【アイテム】フロアポンプ(空気入れ)って何で専用品が必要なの???
始めてスポーツバイクを購入される方に向けてお送りしているシリーズ第2弾は空気入れです。
「家に使ってるのがあるから大丈夫」と言う声が結構な割合で聞くのですが、スポーツバイクには専用の物が必要です。
それは何故か、実はシティバイクと比べると様々な点で違う所が多いからです。
まずはバルブの形。スポーツバイクとシティバイクの大きな違いの一つ目がここです。
シティバイクのバルブは英式バルブが採用されていますが、スポーツバイクは仏式か米式が使われる事が非常に多いです。それ故にご自宅に今ある物では空気が入れられないのです。
次に空気圧です。シティバイクに比べて2~3倍の空気を入れる事になるのでその圧力に耐えられる材質を使った物が必要となります。
スポーツバイクで使う空気入れは物にもよりますが15気圧以上の空気を入れる事が可能な物もありますが、ここまでの物は始めは必要ありません。10気圧も入れば日常使うのであれば十分です。
以上の点を踏まえて私の独断で選んだオススメ空気入れはこちらになります!
PANARACER ワンタッチポンプ ¥4,700 + tax
こちらの商品はワンタッチでバルブ取付が出来るという画期的なヘッドをしています。今まである様でなかったバルブに押し込めば固定されるタイプです。
ちなみに仏式(青)の反対側は英式バルブに対応しています。
米式に使うにはこのアダプターを使って英式に変換して入れます。
気圧計は約11BARまで刻まれており、他の物とは違いKPA(キロパスカル)の表示があります。
BONTRAGER PUMP CHARGE EURO NEW ¥3,960 + TAX
こちらはスタンダードな製品で、バルブに差し込んでレバーを起こして固定してから空気を入れる物です。
差し込み口2つで仏式、米式、英式全てのバルブに対応します。
こちらも気圧計は11BAR、160PSIまで刻まれているごくごくスタンダードなタイプになります。
LEZYNE SPOET FLOOR DRIVE3.5 ¥5,400 + tax
もっと高い気圧を管理したい方はこちらがオススメです。
こちらのヘッドはバルブキャップを被せる様小さい作りになっており、赤い部分を上下逆に付ける事で仏式と米式に対応するようになっています。小径車などスポークの間が狭い自転車に使うにはうってつけです!
気圧計は何と15BAR(220PSI)まで表示があるのでかなり高圧で入れるようなチューブラータイヤを使っている方におススメです。
今回紹介したフロアポンプはごく一部の商品になります。予算や使用用途に応じてもっとラインナップはございますので、是非ご相談下さい。
住所:東京都台東区上野3-16-3 鈴木ビル1F&2F
電話番号:03-3836-6168
営業時間:
月~金/12:00~20:00
土日祝/11:00~19:00