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【GIANT】ヤコブセン→フルーネヴェーヘンという流れが熱すぎる。

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大阪本館】小西 真人 22年07月04日

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2年前のツール・ド・ポローニュでの命に関わるような大事故から奇跡的なカムバックを果たしただけでなく、一昨日のステージでは悲願のツール初勝利を挙げたファビオ・ヤコブセン。

翌日、その事故を引き起こしてしまったディラン・フルーネヴェーヘンがスプリント争いを制してステージ優勝。

こういうのも「何かの縁」なんでしょうか・・・お互いがそれぞれの苦難を乗り越えて、晴れて手に入れた栄誉。見ていてグッときます。

 

正式発表はもうちょっと先なのかも

 

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〇GIANT  2022 PROPEL ADV2 DISC  ¥407,000-(税込)

 

某T社のMAD〇NEのような大々的なプロモーションもないままに、今年のツールでシレっと登場した新型プロペル(3代目)。

スプリンターのフルーネヴェーヘンとマイケル・マシューズに与えられているようで、昨日のウイニングバイクもその新型。

現行の2代目と比べるとかなりスリム化が進んでいて、ゴリゴリのエアロ専用機から軽さも備えたオールラウンド寄りなキャラクターへと変わったような印象です。

 

ジャイアントっぽさが濃厚なフレーム形状

 

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如何にもエアロロードというボリューム感が自慢の現行プロペル。TCRの面影を残す曲線が主体の空力フレームは迫力満点。

フレーム形状は最上位モデルのSLと、フレーム素材はセカンドグレードのPROと同じなので、空力性能・運動性能は折り紙付き。

変速・ブレーキが未調整なのでハンドル周りのケーブル類がゴチャ付いていますが、最終的にステムのエアロカバーの中にキレイに収まります。

 

空力優先、軽さは二の次

 

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搭載コンポは105(2×11速)+油圧ディスクブレーキ。

フレームの空力性能をスポイルすることなく、中~高速巡行性能をさらに高めてくれるディープリムホイール(アルミ)が標準装備なのも〇。

完成車重量が8.9kg(XSサイズ)とそこそこの重さがありますが、パワーをつける=スプリント力を上げるための機材と考えれば重さもまた正義。

 

スプリンターに憧れる全てのライダーに

 

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フレームサイズは465(XS)。
おおよその適正身長は165cm前後くらいでしょうか。

(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)

 

そんな熱い展開の裏で、ワウトさんはまさかの3ステージ連続2位!!

とんでもなくスゴいことをしているのは間違いないのですが・・・

今日は休息日と言う名の移動日(デンマーク→フランス)。

フランスに入ってからの第4ステージでも2位だったら、それはそれで去年とはまた違ったカタチで伝説になりそうな気がします。

 

 

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