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坂バカスタッフが教えるヒルクライムテクニック【中級編】

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松山店エミフルMASAKI】関 和貴 22年06月23日

s-img_4239-e16160420477232みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

 

いよいよ夏を目前にして、ヒルクライムのシーズンが始まってきました!

初級・中級・上級の3回に分けでヒルクライムのテクニックや練習法をご紹介したいと思います!!

 

今回は中級編という事で、テクニックや機材について詳しくご紹介していきたいと思います。

 

 

 

ペダリング(中級編)

初級編では基礎的なペダリングの基本をご紹介しましたが、今回はビンディングペダルでのペダリングについて自分なりに紹介したいと思います。

 

ビンディングペダルの選び方

 

 

足の固定

ビンディングのメリットは何と言っても適切な位置に足を固定してズレないこと。

足がズレないので高ケイデンスでも集中してペダリングすることができます。

その分クリート位置(足の位置)の調整は重要!

初めてビンディングを使う場合、クリート位置は調整幅の真ん中に取り付けてみましょう。

シューズによっては基準線が書かれていることもあります。

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そこから、拇指球と小指球の中間にペダル軸が来るようにmm単位で微調整します。

足の開きの角度がずれると膝の痛みが出る場合があります。

足の開きはクランクと完全に平行にはせず、つま先を少しだけ開く方が一般的です。

 

 

引き足

ビンディングのメリットとしてよく聞くのが引き足。足を持ち上げる力のこと。シューズとペダルがくっついているので足を引き上げる力も推進力にすることができます。

ビンディングペダル=引き足のイメージのある方もいるかもしれませんが、個人的には(強力な)引き足の多用はおすすめしません。

引き足を強力に使いすぎると、スムーズなペダリングの妨げになったり、疲労が溜まりやすく感じます。

引き足はぐっと引き上げるというより、足の体重分を持ち上げるくらいがオススメ。

その分踏み足のスムーズな荷重に集中しましょう!

 

 

 

 

激坂の上り坂

前回、坂道ではサドルの前の方に座ることを紹介しました、激坂での応用をご紹介します。

といっても基本は一緒ですが、、

 

15%を超える激坂ではダンシングでないと体がバイクの真上に来ません。

短距離であればダンシングでサッと通過してしまいましょう。

上りが長い場合は疲れないようにシッティングで、できるだけサドルの前に座ります。

 

激坂ではついつい腕力で上半身を引っ張ってしまいがちですが、腕でしがみつくのではなく、上半身を倒して体幹で支えることができるとより高負荷を発揮する事ができます。

 

勾配がきつくなり極端な前乗りになると、自然と前輪荷重になり、後輪がスリップしやすくなります。路面にコケやグレーチングがあるとなお滑りやすいので注意。

そういう場合は瞬発的なペダリングは避け、低負荷高ケイデンス、じわっと踏み込むペダリングを心がけましょう。

 

 

 

 

走行中の給水

皆さんは走りながらボトルの水を飲めますか?

30分以上のヒルクライムでは水分補給が大切。走りながら飲めるようになりましょう。

 

練習方法

見通しの良い安全なコースを走る

最初は視線を前方からそらさず、片手でボトルに触れる事を繰り返す。

(左右どちらの手がやりやすいか試してみる)

慣れて来たら、視線は前を見たままボトルの抜き差しを練習する。

ここまでできれば大丈夫なはず、走りながら飲んでみましょう。

 

これが出来ないと水分不足で攣ったり、ハンガーノックになってしまうので必ず練習しましょう。

 

 

 

 

コース取り

ヒルクライムでは走行車線のどこを走るのかも重要です。

*公道では安全に注意し、左端を走りましょう

 

 

障害物

これはどんな走り方のも当てはまることですが、常に進行方向の路面の状態に注意しましょう。

例えば、進路上に危険物があれば当然避けますが、ちょっとした小枝や段差があった場合、どうしますか?

答えは、、その時の状況次第です。

衝撃があってもそのまま進んだほうが速いのか、遠回りでも障害物を避けるのか、、瞬時に判断しましょう。

どちらにせよ後続車や周囲には要注意です。

 

 

コーナー

上りでのコーナーはインコースほど勾配がきつく、アウトコースほど距離が伸びます。

これも状況により判断しますが、普通は真ん中を走ります。

戦力的にインを突いて不意打ちアタックを仕掛けてもいいし、アウトコースで体力を温存することもできます。

もちろん公道ではよく注意してはみ出さないように走ります。

 

 

 

 

集団走行

ライドイベントやレースとなれば集団走行になります。

集団走行はラクな分危険を伴うので十分に注意する必要があります。

 

 

集団走行とは

何人ものライダーが集団で走ることで風の抵抗を削減してラクに高速巡航することができます。

30km/h以上の高速時に有効。

登坂では空気抵抗が少ないので集団は生まれにくいが、先頭争いやペースを保つために小さな集団ができることもあります。

アマチュアのレースでは様々な経験や走力の人が一緒に走るので特にマナーや注意が必要。

 

 

マナーや注意事項

 

・可能な限りハンドサインや声掛けを行いましょう

進路変更や減速、落下物、前方での落車など走行時の注意点はハンドサインや声掛けで周囲と共有しましょう。

急な減速や進路変更は思わぬ接触や玉突き事故の原因になります。

 

ハンドサインについてはコチラで紹介

 

 

・必要以上に進路変更しない

集団走行では複数のライダーが密になって進みます。

安全のためにできる限り真っすぐ進みましょう。

自分では気付いていなくても後続のライダーが車輪が重なるほど接近している可能性があります。

唐突なアタックは戦術ですが周囲には十分気をつけましょう。

また、路面の危険物を急ハンドルで避けるのも危険を伴う場合があります。周囲の状況に常に気を配りましょう。 

 

 

・先頭交代

集団走行では集団内は空気抵抗を削減できる反面、先頭の数人は風の抵抗を受けます。

プロレースでは各チームのアシストが率先して先頭を引きますが、アマチュアレースで先頭を引くかは自由です。

集団ではほとんどが知らない人ですが、協力して先頭交代をすれば集団の速度が上がり、タイム短縮や後続とのタイム差を開くことができます。

逆に誰も先頭交代に参加しないと、体力は温存できても集団全体の速度が下がりタイムが悪くなります。

平坦区間でそういう状態になるとスプリンタータイプの選手一人勝ちになります。

レースや集団では様々な駆け引きがあるので自分の体力や集団の雰囲気を読んで判断しましょう。

先頭交代の基本は速度を一定に保ち、疲れる前に次の人に交代を促しましょう。 

 

*自分も競技のマナーに特別詳しいわけではありませんし、強制するものではありませんが、お互いに注意して気持ちよく走りましょう

 

 

 

 

バイクのメンテナンス

カスタムの前に、最低限必要なメンテナンスについてご紹介します。

せっかくレースやイベントに出るのですから、誰だってパンクやメカトラブルは起こしたくないですよね、、

レースでは全力で漕ぐのでいつも以上にトラブルが起こりやすいです。

レースでは一人のトラブルが他の人を巻き込んでしまうこともあるのでしっかりとメンテナンスした車体で望みましょう。

 

 

消耗パーツの点検

 

・タイヤ

すり減り、ヒビ、異物の刺さりはありませんか?3年以上交換していなければ交換しましょう。

 

・チェーン・スプロケ

汚れ、すり減りはありませんか?店頭でチェーンの伸びチェックを無料で致します。

 

・ワイヤー

アウターにヒビ、インナーにサビ、ほつれはありませんか?

 

・ブレーキ

ブレーキパッドやシューに減りはありませんか?

 

 

外観チェック

レース前には是非洗車をして自転車をキレイにしましょう。

フレームにキズやサビがないか点検しましょう。

ディレーラーハンガーに曲がりがないか確認しましょう。

各部ネジは締まっていますか?

ヘッドにガタはありませんか?

 

 

動作チェック

 

・ブレーキ

効きや握りに異常はありませんか?

ディスクブレーキの場合、音鳴りはありませんか?

 

・変速

全段スムーズに変速しますか?

トリムは動きますか?

異音はありませんか?

チェーンに注油しましょう

 

・ホイール

回転はスムーズですか?

振れ(歪み)はありませんか?

 

 

こちらの動画も参考にどうぞ

 

 

 

 

 

 

異常を感じたり、異音がある場合は是非ご相談ください!

レース前は店舗がメンテナンスで混み合う他、パーツの取り寄せが必要な場合間に合わないおそれがあります。

少なくともレース2~3週間前にご相談ください。

昨今はパーツの生産が非常に不安定で、当然あるような消耗品が品切れするこも多いので特にご注意ください。

 

当店のメンテナンスメニューをご紹介

点検 ¥2,200

点検&洗車 ¥5,500

 その他、自転車をお持ち頂ければ必要なメンテナンスをご提案いたします。

 

 

 

 

オススメカスタム

ヒルクライムでオススメのカスタムを紹介します!

 

 

軽量化系

ヒルクライムは重力との勝負!バイクは軽いに越したことないです。

 

 

 

 

FULCRUM ( フルクラム ) ロードバイク用ホイール(ディスクブレーキ用) RACING ZERO DB 2WAY センターロック 前後セット シマノフリー

FULCRUM RACING ZERO DB  143,550円 (税込)

 

ホイールはカスタムして最も効果が実感できるパーツ!

中でもレーシングゼロは超軽量で剛性が高くヒルクライムにはもってこいのホイール。

ほかメーカーより回転性能が優れているのも特徴。

 

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PANARACER ( パナレーサー ) クリンチャー AGILEST LIGHT ( アジリスト ライト ) ブラック/ブラック 700X25C

PANARACER  AGILEST LIGHT 6,820円 (税込)

1本190gの超軽量タイヤ!

 

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TNI ( ティーエヌアイ ) HELIUM6 ステム ツヤ無ブラック 40mm

TNI   HELIUM6 5,280円 (税込)

カーボンより軽い!?アルミステム!!

 

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その他の軽量パーツや軽量化の楽しみ方はコチラで紹介

 

一つだけ気をつけていただきたいことがあります。通販サイトや中古サイトでも多くの軽量パーツが販売されていますが、中にはノーブランド品や国内代理店のないメーカーから安価なパーツも販売されています。極端に安価なものは強度や耐久性が確保されていないものも多く存在します。また、軽量パーツはその中でも特に取り扱いや調整がシビアです。レースでは一人のトラブルでは済まないこともあるのでパーツの特性を理解し、選ぶ際は十分ご注意ください。

 

 

 

効率UP系

 

SUGINO CYCLOID SHC

インナーのチェーンリングのみ楕円ギアにするカスタム

費用はパーツ代込みで¥17,000前後

 

楕円ギアは踏み込むべきタイミングで自然と負荷をかけられるようになり、ペダリングの効率が良くなります。

また、ヒルクライム後半など疲れてキレイにペダリングできないときでも半ば強制的にシッカリ踏ませてくれるのでタイムアップも期待できます。

スギノからは一般的な34Tの他に飛び道具的な32Tもラインナップ!

32Tは使い方にクセはあるものの、激坂に効果抜群です。

 

SHC 装着例

 

SHC 装着例2

 

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CDJ ( カーボン ドライ ジャパン ) ビッグプーリーキット V3 シマノ R9100/R8000対応 ミドルケージ ブルー フルセラミックベアリング

CDJ ビッグプーリーキット V3 63,800円 (税込)

ビックプーリーは常に走行抵抗を削減し続けます。

 

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TOKEN ( トーケン ) ビッグプーリー TK1724-TBT ビッグプーリーセット ブラック 12T/14T

TOKEN  ビッグプーリー TK1724-TBT   12T/14T 16,500円 (税込)

純正ケージに装着できるビックプーリー。安価に効果を体感できる。

 

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KMC ( ケーエムシー ) チェーン DLC11 レッド 118L

KMC  DLC11  21,450円 (税込)

駆動抵抗が少なく、ダイレクトに駆動力を伝達してくれる高性能チェーン

 

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 最後に自分の作った超軽量バイクの紹介を貼っておきます

 

 

 

 

まとめ

・ヒルクライムにはビンディングが有利、クリートの位置は根気よくmm単位で微調整が必要

・無理な引き足は疲れやすい、踏み足を邪魔しない程度に

 ・激坂ではスリップ注意、瞬発的な踏み込みはしない

・走行時のコース取りは前方の注意と予測が大事、常に考えながら走る

・集団走行時は常に周囲に気を配り、コミュニケーションをとる

・集団走行時は急ハンドルやふらつきを避ける

・バイクのメンテナンスは万全にする、一人のトラブルが周りを巻き込む可能性を忘れない

・ヒルクライムではバイクの軽量化が効果的

 

 

 

次回はトレーニング方法やイベント当日について紹介します。

 

 

 

 

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