写真はチームスカイの公式サイトよりお借りしています。
先日閉幕したツール・ド・フランス。
強さを見せつけたC.フルームとチームスカイ、
そんなチームスカイがツールでかぶっていた新型ヘルメット…
気になる方も多かったようで、
お店にも多数のお問い合わせをいただいておりましたが。
KASK国内代理店の展示会にて
情報をGETしてまいりました！！！
ちょっとした裏話も含め、色々聞いてきましたよ～。
代理店の方に許可をいただいて、できる限りの情報をまとめてみましたのでどうぞ！
KASKの新型ヘルメット、名前は
【VALEGRO（ヴァレグロ）】
ヒルクライムヘルメットとして位置づけられ、
重量は圧巻の約180g！！！！！
え、私の被ってるヘルメット270gだったような…_(:3」∠)_
軽い。とにかく軽い。
展示会で展示されていたサンプルがまさかのSサイズだったので
残念ながら私はサイズが合わなかったのですが、
PROTONEより若干ゆとりがあるサイズ感とのこと。
ちなみになぜサンプルがSサイズだったかというと、
フルームがSサイズだからそっちに合わせてサンプルとして作ったからだとか…
フルームSサイズなのか…頭ちっさ…！
選手たちはサンプル品を提供されてからの練習には
こぞってこの新モデルを使用していたそう。
色んな角度から撮ってみました。
やはり気になるのは圧倒的な通気孔の数の多さ。
インテークはなんと36個も配置されています。
これにより、低速時（クライム中など）の内部エアフローを最大化。
ゆっくり走っていても涼しい！という抜群の通気性能を誇ります。
シルエットも、映像で見ている分には
これ日本人がレース以外でかぶるにはどうかな～と思っていたんですが、
実際に手に取ってみるとコンパクトでかなりカッコいい。
うーん、これはアリ。
内部はこんな感じ。
従来のモデルよりも頭との接地面を最大限少なくしてあり、
”ヘルメットをかぶっている”という感覚もかなり抑えてあるんだとか。
額の部分も接地面が少なくなっています。
より軽く、よりストレスなくかぶっていられる仕様に。
重量や通気性の部分はチームスカイとかなり突き詰めたそう。
開発スタッフが実際に話したフルームは穏やかで優しい人だったということですが、
チームのスポーツディレクターの人がかなり強いこだわりを持っていて
たった2gの違いをも追求されていたとか。
一般人には体感すら微妙な僅かな違いですが、そういった細かい部分の積み重ねが
あの強いチームスカイのパフォーマンスを生み出しているんですね…！
上から見たらこんな感じ。
もちろん、PROTONE同様にアイウェアを装着可能。
後ろにも。
KASKヘルメットと相性抜群のアイウェア【KOO】にも
待望のアジアンフィットモデル『OPEN3（オープンキューブ）』が
登場していましたので、そちらはまた改めて…
ちなみに今回展示会で見れたVALEGROサンプル、
実はツール・ド・フランスの限定白ジャージに合わせて
チームスカイの選手がかぶるはずのカラーだったのですが、
第1ステージからゲラント・トーマスがマイヨ・ジョーヌを獲得し
そのままフルームが引き継ぐ形に…となった上に、
チーム総合1位をスカイがキープし続けていたため
終始黄色のヘルメットをかぶっていて一度もお目見えしなかったという
幻のカラーに………(;・∀・)
現在このカラーが商品化するのか、他に何色が出るのか、
といった部分はまだ調整中とのこと。
価格もまだ未定ですが、PROTONEよりも下の価格帯になる予定。
グレードはPROTONE同ランクなのにマジですか！！！
という超注目の新型ヘルメット、VALEGRO。
来春発売予定とのことなので、続報をお待ちください！！！
by ムカイ
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