ワイズロード 川崎店店長兼、CIPOLLINI輸入担当の奥平です。
2022年モデルの新型フレームが発表されたのでご紹介します。
近日、試乗車が入荷予定ですので準備できましたらお知らせいたします。
2011年にブランド立ち上げと同時に発表されたRB1K。
スーパースター、マリオ=チポッリーニが自身の経験とイタリアの工業力を組み合わせて登場させ、自身の理想とするロードレーシングバイクを具現化したRB1K。
そのイタリアンレーシングバイクのRB1Kの最新版、THEONEが2022にワイヤー内蔵仕様へとマイナーチェンジしました。
2022 CIPOLLINI RB1K THE ONE
RB1K THE ONE とは機能美の体現
マリオ=チポッリーニが理想とするロードレーシングバイクというそのユニークなコンセプトはライダーの評価が真っ二つに分かれます。ちょっとした試乗では魅力を引き出すことが出来ないかもしれません。
開発者のマリオ=チポッリーニは50歳にもなる現在もその現役時代を彷彿させる強靭な肉体を維持しつつ、バイク開発を行っています。また、CIPOLLINIバイクのコンセプトでもある「パワー伝達性の良さ」と極太なカーボンモノコックフレームの外観から単純に「硬い」と評価されがちです。
が、そのユニークなコンセプトこそ、がオンリーワンたる「THE ONE」。コンセプトはパワー伝達性の良さ。そしてレースに代表される高速での長距離走行とゴールをつかみ取るための剛性がこのバイクの特徴です。
また、フレームの造形を見ると「パワー伝達性の良さ」を体現したように全体的に太いフレームに目が行きますが、美しい造形ラインによりほかにはない存在感に見とれてしまいます。まさに機能美とはこのことだと思います。
ハンドリング
空気性能はもちろん、強化された短いヘッドチューブはCIPOLLINI 全モデルに共通する安定したハンドリングと巡行性が特徴。高速巡航するとその良さを体感すすることができます。
TMCテクノロジー
各サイズに採用したカーボンチューブは、サイズに合わせてそれぞれ専用設計されたモノコックフレームでつなぎ目のない軽量で強度のあるフレームで、全サイズ、同じフィーリングとなるようにサイズごとに専用のチュービングを追及した。
フレーム
高弾性T1000カーボン、モノコック、1k仕上げ。
レースジオメトリ
レース用にハンドル位置が低くなるように設計。
内部ケーブル配線
リムブレーキの両方のバージョンで最高の清浄度、空気力学、デザイン。
ハンドルにはDLC、ACRに対応した構造をしており、ワイヤー関連を全て内装。
※写真はAD.ONE
特大のチェーンステーセクション
より効果的なパワー伝達のためのフレーム剛性
カラー展開
カラーオーダー
※カラーオーダーアップチャージ¥66,000(税込)
スペック
製品名:RB1K THEONE
BB:PRESSFIT 41X 86,5 MM
ヘッドセット:1 1/2 ” 1 1/2″
SEATPOST:オフセット18mm; (オプション:オフセット0mm)
ブレーキシステム:ダイレクトマウントリムブレーキ(DISCブレーキ展開なし)
フレーム重量:1,100 g
フォーク重量:360 g
最大タイヤ:29 MM(実測値)
フレーム納期
4〜6ヶ月
フレームセット
価格税込:753,500 円
※フレーム、フロントフォーク、専用シートピラー、フレーム小物を含むセット価格
フレームセット+DEDA ALANERAハンドル
価格税込:803,000 円
※フレーム、フロントフォーク、専用シートピラー、フレーム小物+ハンドルを含むセット価格
完成車キット
Campagnolo SUPER RECORD EPS 12S+BORA WTO
価格税込:1,859,000 円
ジオメトリー
組み立て風景