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【SYOAその2】多種多様なオフロード用自転車『MTBはサブジャンルが多すぎる問題』

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志木店】 23年03月11日

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写真提供:TUBAGRA 内藤さん

SYOA一覧
「マウンテンバイク」といっても崖を下るものからスケートパークで乗るものまで様々。
私が知ってる範囲で紹介します。
追加あったら教えてください…
下にいくにつれてロードバイクから遠ざかっていきます。

クロスカントリー 20万円~

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国内では一番乗ってる人が多いMTBなんじゃないでしょうか。
最近は2.4インチ幅の太めタイヤや幅広ハンドル、ドロッパーポストをつける選手がちらほら
コース難易度があがってきているんです。
薄皮カーボンで岩場ロデオ、ひゃーーーー
・100~120mmのサスペンション
・軽量(フルサスで10㎏!→Kate選手のSCOTTバイク)
・タイヤのノブは低い
・狭い登り返しでもたつかないようにフォーク角度が立ち気味
・シクロと似て周回レースが多い

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トレイル 15万円~

FATHOM 29ER 2

クロカンよりはハードな道を走りたい、けど重たいのは嫌だ
軽いmtbで週末トレイルライドしたいけど耐久性も少しは欲しいな方向け
フレーム以外のパーツ類はクロカン寄りです。
・120~140mmのサスペンション
・まあまあ軽量(12kg~)
・タイヤのノブは中ぐらい
・自然の山道は鋭い草木が生えているのでタイヤサイドは厚手タイプがおすすめ
・天然トレイルは上り下りを頻繁に繰り返すのでドロッパーポストがついたモデルが多い

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オールマウンテン 25万円~

 

「もうなんでもやっていいよ」
強度にこだわった万能バイク、重たいのがデメリット
おうちに複数台自転車置けない…とりあえずマウンテンバイク乗ってみたいって方にもおすすめ
オールマウンテンの単語が含んでる範囲が大きすぎるのでこれが絶対というわけではありませんが傾向として
・140~190㎜のサスペンション
・重い(13~16kg)
・タイヤノブは高め
・下りやすいようフォーク角度が寝ている、登り区間で効率よくペダリングできるようシート角度が立っている(最近は78°とか)
・反面ホイールベースが長いのでタイトコーナーは苦手(チェーンステイを短くすることである程度解消しています)

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【ハードコアハードテイル】15万円~

【東大和×MTB】自然をダイレクトに感じたいあなたに~オールマウンテンハードテイルなら『HONZO ESD』

↑私が東大和店にいたときに残した記事です。

オールマウンテンのサブジャンル
普段私が乗っているタイプです。
わざわざそこをハードテイル(リササスペンションなし)で行くか…が楽しい
最新技術をふんだんに使ったフルサスカーボンバイクにレースでは勝てませんがロマンでは5割増しぐらいで勝ってます!(^^)!
あとは構造がシンプルなので整備性がいいってメリットがあります。
クロモリを採用したフレームが多く強度がずば抜けて高いです。

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エンデューロ 40万円~

数か所の下りタイムを合計して競う競技(有名なのはEWS)専用のバイクです。
上りも自力でアクセスしなければいけないためとにかくハード。
オールマウンテンとほぼ同じですがパーツや装備品のハイテク具合的に"レース用"ってかんじなのでまあエンデューロはエンデューロ
とにかく高級です。
オールマウンテン車と比べてペダリングしたとき沈み込みが少なくなるように工夫されています。
上り区間などペダルを漕がなければならない箇所も考慮してジオメトリがその場で簡単に変更できるモデルが存在します。
・・150~190㎜のサスペンション
・重い(13~15kg)
・タイヤノブは高め
・オールマウンテンと同じくフォーク角度が寝ている、シート角度が立っている
・一番トレンドに敏感な車種

TREK ( トレック ) マウンテンバイク SLASH 8 GX ( スラッシュ 8 GX ) ペニーフレーク M ( 適正身長160-170cm前後 )

高額なモデルだとダウンチューブにパンク修理道具などを収納できるダウンチューブストレージがあったり

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ダウンヒル 50万円~

200mmの極太ロングストロークサスペンションを備えたTHE・下り専用バイクです。
特殊なパーツが多く、最近はエンデューロ、オールマウンテン系のバイクの性能が異常に進化しているので出番がない気もします。
主にタイムを競う個人競技で使用されます。
使用シーン、構造、部品点数的にも敷居が高いバイクです。
・200mmのロングサスペンション
・重い(16~18kg)
・タイヤのノブは高い、幅は普通
・登らないのでスプロケットは小さい(昔ロード用使ってる人もいた)

⇩このあと紹介するプレイバイク寄りのダウンヒルバイクもあります。

変更点
・トリック時、脚がひっかからないように小さいサドルを使う
・ペダルから足を離してる間クランクが回転しないようBBとクランクの隙間にチューブを巻く
・ファンキーなTシャツやタンクトップ一枚で参加する(モチベーション)

プレイバイク

主に空中でトリックをするための26インチバイク
ダージャン、ストリートはよく同じものとして取り上げらていますが別物です。
一応兄弟
BMXとの違いはフィールド。
より高いジャンプ、衝撃を吸収できるように設計されています。

【ダートジャンプ】10万円~

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なんかパーツ数が少ない割にやたら高額に感じますよね。
26インチバイク=希少パーツの塊
特にサスペンションフォークの選択肢が数種類しかないのが痛い。
PIKE DJ、831(通称やさい)、bomber DJ、circus exp、Slantなど
10万円超えのフォークばっかり
逆にフレームの方が安かったりします(笑)
細かい微振動ではなく一発のでかい着地を吸収するフォークなので空気圧は高めです。
おそらくホイールは現在日本で手に入りません。→強制手組

まっ黄色のフォーク(samさんがやさいに色塗っただけ)も存在します

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【ストリート】7万円~

Tubagra
The Rise
Pride street
↑すべて取り扱い外ブランド
ピストバイクやBMXを中心に販売しているお店なら手に入るかもしれません。
ノーブレーキが標準なのでほぼ日本に存在しません。

トリックがしやすいようにBB DROPどころかBB UP
トップチューブも短くなります。
安定感はほぼなし、初めてだととても怖いです。

 24インチも存在します。
最近は見ないですがリジッドフォークを使うライダーもいました(DJ用サスが高額すぎる)

番外編

【マレット(前後異径ホイール)】

SANTACRUZ BRONSON 4 C

東大和店井上さんの記事より: SANTACRUZの『新型BRONSON』前後でホイール径の異なる新型オールマウンテンバイク!

元GTライダーのマーティン氏がEWSにマレット仕様のバイクで出場したのが話題になりました。
名前の由来は70~80年代にアメリカで大流行した世界一ダサいといわれている髪型。
現代のウルフカットに通ずるものがあって個人的には好きな髪型なんですが…
昔から前後異径の考え方はありましたが最近復活して完成形がみえてきたかんじ。
フロント29インチ、リア27.5インチが一般的です。
障害物をラクラク乗り越える29ホイール、コーナーでもたつかない&加速に優れた27.5ホイール
下手にカスタムするとジオメトリバランスが大きく崩れてしまうので上級者の助言が必要。
27.5フレームと29フォークの組み合わせか、29フレームに27.5ホイールの組み合わせか
最近は大手メーカーでもマレット専用バイクが登場していますので新車検討中の方はそちらをどうぞ!

【フルリジッド】

こちらは前回紹介したグラベルバイクと親和性の高いジャンル
サスペンションがついていないマウンテンバイクのことを指します。
もうグラベルバイクって言ってもいいかなと。
細いフレームでは心配…特に荷物が多い旅人におすすめ

【ファットバイク】

XDS マウンテンバイク XDS FATBIKE ( ファットバイク ) グリーン 445 (適正身長目安170cm前後)

雪チャリ特化型の極太タイヤバイクです。
ファッション的に点数が高いので都内でよく見かけます。
ダウンヒルバイクよりさらにパーツが特殊になります。

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マウンテンバイクまとめ

どのサブジャンルもタイヤが太いのと耐久性が高いのが共通。
ロードバイクやトラック競技と比べるとレギュレーションが少ないので「おっこれはヤバい」な最新技術をたくさん受け止めることができます。
新しいもの好きの方は間違いなくMTBが合ってます。
沼に落ちるとロードバイクを売ってマウンテンバイクのパーツを買うなんてことも…

次回はマウンテンバイクに乗る時の装備品紹介します!

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