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【ワイズロードスタッフ試乗会】クロスバイクほぼ1万字レポート。軽さは正義を地で行く#KhodaaBloom RAIL 700 SL

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新宿ウェア館】 21年12月01日

※コチラの商品は当店では購入できません。

当店、新宿ウェア館は身に着けるモノ専門店
(ウェア、ヘルメット、シューズetc.)

車体のご購入新宿クロスバイク館並びに、
各地総合店へご相談ください。

 

こんにちは!

ようやく両目で生活出来るようになりました!

新宿ウェア館 Instagramの中の人

ゴシマ カイです♪ 

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11/17(水)お休みを頂き、行われた社員研修
【ワイズロードスタッフ試乗会】
お客様、そして取引先様のご協力あってこそ開催出来ました!
この場を借りてお礼申し上げます。

皆様ありがとうございました!

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車体の販売から離れ早一年。
コロナの影響もアリ展示会にも行けず、
浦島太郎の様にすっかり置いてけぼりになっていました。
知らない車体、見覚えのないカラー展開など
色々と衝撃を受けましたね。

PINALLERO DOGMA FのダウンチューブのジャンクションAが無くなっていたのが一番びっくりした。

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今回ご紹介するのは
KhodaaBloom超軽量クロスバイク。 

 これ、ヤバいです(語彙力が消し飛ぶくらいには)
社員さんが口を揃えて「軽さは正義」
と豪語するだけあってめっちゃ軽いです。

ご紹介の前に一点だけ、謝らせて下さい。
9月頭に発症した網膜剥離の影響がまだ残っており、
視界が万全の状態ではなかったので今回ワタシは試乗出来ませんでした。
両目で見るとあらゆる物が2つに見えます。周囲の安全を優先し試乗は自粛しました。

この記事は正確には’’インプレッション’’とは呼べない物です。

 乗れない分、しっかりとお話を聞いて参りました!
クロスバイクを探してる方には参考になれば、
そうでない方には読み物としてお楽しみ頂ければ幸いです。

 

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KhodaaBloom
RAIL 700 SL   ¥109,890-(税込)

年式:2022年モデル(気になる入荷時期は最後♪)
完成車重量:8.7㎏(480mm)

フレーム重量:1,350g
変速段数:9×2(SHIMANO R3000 SORA
ブレーキシステム:機械式Vブレーキ(リムブレーキ)

サイズ&適応身長(目安)
480mm(170-190㎝)
440mm(165-180㎝)
400mm(155-170㎝)
個人差がありますので、
購入前に必ずプロに
サイズを確認してもらいましょう。

 

ワタシの永遠の’’推しメン’’
クロスバイク 
KhodaaBloom RAILシリーズの
リムブレーキモデルの最高峰です。

購入するユーザーの大半は街乗りや通勤通学での使用が主な
アルミのクロスバイクで、どこまでもどこまでも
軽量性、加速性を追求する。

そんなKhodaaBloom’’変態性’’が垣間見える一台です。
もちろん、褒め言葉ですヨ?

 

KhodaaBloomってなんぞや?

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KhodaaBloom(コーダーブルーム)とは
埼玉県越谷市に本社を構えるホダカ株式会社
展開するスポーツサイクルブランド。

 

国内に流通するスポーツバイクは海外ブランドの物ばかり。
それらは必ずしも日本人の骨格や体型
日本国内における使用シーンに合致するとは限らない。

そんな現状を変えるために!
日本人が企画開発を行う、
日本人の為のスポーツバイクを創ろう!

と2007年にホダカが立ち上げたブランドが
KhodaaBloomなのです。

お客様に直接的に影響の出ない所でコストをカットし、
非常にリーズナブル(というか破格)な価格で
高品質な製品をラインナップしています。

ゴシマ:これで本当に儲けあるんですか?
ホダカ担当者:大丈夫、おまんま喰えてます! 

 

 商品概要 ~不朽の名作、RAILシリーズの最高峰~

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最軽量を達成したRAIL700SL(当時)

RAIL 700 SLの説明の前に、RAILシリーズのご紹介。
ワタシはこういうバックボーンのお話しが大好物なんですが、
「早く現行モデルのスペックが知りたい!」
という方は飛ばして下さいまし

立ち上げから数年が経った2014年。
KBはより’’スポーツ’’に特化したバイクの開発へ挑戦します。

チャレンジ フェーズ1.
10万円以下のクロスバイクの中で最軽量を目指す。

自転車の命はフレーム。
最軽量を目指すなら当然フレームも
超軽量でなくてはなりません。
そこでホダカは保有するテクノロジーを惜しみなく投入し、
ロードバイク並みのフレーム重量をマークする、
【RAIL】を開発します。

 

抜群の軽量性を実現する 1350gの「EAST-L」フレーム

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当時アルミバイクでは珍しい3Dプリンタを用いたモックサンプル

 【RAIL】最大の特徴、軽量性のヒミツはパイプ。

重量剛性比の高いアルミ合金を組み合わせたパイプに、
箇所により3段階の厚みを使い分ける「トリプルデバッド加工」
を施した高性能アルミパイプ、
「’’EAST-L’’アルミパイプ」ミソなんです。

RAILは全車種(というかRAILは全車種フレームは共通)ロードバイクと同じ
この「’’EAST-L’’アルミパイプ」を使用し、
フレーム重量1350gという圧倒的な軽さ
それでいて強度に優れた
非凡な性能を持つ
フレームを創り上げました。

ちなみに、

チャレンジ フェーズ2. レーシングバイクへの挑戦

で、’’速さ’’に拘ったロードバイクシリーズ【FARNA】が誕生、
そして現在のレーシングモデル【STRAUSS】へと
繋がっていくのですがそれはまた別のお話し。
ブランド名のBloom(華やぐ)⇨FARNA(花)⇨そこで培った技術を集結、
STRAUSS(花束)へと繋がっています。これまたエモい。

 

伝説の名車の遺伝子を継承する
クロスバイク界のサラブレッド

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 いよいよ本題、RAIL 700 SLのお話し。
前置きがやたら長かったのでスペックをおさらい。
書いてるうちに楽しくなっちゃった(*'▽')

前述した通り自転車の要はフレームです。
が、いかに良いフレームだとしても取り付けるパーツが重ければ
走りにもその’’重量感’’は表れてしまいます。

少なくともサムネイルのように
「小指で持てる」自転車は創れません。※小指で持つには気合は必要ですよ。

RAIL 700 SLはあくまで「走りの軽さ」に拘り創られた一台。
税込10万円とちょっとの金額で出来る範囲で、
最大限の軽量化が成されています。要は...

軽い車体を更に軽く。それでいて頑張れば手の届く金額で。

 RAIL 700 SLを一言で表すとこんな感じ。
特に後の頑張れば手の届く金額で。が重要です。
「クロスバイク1台、15万円です!」
って言われて手が届くと思えますか?

ほとんどの方は「じゃあロード買うわ」って仰ると思います。
この15万円のクロスバイク、KBにあったんですよ。

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それがRAIL LIMITED というクロスバイク......
・全世界50台限定生産
・税込¥154,000-

・完成車重量7.4㎏(ワタシのロードは8.1㎏)
・そこかしこがカーボンパーツ
・ホイールは特注
などなどかなりヤバいスペックだったんです。

「15万のクロスバイクですよ?誰が買うんだ?」
誰しもがそう思うはず。ワタシもそうだし。
凄すぎて売れそうもないバイクを、
そうと承知で創っちゃうからKBは凄いんですけどね。
理由?曰く「面白いから」だそうです。

ゴシマ:これ売れるんですか?
ホダカ担当者:多分売れませんよ(笑)なので50台しか作りません。

その最早伝説な激ヤバクロス、
RAIL LIMITEDで培った最軽量のノウハウを
「頑張れば買える金額」にフィードバックしたのが
このRAIL 700 SLなんです。

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RAIL LIMITED と同じく随所に軽量パーツが付いていますが
要所要所アルミパーツへ変更。

コンポは10速のTIAGRAから9速のSORAへ変更などなど
ある程度の軽量性を維持しながら、コストを抑えて
「頑張れば買える金額」ながら驚異的な軽さを実現しています。

高い物が良いのは当たり前。

限られたコストで良い物を創ることこそ実はすごい事なんです。
制約がある中でKBが譲れなかったであろうパーツは
ワタシが思うに3つ。

 

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 その1.カーボンフォーク
フォーク本体のみならず、コラムまでキッチリフルカーボン。
たまに見かける’’フルじゃないカーボンフォーク’’
ではありません。

トップキャップをスターファングルナットではなく
プレッシャーアンカーが顔を覗かせます。

フロントフォークのカーボン化は非常に恩恵が大きいです。
車重全体の軽量化は勿論、
ステアリングの軽量化はハンドリングの軽さへ直結します。

また振動吸収性を高めつつ、剛性も向上させられる為、
乗り手の疲労を軽減させると共に
ペダリングで得た力を
しっかりと受け止め路面へ伝える事が出来ます。

ロードバイクでは最早当たり前になりつつありますが、クロスバイクにも搭載しちゃうのがスゴイ。

 

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その2.カーボンシートポスト。
我々ロードバイカーには見慣れたパーツですが、
やっぱりクロスバイクでは珍しい仕様。

ここのカーボン化も相当効きます。

これもまた車重全体の軽量化に貢献してしますが、
車体の上部を軽量化する事で重心が低下
運動性能は大きく改善されます。

ダンシングでバイクの振りは軽くなり
コーナリング性能
も向上します。

そしてサドル直下のパーツをカーボン化することで
振動吸収性も上がり、お尻の痛みや疲労が緩和されます。

パッド付きパンツで痛みが改善しきれてない方、
シートポストのカーボン化で改善するかもしれませんよ?

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その3.クランク、フロントチェーンリング
もしかしたら一番凄いかも。
個人的に一番興奮したポイントです。

自転車のルックスにおいてはフレーム、ホイールに次ぐ
第三の顔、クランク

クロスバイクや低価格のロードバイクでは、
よくコストカットの為に安い物が
取り付けられていることも多い箇所です。
(低コストのオリジナルやOEMなど)

しかしRAIL 700 SLは更なる性能UPの為に、
あえてSHIMANO製以外を選択しました。

「んな事言ってぇ、ただのアルミクランクだろ?」
と思います?実はこれ......

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 インナーとアウター、よく見ると溶接やボルト無しでくっついてるのがわかります。

まさかのダイレクトマウント!
BB付近にチェーンリングの取付ボルトが見えてますよね?
この取付方、通常は行いません。

クランクアームの根元からマウントが伸び、
インナーチェーンリングとアウターチェーンリングを
それぞれ独立させてクランクに固定するのが一般的。

他方RAIL 700 SLに搭載されるチェーンリングはなんと
インナー、アウター一体型!つまり一枚なんです。

ボルトで独立したギヤを固定したり、溶接するよりも
強度と軽量性に優れる一体型チェーンリング。
メリットが目立ちますが、
これまたやたらとコストがかかるんです。

アルミの塊を切削加工し、一つ一つ削り出すからこそ
複雑な構造の一体型チェーンリングを創る事が出来るのです。

型に融解した金属(鉄やアルミ)を流し込む鋳造(ちゅうぞう)
の方が大量生産に向く中、
更なる性能UPを目指して削り出しのクランクを選ぶ。

ロードバイクのカスタムパーツとしても
中々お目に掛かれない超こだわり品を、
クロスバイクで標準装備。
いやいや凄すぎますよ、ホダカさん。

 

 インプレッション

 前述しましたが、今回は体調を考慮し試乗を自粛しました。
片目で乗ったら人とぶつかる自信しかありませんでした。

このインプレッションは見た目の感想
及び過去のRAILシリーズの乗り味となります。
フレームは変わっていないので参考にはなると思います。

やっぱりカッコいいが一番だよね

なんだかんだと性能や理屈を並べてきましたが、
自転車を選ぶうえで忘れちゃいけないのは
やっぱりルックス!!!
イカした見た目じゃなきゃモチベーション起きませんからね
カッコイイ自転車が遅いわけないじゃん 

 来季のRAIL 700 SLもまたとにかくカッコイイです♪

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カラーは艶やかなオーロラパープル/ブラック
流行りの光の加減で見え方が異なる塗装。

なので日陰日向で比較しました!

 日陰では一見おとなし気な印象。
他方日向ではオーロラパープルの艶やかさが華やぎます!

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フレーム下部がブラックで、
上はパープルへグラデーションしています

生で見るともう惚れ惚れしますよ♪
写真では伝えきれないのが残念でなりません!

 

RAILは走りのクロスバイク
乗り味のミソは’’フットワークの軽さ’’

そろそろ耳、もとい目にタコができる程書きましたが...
RAILはとにかく軽い!
その軽さが走りにも軽快さを与えてくれます。

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フレームやパーツにこだわった結果、
完成車重量8.7㎏という驚愕の軽さを手に入れたRAIL 700 SL
(頑張れば)小指で持てる程軽く仕上がっています。

最近のクロスバイクはディスクブレーキ化
安定感重視の仕上げなどで

大体10㎏前後、あるいはもう少し重い仕様になっています。
えっ?「1㎏ちょっとで何が変わるの?」って?

大体1.5Lのペットボトル一つ分は軽くなってるんですよ?
お手持ちのママチャリのバスケットに
乗っけて走ってみてくださいよ

もう全然違いますから

こだわって、こだわって、手に入れた軽さは
軽快な走りをもたらしてくれました。

RAILはクロスバイクなのでメインはやっぱり街乗り。

信号や停止線、横断歩道など止まる場面が多い街乗りでは
ロードバイクの様な高速巡行性よりも
止まるたびに「スンっ」っと加速できる機動力が重要。
STOP&GOが得意な方がずっと快適です。

走行する自転車にかかる抵抗の1つ、
加速抵抗は物体の質量に比例して強くなります。
つまり『軽い方が加速が楽で速い』のです。

RAILのような圧倒的軽量性があればそれはより顕著。
どんなに鈍くても明らかに違うとわかるはずです!

優しい力で「すぅ~っと」加速するあのフィール、
もう超気持ちいい~んですよ!

日常にちょっとした走りの快感を与えてくれます。
少しの移動が楽しみに変わるはずです!

 

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カーボンフォークによるフロントの軽量化はコーナーで効きますよ

 

もう1つの軽さの恩恵、ハンドリングもまた気持ちいいんです♪

街中は曲がり角が多く、
中々気持ちいい速度に乗せられないことも多いです。

RAILはそういった低速のタイトコーナーこそ十八番。
ロードバイクの様な高速域のコーナーの安定性よりも
スパスパと曲がってくれる機動力の方が
街乗りでは活躍してくれるはずです。

コーナーのエントリーでスパッと頭が入っていき、
素早く向きを変え、お得意の加速でスッと速度を乗せる。

剃刀のようなキレッキレなフィール、
これがまた楽しくてたまらないんですよ♪

ストレスになりかねない曲がり角が
一転して楽しみに変わりますよ!

ディスクブレーキ全盛の時代に、
敢えてリムブレーキを勧める理由。

端的に言えば一番面白いクロスバイクが
RAILのリムブレーキモデル、

そしてその最高峰であるRAIL 700 SL だと思うから。
なんですが、もう少し掘り下げます。

 KhodaaBloom Owner's Club "KBOC"

3年前は懐疑的な意見も散見されたディスクブレーキ。
危ないんじゃないの?とか、そもそも必要なのか?とか

しかし今やディスクブレーキの方が
主流と言われるほど当たり前の物なりました。

かくいうワタシも基本的にディスクブレーキ派。
ロードもMTBもグラベルもみんなディスクブレーキです。

単純にメカメカしたものが大好物であったり、
ロードバイクだからこそコストをかける事で
安定感と軽快さを両立出来るなどの理由があるのですが......

クロスバイクではコストに限度がある以上
’’ディスクで軽快’’やっぱり難しいです。
20万くらいかければ作れるんだろうけどそれはもうクロスバイクではないのでは?

ディスクブレーキ化による
制動力&低重心化による安定感の向上。

タイヤを太くして
安定感&乗り心地向上、リム打ちパンクのリスク低減。

そうすればスポーツバイク特有の
扱いのナーバスさは確かに顔を覗かせなくなります。

日常の足としてはある意味そっちの方が正解かもしれない。

それでもワタシは
「せっかく買うなら日常の足で終わってほしくない」
「自転車の面白さを知ってほしい」
と、いちサイクリストとして思うのです。

 サイクリングの楽しみとは?
と聞かれた際に我々はよく
「景色がいいところ走ると気持ちいい」とか
「美味しい物を食べに行く時に乗ればカロリーを相殺できる」
とか言ってますが、(もちろん事実です)

実際はもっと単純明快。
’’走る事’’そのものがダイレクトに面白いんです。

 RAILシリーズのリムブレーキモデルは、
最も手軽にそれが体感できるクロスバイク
だとワタシは考えます。

 

日常のお買い物の道中が、
いつもの通勤路が、
近所の見慣れた道路
ちょっとした楽しみに変わる。

なにも大それた距離を乗る必要もなく、
このRAILなら「自転車は面白い」と思えるはず!
200㎞走るのも楽しいけどね

なのでワタシはリムブレーキである
RAIL 700 SLをお勧めします。

 

もちろん、ディスクブレーキモデルも
すごくいいクロスバイクですよ。
安定感や雨天時の制動力、

そしてメカっぽさが欲しいなら
ディスクブレーキを選択するのはとても良いことです。

 

充実した付属品
コレ、普通は別売りなんですよ?

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さてさて、普通のブログならオススメ上位に来るであろう長所
総額¥6,000相当のアイテムが付属
も、見逃せないポイントです。

ライト、スタンド、ベル、ペダル、リフレクター
これら公道を走行するうえで必要不可欠なアイテム達が
はじめから付いてくるんです!

コレ、普通は別売りなんですよ?

KhodaaBloomはコスパが良い
とよくいわれる理由の1つですね。
普通は本体とは別にこれらを買い揃えなくてはいけませんが、
RAILシリーズなら最初から付いてきます!

初期投資を抑えつつ楽しい自転車沼へ入っていけるのです!

 

RAILはあくまでもクロスバイク
日常の利便性はしっかり確保されてます。

 走り走りと言い続けましたが、
クロスバイクは日常の足の延長線です。
ロードバイクのように「走りしかない」
では普段使いには支障をきたすかもしれません

 

通勤通学で使うなら雨の日にお尻ビッチョリでは困るし、
なんなら「フェンダーが付いていない自転車禁止」
などというブラック校則を実施している所もあったりします。

ワタシの母校がそうでした。それよりヘルメット義務化しなさいよ。

また、重すぎる部活の荷物教科書たちの運搬や
キャンプツーリングではキャリアが欲しい方もいらっしゃるはず。

でもRAILなら大丈夫!!! 
RAILシリーズは超軽量フレームでありながら、
フェンダーやキャリアを取り付けるための
ダボ穴がしっかり確保されています。

何ならフェンダーは自社の別ブランドでピッタリなモノを
企画、開発しちゃってたりします。

P&P COMPONENTS

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ADJUSTABLE STAY SHORT FENDER SET
希望小売価格 4,180円(税込) / 3,800円(税抜)
2021年12月発売予定

汎用と見せかけて意外と相性があり
付いたり、付かなかったりがあるフェンダー。

自転車店はお客様の見えない所で
加工したり、手持ちのボルトに差し替えたり...
陰ながら苦心して付けてたりします。

自社で合うものをちゃんと作ってくれるのは本当に助かります。

 

一応短所もあります。
(問題にはならないですけど...)

褒めるだけじゃ胡散臭いでしょ?
一応短所もあるので触れておきます。

コレはフレームの設計上、
正直クロスバイク全てに言えるのですが...

重心が高い

というネガティブな要素があります。

ロードバイクに比べ、クロスバイクは前傾姿勢を緩くするために
ややヘッドが高く設定されています。

結果複雑な構造の重量物(シフター、ブレーキレバーなど機械類)
である
ハンドルが高い位置に来るので重心が高く
ロードバイクよりややふらつきやすくなっています。

フレーム設計で改善してしまうと
結局ロードバイクになってしまい、
クロスバイクとしての手軽さ、楽さという
アイデンティティーを失ってしまうので致し方ない所です。

しかし安定性はパーツ構成で比較的容易に相殺できます。
実際殆どのクロスバイクは
ロードバイクよりふらつかない物ばかり。

方法は至ってシンプル。

下を重くすればいい。

・タイヤを太くして低重心化&安定性向上。
・ディスクブレーキ化で重心低下。
大体この2つのパーツ変更で普通くらいに
重心を低下させて安定感を増すことが可能です。
(TREK FXシリーズがお手本)

ついでにタイヤが太い分乗り心地が良く
ディスクブレーキだから雨天に強く
油圧ならメンテの手間も省けます。万々歳ですね♪

但し、重くしている分
軽快な走りからは遠ざかります。

事実RAILシリーズは
リムブレーキモデル「軽快な走り重視」、

ディスクブレーキモデル「安定感重視」
と棲み分けが成されてます。

ご紹介しているRAIL 700 SLは当然「軽快な走り重視」
卓越した加速性能剃刀の様なシャープな動き
軽量性ありきです。

ただシャープな動きは言い換えれば
落ち着きのない不安定な動き
ふらつきとも取れてしまう。

ことRAILシリーズ、特にSL(SuperLight)は
全体の軽量化の弊害として顕著に感じ取れます。

が、正直あまり気にならないです。

あくまでもRAILはクロスバイク。
その気なら佐渡島一周も出来るけどメインは街乗りです。

重心が高いだの、不安定だのは
特に安定感に優れた車種と比較した際に、
職業柄様々な自転車に乗った経験のある
ワイズロードスタッフが
「あぁ、ちょっと気になるかも」と思う程度。

普通に乗る分には特に気になりません。

街乗りで致命的な欠陥として出るなら
そもそもこんなロングセラーにはなりません。

経験×ちょっと攻め込んで試乗、
でようやく顔をのぞかせるだけ。

そして試乗して「あぁ、重心が高いんだなぁ」
と理解できるサイクリストであれば、
この程度のネガは乗車技術で十分に修正が出来るはずです。

やはり、問題にはならないでしょう。

むしろ重心が高い事でSTOP&GOの多い街中での軽快さや、
キレッキレなハンドリング、つまりは機動力に繋がっているので

きっとそういうRAILの乗り味の虜になっちゃうと思いますよ♪

 

 向き合い方はあなた次第!

 日常の足にヨシ!
サイクリングの相棒にヨシ!
チューニングベースにもヨシ!

走りを重視しつつも、
日常の利便性を捨てていない。
これがRAILシリーズの個性なのです!

グラベルロードが自転車界のSUVなら
RAILはコンパクトカーのスポーツモデルってとこでしょうか
FIT RSとかSWIFT sportsとか。GR YARIS?あれは別モン

 最後に...

もう一度スペックをおさらい!

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KhodaaBloom
RAIL 700 SL   ¥109,890-(税込)

年式:2022年モデル
完成車重量:8.7㎏(480mm)

フレーム重量:1,350g
変速段数:9速(SHIMANO R3000 SORA
ブレーキシステム:機械式Vブレーキ(リムブレーキ)

サイズ&適応身長(目安)
480mm(170-190㎝)
440mm(165-180㎝)
400mm(155-170㎝)
個人差がありますので、
購入前に必ずプロに
サイズを確認してもらいましょう。

 

気になる発売時期は......
来年春を予定しております!
入荷時期はズレる場合がございます。

初回のメーカー在庫分は既に完売。
つまり販売店の予約注文で売切れています。
最初はあらかじめ注文したお店にのみ
入荷するようなのでお気をつけください。

 

 そしてもう1つ大事な事......

※コチラの商品は当店では購入できません。

当店、新宿ウェア館は身に着けるモノ専門店でございます。
(ウェア、ヘルメット、シューズetc.)

車体のご購入は新宿地区なら
同じ建物のB2F、新宿クロスバイク館
他の地域はワイズロード総合店へご相談ください。

 車体購入後はヘルメットなど安全装備が必要不可欠。
そちらのご相談は是非当店、新宿ウェア館へお越しください♪

 

 追伸

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長くて綴りが覚えられない。

そもそも読めない。
と言われがちなKhodaaBloomというブランド名は
【Khodaa】は社名であるホダカ(HODAKA)のアナグラムで、
頭文字の’’K’’「希望をもってブランドを展開しよう」という想いを、

後半の【Bloom】は「咲く、華やぐ」という意味で
「自転車のある華やいだ生活を提供しよう」
という想いがそれぞれ込められています。

なんともエモい社名なんですヨ♪
由来を知ればかなり覚えやすいと思いますよ!
ちなみに略称は頭文字を取って’’KB’’
浸透させたいらしいので積極的に使ってね(^^♪

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