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【スタッフブログ】新型REACTO実走インプレ続編【スタッフバイク】

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新宿本館】 22年06月29日

みなさんこんにちは。とある実業団所属の、新宿本館コダイラです。
以前からの流れで、私が今シーズンの機材として選んだMERIDA REACTO TEAM-Eの実走インプレです。
※以前の記事はこちら

基本スペック

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・MERIDA REACTO TEAM-E
・ZIPP 404 Firecrest
・SHIMANO ULTEGRA Di2(11s)

ライダーの簡易プロフィール

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身長は172cmほど、基準体重は57kg。
JBCFの公式レースを中心に、それに向けたトレーニングが中心。
純粋なゆるポタは滅多にせず(基準はまちまちですが)サイクリングを楽しむというよりかは血の味を噛み締める機会が多いです。

高強度域の平坦区間

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先日開催されたJBCF大磯クリテリウム(E2-1)で初の実戦投入だったのですが、ある程度乗り込んでいたので違和感はなくバッチリでした。
初速から加速感は心地よく、前に引っ張られるというよりかは踏めば踏んだだけ前に進んでくれるイメージ。
機材用意の都合上ホイールはいわゆる「鉄下駄」でしたが20位で完走することができました。

また普段朝練として当店スタッフの実業団選手同士で漕いでいるのですが、高速巡行時は特に速度が落ちるような感じが無く、一定でパワーを入力しているとむしろ加速してくれるような感覚が得られます。

登坂性能

以前の記事でも書きましたが、登場当初から「登れるエアロフレーム」と名高いREACTO。

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先日、富士イチに行ってきたのですがそこで真価を発揮してくれました。

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ログはこんな感じ。
母校の競技部の後輩たちの練習相手だったので、選手同士で行けばアベレージはもうちょい上げられるかな?といったペース。

途中の区間は断続的に斜度のキツイ(目安として8%以上)登りが距離を問わず出現し、平坦はそんなに無いプロフィール。
エアロかつDISCフレームながら軽量なREACTO TEAM-Eは踏んだパワーへのレスポンスが素直で、ダンシング時が特に楽しいフレームです。
斜度がキツイ区間では綺麗に回してあげるとロス感のない推進力が感じられます。
確かに同社のSCULTURAと比較すれば確かに登りは弱いかもしれません。ただそれが不利なレベルかと言われればそうではないですし、むしろそれが適材適所です。そのためのオールラウンダーです。
ヒルクライムメインなら軽いほうが良いという方は多いですし、ロードレースメインなら登り・下り・平坦のバランスと自身の脚質次第です。サイクリング用なら気に入ったもので良いでしょう。

私はあまり機材には敏感ではなく、そこまでこだわりもありませんがこのフレームの登坂性能には驚かされました。
ロードレースシーンにおいては下りでの空力的なアドバンテージがあるのでバッチリです。

正直個人差はありますが、私はREACTOのほうが好みです。カッコいいし……。

快適性

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軽量性・快適性・剛性は時に相容れない要素であり、設計コンセプトに影響される重要なポイント。
REACTO TEAM-Eはそれらの主要要素を高い次元でまとめ上げており、全部盛りなレーシングバイクと言って過言ではないかなと。

購入前は他店スタッフのインプレやメーカーさんからお伺いした情報を鑑みるに、「ホイールチョイスで自身の好みに合わせていくのが正解だろうな」と考えていましたが案の定でした。

今回選んだ【ZIPP 404 Firecrest】はフックレス&チューブレス対応の新進気鋭なプロダクト。
58mmハイトながら登りもこなせるかなりの軽量さを持ち合わせます。
空気圧設定は目下探っていますが、富士イチで運用した際は前3.8bar/後3.9bar
驚異の快適性と狙った通りのラインをなぞれる気持ちよさはクセになりますし、安全性の向上にも役立ちますね。

硬すぎず・柔らかすぎずなバランス型ホイールのためREACTO TEAM-Eにマッチし、ただただ『速い』マシンが完成しました。
ましてやハイスピードかつ過酷な石畳を含むParis-Roubaixを制したフレームですし、信頼性はかなり高いですね。

まもなくTour de Franceも開幕!!

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先日の全日本選手権を制した新城幸也選手が所属するBahrain Victoriousがツールドフランスにも投入するREACTO TEAM-E。
世界的に見ても高い評価を得るオススメレーシングマシンですので、気になる方は是非お声がけください。

ではまた。

 

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