みなさんこんにちは。名古屋本館トレックスペシャルアドバイザーのいりさわです。
第4世代の新型ドマーネが発売して間もないですが、メーカー完売の第3世代のまだまだ店頭にも在庫があります!!
そして、第4世代ですとご注文頂いて250日前後の納期になってしまうモデルも多数あるため、今すぐに乗る！という場合はちょっと待ちきれないというところもあるのではないでしょうか？
ということで、現在店頭にある第3世代の車体のご紹介です。
TREK
DOMANE SLR 7 Gen3
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基本スペックを再確認
DOMANEシリーズは一言で表すと、長い時間を快適に走り切る為のバイクです。
様々な用途に対応していますが、楽に走れるロードが欲しいという場合に真っ先に浮かんでくる車種のひとつです。
第三世代SLRはOCLV700採用
第4世代では現行エモンダやマドンに採用された最上級グレードの800シリーズを採用していますが、第3世代では700です。同じ走行性能でより軽量なモノを突き詰めて求めると800シリーズに軍配があがります。「快適」に重きを置くと車重そのものを追い求める必要な無いのではないでしょうか？そして、第3世代のDOMANE SLR7には新世代に無い良さもありますので、次項でご説明します。
第3世代の特徴
その１：調節式リアISO SPEED
第4世代ではアイソスピードが非調整式になっています。いわゆる板バネの部分がより大きくしなるのは第3世代のモデルの調整を一番動くようにした時です。一番動かないようにすれば、現行のマドンや新型のドマーネ程度の動きに留まることになるでしょうが、乗り心地も硬くなってしまってドマーネらしさがすこーし薄まるような印象になってしまうと思います。
その２：フロントISO SPEED
新モデルではフロントのISO SPEEDをそもそも撤廃しました。これが大きく軽量化に繋がり、よりキビキビした走りへと昇華させてくれたワケですが、下からの突き上げなどをいなし乗り心地を良くしてくれるという意味では下方修正である可能性もあります。乗り心地という意味では次にご紹介する部分もかなり影響してきます。
その３：広いリム幅のホイール
このホイール、カーボンで前後重量1575gという軽量なスペックというのは最早あたりまえ。
622×25と、ロード向きホイールの中ではかなり内幅が広いです。
32cのタイヤを履いているのですが、もはやその数字のタイヤではないほどのボリューム感。新型が履いているホイールの多くは内幅21mmなので、このエアボリュームによる乗り心地と幅広タイヤによる良好なトラクション性能はこのAeolus Pro 3V TLRに軍配が上がります。なお、このホイールのハブはRapid Drive 108という僅か3°で噛み合い動き出す108のリンクを持つ驚異的な代物。急こう配な悪路の上ではこのホイールがこの上なく活躍します。ポイントが多すぎて引きずる傾向がみられる場合もありますので、巡行して足を止めた際には減速していくのが早い場合もあるのですが、悪路も楽しめるマルチパーパスな一台のドマーネではメリットの方へ天秤は傾くでしょう。
ハンドルは世代を超えて共通
Pro IsoCore VR-SFという、OCLVカーボンに振動吸収シートをラミネートした構造のハンドル。この機構が無いハンドルより20％多く振動をカットしてくれます。これもロングライドの強い味方ですね。ステムクランプ部分は丸い仕上げなので、クリップオンのDHバーも取り付けられます。完走を目的としたトライアスロン競技に参加する場合はこのドマーネをチョイスすることや、このハンドルをインストールすることはやぶさかではないですね。
コンポは最新モデルを搭載
第3世代ドマーネではありますが、コンポーネントは最新モデル。リアが12速化した、電動アルテグラを搭載しています。エアロ化したSTIが目を惹きますね。セミエアロなドマーネにも似合う気持ちのいい変速をする電動コンポです。旧世代とは思えない性能の車体に最新のコンポですから、とても満足度の高い一台に仕上がっています。スポーツの秋真っただ中に乗り出す一台としては最高の相棒になってくれること間違いなしです。
さいごに
ドマーネに限らず、店頭には新旧の車体がズラリと並んでいます。新しいとか古いとか世代がとか、選ぶポイントはいくらでもありますが、乗る方ご本人が気に入った見た目の一台を見つけることが最も重要です。是非、一度店頭にて様々な車体をご覧になってください。また、色々なお悩みはスタッフまでお気軽にご相談を。
ご来店お待ちしております。
