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【スタッフブログ】今度はEVERESTING SHORTをやってきました【ヒルクライム】

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新宿クロスバイク館】今井 明 22年04月17日

昨年から挑戦しているEVERESTING。
これまでの挑戦はこちら⇓

 

【スタッフブログ】Everesting、達成しました!

 

恐らく世界初! BROMPTONでEVERESTING 10k達成しました

 

 条件等について再掲しますと

 

EVERESTINGとは?

STRAVAという走行を記録するアプリで、コース上にある一つの区切り(セグメント)を上り下りして獲得標高をEVERESTと同じ8,848m上ろうというチャレンジがEVERESTINGです。

いくつかルールがありまして、大きなものだと

・一つのセグメントでのカウントとすること
・必ず毎回頂上まで到達すること
・休憩はしても良いが睡眠は不可

 

などがあります。
細かいルールなどは以下の公式サイトに↓

 

 Everesting

https://everesting.cc/

 

達成して記録を申請し、認定されると公式サイトに登録されて表彰?されます。
いくつか条件の区分がありまして、それぞれの条件をクリアすると認定バッジが付く仕組みです。

今回はそのうちの一つ、SHORTという条件に挑戦しました。
これは走行距離200km未満で獲得標高8,848mをクリアするというもの、距離当たりの獲得標高が高くなる=斜度がきつくなるということで体力が必要になる事と下りもきつくなること、コース選定が重要となりました。

 

・コース

 

 IMG_7758 

 

今回選んだコースは神奈川県平塚市にある湘南平という場所。
電波塔があり見晴らしの良い小山の雰囲気、頂上には展望台や公園があり憩いの場にもなっています。

 

Everesting

 

 

距離1.5kmで標高差151m、平均勾配9.1%と中々の斜度。
単純計算で59本登れば達成となります。

ここを選んだ理由としては斜度が条件に合う以外に

 ・信号がなく車通りが少ない事(これは誤算がありました)
・比較的照明があり夜間走行に不安が少ない事
・頂上に自販機やトイレがあり休憩や補給に困らない事
・コンビニもコースから5分ぐらいのところにあり補給可能
・自宅から自走可能

といった利点で選びました。

 

コースプロフィールとしては、入口から10%近い斜度でカーブしながら登っていきます。
そして途中にあるストレートは14-18%の坂が続きます。

 

Everesting

 

 

先を見ると精神的に辛いので5mぐらい先に視線を置きながら淡々と走ります。

 

Everesting

 

 坂の終わりに子供公園があり、入口にパンダの像があるので通称パンダ坂やパンダストレートと呼ばれます。
ここを過ぎると斜度が緩くなり比較的走りやすくなります。

 

 Everesting

 

坂を越えたところから富士山が見えるので気分は上がります。

 

Everesting

 

 頂上に着くとレストランや展望台があって観光地になっています。
今回は駐車場の端に荷物を置いて拠点にしました。

 

使用車体

 

Everesting

 

フレーム:GRAPHAITE DESIGN METHEO
ホイール:GOKISO クライマーハブ24mmクリンチャー

 

大分前のモデルになりますが乗り心地が良く快適で、荒れた路面の下りでも疲れにくい車体です。
ホイールは、重量はありますが回転性能が良く少ない力で進んでくれるので楽に走れます。
この仕様でバイク単体では7.5kgぐらい、超軽量ではありませんが必要十分な性能です。

 表のテーマはEVERESTINGのそれぞれの条件クリアですが、個人的裏テーマとして手持ちのバイクそれぞれでクリアというのがあるので前回、前々回とは違うバイクでの挑戦となりました。

 

Everesting

 

斜度10%を超える坂用にフロントチェーンリングはABSOLUTE BLACKのセミコンパクト30-46Tをチョイス。
楕円チェーンリングは脚を回しやすいので気にいっています。

 

Everesting

 

 リアは11-32Tとこちらも軽めのチョイス。
1本だけのタイムトライアルならここまで軽いギアは必要ないですが、60本も上るとなると筋肉疲労を出来るだけ抑えたいのでこの設定になりました。

結果的には最後は脚を動かすのもやっとになったのでこの選択は正解だったと思います。

 

実走

Everesting

 

前日までの疲れもあってお昼ぐらいまで休み、色々用事を済ませてから出発して夕方ぐらいからのスタートになりました。

元気な内に距離を稼いでおきたいところですが、頑張り過ぎるとバテるのでイーブンペースで進めていきます。

Everesting

 

 一回目の大休憩までに四分の一ほどいければ良いと考えていましたが、まずまずのペースで刻む事が出来ました。

 

休憩はコースから5分ほど離れたコンビニに。
今回はリュック一つで来たので大休憩の補給はコンビニと食堂に頼る作戦。

Everesting

 

 長丁場になるのでカロリーはしっかり補給。
2月後半の挑戦だったので夜間はまだ冷え込みが厳しかったため温かいもので体温回復と共に気力も回復。

夜間の補給食も調達したので今回の挑戦でコンビニ休憩はこの一回だけで済ませました。
前回の挑戦では休憩の度にコンビニに寄ったのに比べてかなり時間の節約になったので、環境が許せば車などで補給をまとめられると楽になると感じました。

Everesting

 

夜間は車が少なくなって走りやすくなると思いきや、屈指の夜景スポット。
おまけに次の日は休日ということもあって深夜までドライブの車が多かったのは計算外でした。

 

Everesting

 

それでも何とかペースを維持して、計画通り日の出ぐらいに半分まで終了。

 

Everesting

 

景色の良さにはやはり癒されます。

 

Everesting

 

海側は江の島から三浦半島まで望む事が出来ます。

 

Everesting

 

放射冷却で朝方に一番冷え込み氷点下に。
前回に引き続き霜柱とこんにちはしました。

 

前回に引き続き厳冬期用ウェアを用意したので寒さに対しての準備は慣れてきました。

 

氷点下でも快適に走れる装備(体幹編)

 

氷点下でも快適に走れる装備(末端編)

 

最近は大分暖かい日が増えてきましたが、冬季に走られる方は参考にしてみて下さい。

 

後半戦

 

日が出て暖かくなると走りやすくなりますが眠気が増すのと自動車が増えてきて走りにくくなりました。
祝日ということもあって普段運転されない方や、2月で免許取り立てと思しき初心者マークの自動車が目立つようになりました。
狭くて急な下りのため慎重に下るのはもちろんなのですが、ずっとブレーキを踏みっぱなしの車の後ですとこちらもブレーキをかけっぱなしになり、スタート前に新品に交換したブレーキシューが何とほとんどなくなってしまいました。

 

Everesting

 

 純正のコルク製ブレーキシューは減りやすいとは聞いていましたが、普段はこんなハードなブレーキはしないので急坂を繰り返し下るのは気を付ける必要があると改めて感じました。
チャレンジされる方やロングライドの前には車体チェック、安全点検はいつも以上に入念にすると良いでしょう。

今回は工具を持ってきていたので、フロントほど減っていないリアとブレーキシューを入れ替えて対処しました。

 

 日が上がって展望台のレストランが開いたので朝食を。

 

Everesting

 

地元産の野菜や魚などを食材としたレストランで、景色とここの食事を目的として走りにきても良いぐらいです。

 

 Everesting

 

温かいものとお肉が食べたかったため、ソーセージサンドをチョイス。
疲れていても体にやさしい味ですぐに完食出来ました。
バテないためにはエネルギー補給は大事です。

 

ここからは眠気と疲労との戦いでした。
頑張り過ぎず、休み過ぎずで一本ずつクリアしていきます。

 

Everesting

 

大分時間はかかりましたが、何とか200km以内で獲得標高8,848mをクリア。

 

一度充電をしましたが、長時間使えるGARMIN830はロングライドには強い味方です。
表示項目も好みで選べますしタッチパネルでグローブをしたままでも操作可能なのも便利。
地図検索で、初めての土地でも最寄りのコンビニやカフェを検索出来る機能はスマホを出す必要もなく一番使っている機能かもしれません。

 

Everesting

 

後日申請をして無事認定されました。

 認定バッジの中でSSSSという特別なものがありまして、頭文字にSが付く条件を達成する事で得られるものになります。
今回のSHORTもその一つになります。
次回はSIGNIFICANTという条件に挑戦予定なのでお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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