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GIOS MISTRAL まるで生きた化石!?ロングセラーな理由を考えてみる。

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船橋店】木立 春之介 22年08月18日

私はこの会社に入社して7年目となります。この7年でスポーツバイクというのは大分姿を変えてきました。ロードバイクにもクロスバイクにも当たり前のようにディスクブレーキが付くようになり、タイヤはどんどん太くなり、グラベル系のバイクが出てきたり、変速機は無線変速になったりと目まぐるしく変化をしていってますよね。そんな中、7年前から姿を変えずに今も販売され続けている伝説のモデルがあります。

GIOS MISTRAL

\64,900(税込)

クロスバイクのお手本

このMISTRALが初めて登場したのは、なんと2010年ごろ。
つまり10年以上もクロスバイク市場の第一線で活躍していることになります。
冒頭でも書いた通り、ライバルたちは30~35mmぐらいある太めのタイヤを付け安定志向になり、ディスクブレーキを搭載してコントロール性と制動力を向上させてきているわけですが、MISTRALはというと、少し前まではスタンダードだったタイヤ幅28mmに、Vブレーキを搭載というクロスバイクの教科書のような仕様を貫いているんです。
これだけ見ると進化が止まった生きた化石のように見えてしまうMISTRALですが、私は結構好きなバイクだったりします。
30~35mmの太いタイヤに、油圧ディスクブレーキの組み合わせは荒れた路面が多い地域や未舗装路が登場する場面では確実に威力を発揮してくれる組み合わせです。MISTRALの28mmのタイヤ幅は海外に比べて舗装が良い日本の道には合っていると思っていて、タイヤが細い分軽快に走れるのでキビキビとした走りを楽しませてくれます。Vブレーキの最大の利点は軽量な事で、カタログ掲載重量は10.8kgと同社のMISTRALの油圧ディスク仕様が11.6gと考えると軽いことが分かります。それでいてリーズナブルな価格も通勤、通学などに使いたいユーザーさんにとっても魅力です。

こうやって見てみるとMISTRALがこれだけ長い間愛されているのが分かる気がします。

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