名車「DOGMA65.1」の特徴的なアピアランスを今に伝える現行PRINCE。
ピュアなプロモデルのドグマと比べて、走りの許容範囲が広いこともあり
様々なレベルのファンに愛されてきたハイパフォーマンスモデルです。
一方。
当時のフラッグシップモデル「DOGMA F8」の弟分としてデビューしたGAN。
特に「RS」は、ドグマの陰に隠れながらも走行性能は他社のトップグレードに
匹敵するとまで言われた、極めて高性能なツウ好みなモデル。
ドグマがF10化したことで、空力的な性能をさらにを高めたということもあって
GANシリーズにもそのエアロなテクノロジーの投入が望まれていました。
2019年モデルではその「PRINCE」と「GAN RS」の2モデルが統合され・・・
ブランニューモデルの「PRINCE FX」としてリニューアルされました!!
(X=10と考えると、PRINCEのF10化という意味なのでしょうか??)
〇PINARELLO PRINCE FX カラー:グラディエントヴォルカーノ
SHIMANO DURA-ACE Di2 ¥970,000-+TAX
SHIMANO ULTEGRA ¥528,000-+TAX
フレームセット ¥455,000-+TAX
基本形状はドグマF10を踏襲しながらも、細部は「T900」3Kカーボンの
特性やパフォーマンスにマッチさせた全くの新造形フレームです。
フレームサイズの設定は衝撃の11サイズ!
ピナレロ独特の路面に吸い付くような絶妙なハンドリングを堪能したいなら
必ずジャストサイズのモノに乗ってくれというピナレロ側のメッセージです。
〇PINARELLO PRINCE
CAMPAGNOLO POTENZA ¥435,000-+TAX
SHIMANO ULTEGRA ¥435,000-+TAX
SHIMANO 105 ¥385,000-+TAX
フレームセット ¥275,000-+TAX
新型PRINCEには、GANの「RSとS」の関係と同様にカーボンのグレードを変えた
コストパフォーマンスの高いモデルもラインナップされます。
「T700」と少し柔らかめのカーボンを使うことで、逆に扱いやすさはアップ。
初めての1台としても身構えることなく乗りこなせます。
とはいえ、フレームの造形はFXとまったく同じ。
ミドルグレードながらピナレロらしい走りは十分に感じられるでしょう。
以前社長のファウスト・ピナレロさんも
「ウチのバイクはそれぞれの価格帯でベストのパフォーマンスを実現している」
と言っていましたし。
個人的には、プリンスの名前は一旦引っ込めて「パリカーボン」の名前を
持ってくるかと考えていましたが、まさかのプリンス名義の連投。
「こんなのプリンスじゃない!」とかいうモデルチェンジの際によくある
外野の声を黙らせる、絶対の自信があるのでしょう。
2019年のピナレロの大注目モデルとなる「新型PRINCE&FX」。
横浜店では絶賛ご予約受付中!
とにかく話題の新型モデルゆえ、人気のカラー・サイズにはオーダーが
集中することが予想されます。
この新型プリンスをできるだけ早く手に入れたいのなら。
早めのオーダーがおすすめです!!