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【スタッフブログ】グラベルバイクで多摩川河川敷を走ってみた‼

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新宿クロスバイク館】大澤 知泰 22年07月24日

どうも皆さん。新宿クロスバイク館大澤です。
グラベルロードを購入して早4年。カスタムはしましたがグラベルを一回もまともに走ってないなーとふと思い、都内のグラベルの有名コースでもある多摩川河川敷を走ってみました。今回使用した自分のBIKEを簡単にご紹介。

 

使用バイク BOMBTRACK 18 HOOK2

 

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メインフレーム:BOMBTRACK 18 HOOK2
メインコンポ:SRAM RIVAL1×11
ホイール:手組ホイール INDUSTRYNINE×HED
タイヤ:パナレーサー GRAVELKING SS 700×38C

 

 まずは多摩川へ。

 

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多摩川のグラベル走ってみたいと話をスタッフK氏に相談したら、じゃあグラベル研修でもしようかとなり自分含めスタッフ4人でライドしてきました。
新宿クロスバイク館集合で多摩川入口を目指します。都内を順調に抜け多摩川入口付近のコンビニで小休止。補給をしてグラベルの入口を目指します。新宿からだと大体1時間くらいで到着しました。今回は多摩川大橋の脇からスタートです。

 

グラベルに入る前にK氏のグラベル講座

 

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走行中にちょっとした段差やギャップが出る時があり、そのまま進入してしまうとハンドルを取られて転倒したり、一回転などしてしまうらしいので、コンクリートの段差でギャップ越える練習です。見え辛いですがおっかなびっくりで丁度段差を越えたとこw
重心の位置、ハンドルの持ち方などMTBを乗り回しているK氏の的確なアドバイスを受けながら練習します。ある程度慣れたらいざ出発‼

 

芝生エリアは抵抗感が凄く重い‼

 

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川沿いのシングルトラックエリアに入れる入口を探索します。道中はほぼ芝生。(周りにはサッカーやキャッチボールしている利用者の方もいるので走行される際は注意が必要です。)
今回700×38Cを使用していましたが、空気圧が高めの設定だったこともあり、路面抵抗感が凄く、非常にペダルが重く感じました。自分の自転車のギアはフロント40Tにリアが最大42Tのギア比1を切る仕様なので、軽いギアにして対応しました。またタイヤがクリンチャーでの仕様なのでしょうがないですが、より低圧に設定できるチューブレスの方が走りやすいかもしれません。個人的にチューブレスはエアの管理、シーラントの定期的な交換など手間だなと感じることも多く、導入は比較的簡単かもしれませんがアフターケアでネガティブな印象もあります。そこまで頻繁にグラベルライドなどをする訳ではないので、まあ自分はまだクリンチャーでいいかなと感じました。

 

いよいよグラベルを実走‼

 

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さていよいよ本格的なグラベルエリアに突入。まずは獣道みたいなシングルトラックを行きます。両サイドが草で前が見づらかったりしますので、慎重にに行きます。比較的固めの土の道で走りやすくはありますが途中に浅い溝や段差、微妙に上り坂になってたりと、そのまま突っ込むと危険な箇所が随所にあり事前に練習していてよかったと何度も思いました。

 

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そしてグラベルライドの洗礼なのか、RDに草が。。。そのままに放置はよろしくないので、一旦除去。その後は入れそうなシングルトラックを探してながら走行。何回かシングルトラックに進入を繰り返しました。次は砂利道に入ります。比較的小さめの石が多い所でしたが、今回使用したタイヤはパナレーサーグラベルキングSS 。センターはスリックでサイドにノブがあるモデルでオンロード向きですが、今回走行したレベルの砂利道であれば問題なく使用できました。もっとガレ場のような場合は同じグラベルキングのSKというモデルがいいかと思います。
38Cの幅でもやはり砂利道では振動がきます。ずっと握ったままだと手が痺れたり疲れやすいです。そういう時はブラケットを握り込まず、ちょっと隙間を開けるというか、添えるようにするというか。。。うーん表現が難しいですね。
個人的には強く握りすぎない、体の力を抜き肘や膝を使い体全体で衝撃を吸収するようにするといいと思います。

 

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今回多摩川を北上した形でのライドでしたが、途中にこのように自転車は降りなきゃいけない箇所も出てくるので注意です。今回自分はSPDのビンディングペダルを使用していたのでMTB系のシューズで参加しましたがロード用SPD-SLのシューズでは歩き辛いと思います。歩きの場面も出るグラベルライドではMTB系シューズや最近出てきているグラベル用のシューズの方が歩きやすいのでオススメです。 

 

小休止

 

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入れそうなシングルトラックを探していた時に、ちょっとしたハプニングwまさかの出来事でメンバーも苦笑い。こうしたトラブルが起こりえるので、修理キット(予備チューブ、タイヤレバー、携帯ポンプorCO2ボンベなど)は必須です。このハプニングの間に水分補給やバイクをお互いに交換して遊んだりしました。

 

草が生い茂るジャングルみたいな道も走ります。

 

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砂利道エリアを越えると整地されたエリアに入りました。整地されていたこともあってかなり走りやすかったです。(ランニングや散歩をされている方も見えるので、スピードの出し過ぎ注意です。)二子玉川の運動公園あたりを越えるとまた草が生い茂ったシングルトラックと砂利道が交互にくるような道に入りました。この辺りまで来るとだいぶ走り方が慣れたのか、スピードを出してみたりギャップに合わせて飛んでみたり(そんな飛べてない)と遊べる余裕が出てきて楽しくなってました。道のサイドが走りやすそうでも敢えて荒れた所を走ってみたりとグラベルを満喫。(気づくと自分で入れそうな入口を探しながらライドしてました。)

 

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その途中に背丈が人ほどの草が生い茂った道を発見。まあ行けるでしょうと構わず突っ込みます。前が見づらい上に道幅も狭く、草が腕に当たり痒くなったりしましたが、なんとか突破‼こういった道や藪の中を走るみたいな場合は薄手の長袖やアームカバーなどがあると便利かもです。また、先が見づらい道を複数人で走行するときは車間距離は余裕をもった距離を空けると咄嗟の時に対応しやすく、二次被害が防げるので声をかけながら走行するといいでしょう。

 

最後の砂利道

 

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 草のシングルトラックを抜けるともう一度砂利道コースへ。今度の砂利道は大きめの石がゴロゴロとしている道でハンドルが取られやすかったり、パンクの危険があるのでライン取りを意識しながら走ります。距離はそこまでじゃないですが、荒れた道の走行は普段以上に体力を消耗していたみたいで、砂利道区間を抜けた後、自分も含むK氏以外のメンバーは結構疲労が見えてました。(ここまで走行してケロっとしているK氏がおかしい)ただ、普段は避けるような道に突っ込んで行けたり、草むらの中入れそうな道を探しながら走るのは非日常感があって楽しいです。

 

ライド後の楽しみは。。。

 

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グラベルライドの計画時に何か美味しいご飯を食べたいねと話しており、今回はゴール地点から程近いピザ屋さんでランチをしました。自分はアンチョビとドライトマトのピザを頂きました。当日は天気も良く気温も暑かったため、今日はビールだろうと思いましたが飲酒運転になってしまうので我慢です。非常に美味しいピザごちそうさまでした。さて後は帰るのみ。新宿までK氏を先頭にのんびり帰ります。

 

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ということで特にケガもなく無事到着。ちょっとしたハプニングはありましたが、グラベルライドをしっかり楽しめたのでいい経験になりました。舗装路とは違い荒れた道を走る時は機材だけではなく乗り方も大事だと感じました。やっぱり実際グラベルを乗ってみると楽しいですね。非日常のワクワク感だったり、冒険している気分になって最高でした。

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