまた最近流行の兆しのシングル。

本当にツーリングこそ個性が出ると思っています。

現にこのバラ完をお客様から任されてから、ひたすらネット上のSAGAの情報を探し回りましたが

一つとして同じバイクは出てきませんでした。

もちろん今回のSAGAもインスピレーションを受けた車体はありましたが、

全く新しいSAGAができたと自負しております!

 

 

 

先ずはホイール組とヘッドパーツの圧入から、

 

IMGP2926

 

リムはARAYAのTX-733、ハブはDEORE(SAGAはリアエンド135mmです)

スポークはSAPIMのLEADERの#14

予算は抑えつつも堅実な物をチョイス

ちなみにTX-733はダブルウォールながら¥1,890-(/1本、税別)とかなりお安いです。

 

 

組めました!

 

IMGP2928

 

 

パーツは基本シルバーでと承っておりましたが、

全部シルバーだと華やかさに欠けるので

SOMAやSAGAのロゴに合わせてゴールドにしました。

書類上でパーツを選んでいるだけでは出て来づらい所です。

実際にパーツを合わせて見るとゴールドの方がしっくり来ました。

ちなみに上の写真にはまだ写っていませんが、

シートクランプもゴールドで合わせています。

正直ここはドキドキでしたが気に入って頂けた様でした。

 

 

 続いては泥よけの取り付け。

IMGP2932

 

泥よけは店頭にたまたまあった長期在庫品の本所の特価品を使いました

 

 

IMGP2934

 

アメリカでは恐らく使わないでしょうが、泥よけは分割加工にしております。

日本に帰ってきた後に活躍してくれると思います!

 

 

 

ほぼ出来上がった写真です。

お客様が埼玉からのご来店で細かい所は当日に合わさせて頂いたので、

コラムやワイヤーは未処理でちょっと見づらくて申し訳ありません。

(お渡し当日には全く写真を撮る余裕などありませんでした)

ランドナーの様なクラシカルな感じに寄り過ぎる事も無く、

また全くその要素を排除する事も無く上手く折衷できたと思います。

 

IMGP2951

 

 

コンポはALIVIO(9S)をメインに

変速レバーはちょっと慣れは必要ですがトラブルに強いパワーラチェット(カチカチしない)タイプ。

ブレーキはお客様のご希望で制動力重視のVブレーキ。

以外かも知れませんがドロップハンドルで引き量調整のパーツをかませなくても、

Vブレーキを引けるレバーもあります。

今回使用したのはGRANCOMPEのEVOレバーです。

他にはCANECREEKからも出ていますが、

ここはちょっとクラシカルに寄せるべくグランコンペを選択しました。

 

 

IMGP2954

 

ステムはNITTOのUI-2ステム

スペーサーはステムに合わせて同じNITTO製で面一になって尚且つ

同じダルメッキでこの上なく綺麗な繋がりです。

 

 

 

オーナー様は6/21に日本を発って取り敢えずアメリカ縦断に挑戦です!

恐らくこちらのブログで旅の様子をUPするそうなので是非チェックしてみて下さい~

http://ryufriend.jugem.jp/

 

ちなみに普段のご職業は標題にもある様に大道芸人をしているらしいです。

個人的には是非大道芸の方を見に行きたいなと思っています。

 

 

ツーリングのバラ完。

徐々に力を入れて、店頭にオリジナル完成車も揃えて行きたいと考えておりますので、

マスプロダクツ(完成車)にはないサイズや、

譲れないパーツ選択等あれば是非ご相談下さい!

 

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る