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【インプレ】コルナゴの最高峰は凄まじかった!! 『C68』

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フジグラン広島】実方 貴広 22年07月09日

ツールでも大活躍中のイタリアンブランド『COLNAGO』
本日はレースの第一線で活躍するわけではないけど凄まじい戦闘力と高級感を纏った文字通りハイエンドモデルの『C68』に試乗する機会を頂きましたので早速インプレしたいと思います。

 

COLNAGO『C68』¥913,000-(税込)

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※フレームセットのお値段です。パッと見では分かりにくいですが、これまでのCシリーズと同様にラグ工法を採用しています。いざ対面してみると画面越し以上に大人の色気とでも言いましょうか、高級感がハンパないです!!そして、『今からこれに試乗出来るなんて仕事冥利に尽きるぜ』と心の中で叫びながら試乗させて頂きました。

 

いざ実走!!

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走り出してすぐに感じたのは加速力の鋭さ、加速の純度が凄まじく高いフレームです!!ありきたりな表現をすれば『ペダリングパワーが瞬時に路面に伝わって』とか『踏み込んだ感覚以上に前に進む』と言った表現になるかと思いますが、漕ぎ出した瞬間から勝手に加速してるんじゃ?という位に良く進み、常に頭の中のイメージ(これぐらい踏んだらこれぐらい進むっていう感覚)よりも先に車体があります!!要するにライダーが入力したパワーがペダルからフレーム、ホイールから路面へと伝わる過程で無駄なロスを一切感じません。もちろん、私程度の脚力では性能の半分も引き出せないだろうと感じる程にレーシーでやや高剛性な乗り味なのですが、それでもその純度の高い加速感に酔いしれたくなってしまいます。
そして、その感覚は登坂でも変わる事はなく入力したパワーは余す事無く路面へと伝わりバイクを前へ前へと進めます。もう少し踏める脚が有ればと思ってしまったのも事実ですが(涙)。
更に、登りの後に待ち受ける下りがこれまた最高です。往年のコルナゴハンドリングは当然ながら健在で基本的には直進性が高い味付けですが、いざコーナーに侵入してハンドルを切り始めるとグイグイと切れ込んでいきます。しかも侵入スピードにオートシンクロしてます?っていう位にナチュラルに(笑)。
溜め息が出そうな程に加速→減速→曲がる→また加速という一連の流れがスムーズ過ぎますし『あぁ、俺は今最高の時間を過ごしている』という感覚が分かり易く荒波のように押し寄せてあっという間に試乗は終了してしまいました。
プロチームがメインで使用している機材『V3-RS』はしなやかさとレスポンスの良さが高次元で融合され私でも硬さを感じ難かったですが、『C68』は往年のCシリーズらしさと言いましょうか、王者の風格すら漂う威厳と風格に満ちた乗り味でした。出来れば一日お借りしてロングライドしてみたかったです。

 

普段乗ってる『V3』との比較

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ホイールインプレでも登場しますが、私の愛用機材はノーマルの『V3』
予算が許せば『V3-RS』が欲しかったですが(汗)、それでも数十台試乗したミドルグレードの中では断トツにパフォーマンスが出ていた事が購入の決め手でした。また、形状(すなわち空力性能)は『V3-RS』と同じですし、トップモデルに負けない高級感もあります!!
で、肝心の性能比較ですが、やはり違いは加速の純度でしょうか。どの速度域でもですが『C68』に試乗した後で同じイメージのまま踏み込むともっさり感じてしまいました(涙)。まぁ値段が全然違いますから当然とは思いますし『V3』が悪いのではなく『C68』が凄まじいのです、、、。ただ登坂力に関しては自分の脚質にマッチしていたというのもあると思いますが『V3』が大健闘しました。平地が速いミドルグレードは他にも有れど、登坂性能がここまで優れたミドルグレードはなかなか無いと思います!!
フルカーボン・DISCロード・105仕様で¥407,000-(税込)の『V3』めちゃめちゃオススメです!!現在、グリーンの500Sサイズが在庫有りです。
フルカーボン・リムブレーキ・105仕様で¥352,000-(税込)の『Ⅴ3』カラーWHTで500Sサイズも在庫有りです。

 

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