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【社内試乗会】XCライダーが作った27.5+は一味違う!【NESTO】

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新宿本館】松永 剛 18年10月20日

去る10月18日に、弊社イベント『スポーツバイクデモ&ワイズカップ』でお馴染みの、埼玉県の彩湖道満グリーンパーク内にて、弊社スタッフ向けの社内試乗会が開催されました。
当日は一般サイクルイベントと比べてもまったく引けを取らない、43社様にご協力いただき、500台超の試乗車・展示車をご用意いただきました。

 

さて、試乗車の大半は、日本のスポーツバイクのジャンル分布と同じく、大半がロードバイクだった訳ですが、新宿本館のMTB担当としては、数少ないMTBの試乗車の中から、更に厳選して『これは!』というものをご紹介すべく、朝から会場内を練り歩いておりました・・・そして発見したのがコチラです!!

 

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NESTO TRAIZE PLUS-A

¥130,000(税別)

 

 

NESTOというと、特にMTBの分野においてはまだ馴染みの少ないブランドかと思いますが、クロスバイク、ロードバイク、MTBと手掛けているブランドです。会社としては、ホダカという企業名で、コーダーブルームなども同社のブランドの一つで、その中でNESTOは『CREATE NEXT STANDARD』というコンセプトで、日常から本格的な競技志向の方までも幅広くカバーできるバイクを提案するブランドという事です。

最近では、安田大サーカスの安田団長のトライアスロン競技のサポートを行ったり、先日も同社のクロスバイクで200kmのロングライドに挑戦するなど、メディアも意識した活動を行っており、その注目度はぐんぐん上がっているJAPANブランドです。

 

 

さて、そのNESTOのMTB部門ですが、とある青年が入社したことにより一気にその活動が活発になりました。

 

 
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NESTOのMTB部門で、企画、設計、宣伝、そして選手としても国内のレースを走る詫間氏。

実は彼、学生時代は当店、ワイズロード新宿本館のスタッフとして一緒に仕事をした仲間でもあります。学生時代から国内のXCレースで走り、その経験を生かして現在はNESTOのMTBを手掛けています。彼自身も、XCレーサーではありますが、根っからのMTB好きとして、以前は神奈川在住で一緒に三浦を走ったり、今は埼玉南部のトレイルを中心にMTBを楽しんでいます。

 

そんな彼が考える、27.5+バイクの一つのカタチが、このTRAIZE PLUS-Aです。

 

 

フレームのジオメトリとしては、ヘッドアングルとシートアングルを他社の下り寄りの27.5+より気持ち立たせ、登りやすさと狭いシングルトラックでのクイックなハンドリングを目指したとの事。海外のようなダイナミックなトレイルではなく、国内のコンパクトなトレイルでの快適性を求めた数字だそうです。

 

 

パーツの仕様なども随所にユーザー目線のこだわりを感じます。

 

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フロントサスは全体のコストバランスを考えて、苦渋の結果コイルスプリングタイプのSRサンツアーのXCRになりましたが、しっかりと先を見越してのBOOST規格ハブモデル、リモートロックアウト、アルミコラム仕様をチョイスしています。ストロークは軽快さと登りやすさを損なわない120mm。

 

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ディレイラーやシフトレバー、スロケットなどのギア周り、ブレーキは新型のM6000系DEOREを採用。他社ではレジンパッド専用のローグレードのシマノ製ブレーキや、他メーカーの廉価なブレーキが付いていることが多いですが、しっかりとDEOREを使用している辺りは良いチョイスです。
リヤハブもBOOST規格を採用しており、この価格帯では稀な、前後BOOSTのスルーアクスルというワンランク上の足周りです。

リムはALEX製のチューブレスレディのワイドリム。バルブとリムテープを用意すればチューブレス化が可能になり、13㎏以下の軽量バイクに。

 

 
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タイヤチョイスにもXCライダーのこだわりを感じます。
走行感、実重量共に軽い、MAXXISのIKON+のチューブレスレディ仕様を採用しています。
このタイヤ、市場価格で1本あたり税込みで12,000円を超すタイヤですが、採用しています。この部分を見ても非常にコストパフォーマンスの高い事が分かります。

 

 

 


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フレームの拡張性の高さも売りとの事。

ダイレクトマウント・サイドプルタイプのフロントディレイラーにも対応し、トレイルまでのアプローチで長距離の舗装路走行が必要な方にも、フロントダブルギア化が可能に。
もちろん、ダイレクトマウントを使ったチェーンデバイスの装着も可能です。BBはプレスフィットタイプです。

 

タイヤも標準は27.5 x 2.8ですが、29 x 2.1までの29erにも対応しており、より軽快な走りや、XCレースへのチャレンジも可能です。

 

 

そして写真では分かりにくいのですが、大きな特徴が。

フレーム全体が艶消しのシルバーなのですが、これは塗装ではなく、サンドブラスト後にシルバーのアルマイトをかけているんです。昨今では塗装のフレームが殆どですが、表面が被膜に覆われ腐食に強いアルマイトを採用しているので、長くフレームが綺麗な状態を維持できます。この車体をベースにカスタマイズを続けて長く乗って欲しいという開発者の想いがこんなところにも見て取れます。

 

 

サイズ展開は、14インチ(150~165cm)、16インチ(160~175cm・今回の写真のモデル)、18インチ(170~185cm)。
重量は18インチで13.2㎏(ペダルレス)と軽量です。

 

お手頃な価格に目が行きがちですが、その中身はとてもよく考えられた、そして楽しく走れそうな要素が満載の、ホンモノのMTBで有ると言えるでしょう。

 

こちらのモデルは発売開始が12月頃の予定です。是非、乗ってみたいぜ!という方はご予約を!

18インチの試乗車もあるとの事なので、タイミングを見て試乗車で本格的なオフロードも走って来れればと思っております。その際はまたインプレをUPしますのでお楽しみに!

 

元当店スタッフということで、依怙贔屓の紹介なんじゃないの?ってお思いの貴方!!それは間違いです!元同僚ということで、日ごろからかなり厳しい意見をぶつけているNESTO詫間氏の自信作、実際に拝見して、『これは良い物だ!』と思ったのでご紹介させていただきましたのですよ~!(当日も細かい所とか結構ツッコミ入れまくってましたけどw)
新宿本館のMTB担当としてオススメの1台です!

 

近日中にNESTOの2019年版カタログやWEBコンテンツとしてもこのバイクも登場するとの事。つい先日ふじてんで撮影を行ってきたという事で、楽しみですね!

 

 

 

 


 

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