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【ワイズロードスタッフ試乗会】 人気ミドルグレード オルトレXR3に乗りました

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大阪本館】 21年11月25日

今回も先日のワイズロード社内試乗会に絡むインプレ記事になります💡

 

今季のビアンキコーナーで大活躍!

主力の一角を担うミドルグレードのロードバイクに乗ってみました♪

 

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当店のビアンキ担当、スタッフLEEも愛してやまない1台がお出ましです(●´ω`●)

 

カウンターヴェイル搭載のミドルグレード

 

2021年型 BIANCHI(ビアンキ)

OLTRE XR3 DISC 105完成車(オルトレ エックスアール スリー)

 

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定価426,800円

 

ビアンキの本気が光るエアロロードです。

こちらのオルトレシリーズ。

ハイエンドモデルの「XR4」がプロチーム供給されているのは有名で、

ツール・ド・フランスも走っています。

 

今回の「XR3」はこちらのミドルグレードにあたる完成車。

フレームのカーボン素材の等級ではセカンドグレードなので、

XR4の完全下位互換になります。

 

特徴としてはビアンキ独自の振動吸収素材「カウンターヴェイル」

フレームに使われる点がございます。

 

競技志向なカーボンフレームは剛性(加速性能)を高めるため、

分かりやすく硬くなりがち(乗り心地がゴワっとしがち)ですが…

カウンターヴェイルがフレームを伝わる振動を緩和するため

フレームを柔らかくすることなく快適性も確保できております♪

 

アマチュアレースをターゲットにしたレーシングマシン

 

ビアンキのミドルグレード以上のフレームは、

特性の違いから分かりやすくオススメの用途が分かれます💡

 

ガチンコレース&プロチーム供給

オルトレXR4とスペシャリッシマ

 

ホビーレース&アマチュアレース

オルトレXR3、アリアディスク、インフィニートCVなど。

 

マイペースなロングライド

インフィニートCV、インフィニートXE、スプリントなど。

 

空力と加速性能と快適性の三位一体を目指しつつ、

フレームの剛性をXR4よりやや落とした感のあるXR3。

フレームの良さを引き出すのにそこまでの基礎体力レベルは必要ありません。

その意味で、色んな層のライダーが楽しめる車体という見方もできます♪

 

仕事をしながら週末の趣味としてスポーツサイクリングを嗜む皆様の、

たまにイベントに出かけて走ってみたいという需要を狙った感があります💡

全体的に本格派なロードバイクですが、極端に競技志向ではありません。

 

快適なロングライドモデルでありながら、

なかなかに走るインフィニートCVの万能ぶりに感心させられますが…

それはまた別のお話(^^;

 

乗ってみての感想

 

おさらいはこの辺りと致します。

以下、オルトレXR3に乗ってみた私の感想です。

 

あくまで個人の所見ですので、

乗る方の基礎体力レベルやペダリングの質でブレる部分はございます。

参考までにお付き合い下さいませ<m(__)m>

 

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① 程良いバネ感を感じる 「踏みやすいフレーム」

 

軽く踏んでまずは試乗コースを1周。

第一印象は「扱いやすい硬さ加減のフレーム」でした。

 

本格的なエアロ形状のフレームに硬そうな印象を受けるかもしれませんが、

キツい硬さはありません。

基礎体力レベルがそこそこ止まりのライダーが乗っても

十分楽しめる差し加減のフレームです♪

 

XR4との違いは絶妙にバネ感を感じる点。

私の感覚ではリアバックがしなっている様に感じたのですが、

僅かにクロモリフレームのようなしなりがあるフレームでした。

 

極端に硬くはないので脚の売り切れを心配せずに踏み倒せます。

35km/h~40km/h手前までの速度域(レース強度のちょい手前)

で流すのが楽しいフレームというのが正直な感想でした(●´ω`●)

 

この程よい硬さとバネ感のおかげで、

そこそこのペースで長距離を走るのも得意そうだなとも感じました💡

 

② 体感しやすいカウンターヴェイルのありがたみ

 

欲を言えば未舗装路で試乗してみたかったですが、

なかなかそこまでの事はできません。

 

そんな中で、乗り心地からキツい印象を受けなかったのは

カウンターヴェイルの恩恵もあると思います。

 

ホイールとタイヤの組み合わせでブレる要素ではありますが、

乗り心地は良好。

振動吸収性は実際そこそこありました。

少なくとも競技向けフレームの中では優秀な部類だと思います💡

 

ロングライドで多少路面の荒れた田舎道を走ったとしても、

さほどストレスには感じられないでしょう。

 

③ 軽快で自然なハンドリング特性

 

ハンドリング特性はとても癖がなく自然でした。

コーナリングが難しい車体ではなかったです。

 

エアロ形状ながらもほっそりしたフロントフォークが

良い仕事をしてくれていたのかも知れません。

 

この辺りはミドルグレード機材の面目躍如。

フレームの基礎設計がしっかりしているからこそ、

本格的なエアロ形状に作りこんでも変な癖が出ないのだと思います。

 

またハンドルの振りが軽く、ダンシングがしやすい車体です。

オルトレシリーズよりかはスペシャリッマの出番になりますが、

ヒルクライムも遅くはない車体だろうなと感じました。

登り区間でのリズムをつけたダンシングはしやすいと思います♪

 

軽量ローハイトリムのホイールに履き替えて

ヒルクライムレースに出かけるのも楽しそう…

という想像ができました💡

 

④ 汎用規格のヘッドパーツにもありがたみがあるかも…

 

上記の通り、XR3はヘッドパーツからハンドルまわりが汎用規格です。

 

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コックピットパーツの入れ替え自由度が高いので、

ポジションを模索中のライダーでも自分に合ったハンドル位置を探れます。

ここを敢えて専用品にしない事で、助かる乗り手もいるかもしれません。

ミドルグレード機材ですが、

ロードバイクの扱いに慣れていないビギナー層の皆様でも乗りやすい車体です。

 

私も体格的に手足が短いので、

愛車のセッティングはハンドルが低めながらもステムが短めです。

 

長身の方で長めのステムに換装をしたいという逆パターンも多い事でしょう。

 

この規格ならそうした調整はやりやすいです(●´ω`●)

 

 

こんな乗り方に向いていそう

 

「硬さが程々でバネ感がある」

「その中で加速性能もちゃんとある」

「アマチュアレベルの脚力に適応したレーシングモデル」になっている

 

「付加価値として、カウンターヴェイルがもたらす快適性もある」

 

「ついでにハンドルリングが自然でダンシングでの振りが軽い」

「結構ヒルクライムも出来そう♪」

 

乗って感じられた感想をまとめるとこんな感じになります。

それらを踏まえますと…

私が思うにエンデューロレースへ出かけるのが凄く楽しいバイクです♪

オルトレXR3が輝ける戦場が鈴鹿サーキットにあるかもしれません💡

 

エアロ効果が期待できるXR3なら鈴鹿サーキットの下り区間はお手の物。

登りもそんなに苦手ではないと思われるので、

バネ感を活かしたダンシングで

ホームストレートとスプーンカーブの入口を攻略して下さい。

苦手な方もいるダンロップコーナーのキツい右カーブも、

XR3の自然なコーナリング特性なら怖くないでしょう。

 

オマケにフレームのバネ感を活かせたら、

エンデューロレース後半のキツい時間帯にも脚を残せます💡

 

うん。私が鈴鹿サーキットで乗りたい( ;∀;)

 

鈴鹿エンデューロがこの秋に無事復活の運びとなりましたし。

来年以降に鈴鹿サーキットに遊びに行きたいと思っている皆様、

こちらのオルトレXR3がオススメ車種のひとつになると思います。

 

メーカーさんの狙いがホントにアマチュアレース向け機材なら、

狙い通りのフレームが作れた一例だと感じました💡

 

店頭在庫について

 

2021年型の在庫は完売間際。

貴重なアルテグラ完成車が大阪本館にございます!

 

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2021年型 オルトレXR3アルテグラ完成車

定価514,800円税込

 

チェレステのサイズ50を展示中!

(適正身長は概ね170cm前後)

 

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同じく、

ブラックのサイズ47

(適正身長は概ね160cm前後)

 

ブラックのサイズ50

(適正身長は概ね170cm前後)

 

こちらも展示中!

 

アマチュアレースやホビーレースへの参戦なら

アルテグラ完成車の方が心強いはずです。

 

興味がおありの皆様、是非ご検討下さい<m(__)m>

 

以上、オルトレXR3のインプレ記事でした!

参考にしていただけますと幸いです(●´ω`●)

 

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