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【SCOTT】彼らはクロスバイクというモノを何だと思っているのだろう・・・

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大阪本館】小西 真人 22年07月09日

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名車「CR-1」しかり、現行の「アディクトRC」しかり。ロードバイクの世界では「軽さ」を売りにしていきたスコットなのに。

ことクロスバイクに関しては、なぜかヘヴィデューティ路線。

 

クロスバイクの中でもかなりオフロード寄り

 

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〇SCOTT  2022 SUB CROSS J1  ¥90,200-(税込)

 

軽快感やスピード感よりもタフさや走破性を重視。

ロードバイクと同等かそれ以上にMTBのカテゴリーに強くて、さらに本場ヨーロッパではいわゆる日本的な「クロスバイク」という概念が無かったことを考えると、このゴツさもやむなしと思えます。

そもそも「クロスバイク」という単語が、スコットの地元のスイスで通用するのか??

 

グラベル路面を積極的に探したくなる

 

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タイヤサイズは700×45Cと極太。さらにブロックタイヤ。

チューブレス対応ではありませんが、これだけ太ければ路面状況に応じたエア圧の調整幅も広そうです。

ちなみにモデル名の「J」は日本仕様という意味。サスフォークを外してリジッドフォークに替えるという、日本での使い勝手に優れたオンロード重視のアレンジが施されています。

 

平坦から激坂まで対応できるワイドなギア比

 

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ギア構成は3×9速。リアのスプロケットは意外と小さめですが、フロントのチェーンリング3枚との組み合わせでワイドなギア比をカバー。

重量級の車体をキッチリ止めるために、油圧のディスクブレーキも採用。このあたりはMTBっぽさが良い方に出ている気がします。

 

色々なバイクが選べるから面白い

 

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フレームサイズはSとL。
おおよその適正身長はそれぞれ160cm/180cmくらいでしょうか。

 

オンロードよりもグラベル路面の方が得意そうな「SUB CROSS J1」。

似たり寄ったりのクロスバイクばかりじゃ選択肢も狭くなりがち。こんな風に個性的で攻めたバイクもあった方が、色々と選べて楽しいのでは。

 

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