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【イタリア研修】WILIER テイスト・ザ・フューチャー!研修3日目

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大阪本館】 23年08月11日

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こんにちは!大阪本館の金子です!

数回に分けアップしているイタリアでのWILIER研修。

今回は3日目。バイクのテストライド&ミーティングの様子をお届けしたいと思います!

 

WILIERテイスト・ザ・フューチャー2023

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イタリア研修】WILIERテイスト・ザ・フューチャー!研修初日

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【イタリア研修】WILIERテイスト・ザ・フューチャー!研修2日目

6月28日 研修3日目

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WILIER本社研修を終え、バスでアジアーゴのホテルへ向かった我々。

延々と感じる程長い峠道を走ること約1時間。揺れに揺れたバスに普段車酔いしない自分でさえかなり堪えたしんどい移動となりました。

しかし、それもバスを降りた瞬間消し飛びます!

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壮大な景観に新鮮な空気。。。

日本とは違う、バイクカタログでしか見たことがないような風景に思わず感動しました。。。

このアジアーゴという街は標高約1100メートル程の場所にあるリゾート地。

冬はスキーなどウィンタースポーツが盛んな地で、ドイツ語系の独自の文化があり、街の雰囲気もイタリアとも違うどこかスイスのような異国情緒を感じる独特な雰囲気のある街です。

 

今回お世話になったホテルはその街の外れにある小高い丘の上にあるリゾートホテル。

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部屋も綺麗で贅沢な空間。。。

この場所で数日を過ごし、テストライドとミーティングを行う予定です!

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さて、少し時を前日に戻しますと。。

到着した日の夜、ホテルでは世界のWILIERディーラーが一堂に会しウエルカムパーティーが行われました。

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参加国はアメリカを始めヨーロッパ各国や、遠くロシアやリトアニア、クエートやカザフスタンなど、実に多くの国の方々が参加をされておりました。

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WILIERのCEOであるガスタルデッロ兄弟による挨拶からスタートしたパーティーでは、なんと2023年ツールドフランスに出場するマーク・カヴェンディッシュ選手のツールドフランス特別カラー、FILANTE SLRがお披露目されました!

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本社でも拝見しましたが、改めてじっくり見ると本当に綺麗で高級感溢れるカラーですね!

CEOのアンドレア・ガスタルデッロ氏とも少しお話できる機会があり、遠い日本から来てくれてありがとうととても気さくに声をかけて頂きました!

非常にアットホームな、皆との距離が近い楽しい会食となりました!

 

翌6月28日の朝

天候が安定しない山間部。天気は曇り時々雨という予報でしたが、、、

綺麗に晴れてくれました!!

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起き抜けにテラスに出てみると、非常に新鮮で澄んだ空気!キンと冷えた空気が標高の高さを感じさせてくれました。

一気に目が覚め、控えるテストライドに向けテンションも上がってきます!

ゆっくりと朝食をいただき、エスプレッソでカフェイン補充!

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しかし、どの場所へ行っても食事はとても美味しい!

ビュッフェでは、北イタリア特産の「スペック」という生ハムが必ず出るのですが、塩気が強くなく香りが良くいつまでも食べれてしまう程美味しかったです!

今回の研修で確実に一年分の生ハムを食べた気がします!

半分はグルメブログになってますね。。。💦

 

部屋に戻りストレッチなどをしてテストライドに備えます。

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この日試乗を行ったバイクは、E-ROADであるFILANTE HYBRID

ヨーロッパ規格のE-ロードバイクで、アシストは25kmまで。

制限速度の差は日本の規格と1kmしか違わないですが、その速度に至るまでのトルク制限が違うのが特徴です。

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マーレという日本ではあまり馴染みのないユニットが使われておりましたが、自動車の分野では有名な同社。

非常に軽いユニットであることが特徴で、今回試乗したバイクは何とペダルレス重量9.8kg!

見た目もE-ROADとは思えない程洗練されておりました!

 

各グループに分かれ出発!日本人の他にも様々な国の方たちとグループライドを行いました!

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実に綺麗な景色!

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そして何より自転車文化が浸透している国なだけにサイクリストと一般の方々との共存が素晴らしい!

車はサイクリストを大げさに避けて下さり、サイクリストもジェスチャーで感謝を伝える。その逆も然り。

お互いの理解が進んでいるからこそリスペクトを感じる瞬間が多く、非常に走りやすかったです。

日本もこうなっていけるように頑張りたいですね!

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バイクの性能は素晴らしく、リアハブユニットから伝わるアシストはニュートラルながらも力強く、ダイレクトに力が伝わっている感触が強かったです!

きつい坂程恩恵は強く、軽い力でスイスイ登れて楽しかったです!

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平坦や下りも安定しており、アシスト外のスピード域でも大きなもたつきを感じませんでした。

もともと重量が軽いのでその恩恵が大きいのかなと思います。

スプリントをしてみても予想以上の掛かりの良さにびっくり!もちろん普通のロードと比べてしまうと分が悪いですが、それでも十分な剛性感を持っていました!

このバイクに限った話ではないですが、今後サイクリングを楽しむうえでE-ROADという選択も十分にありなのではと感じる事が出来ました。

 

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テストライドを行った後はホテルで小休止し、ディーラーミーティングとなりました。

CEOのガスタルデッロ氏の挨拶から始まり、各モデルの特徴を分かりやすく解説して頂きました!

せっかくなのでここでは一部モデルを厳選してご紹介したいと思います。

 

まずはロードバイク。

ハイエンドバイクの展開は非常にシンプルで、総合力に優れた軽量エアロロードのFILANTE SLR

クライミング能力に長けたZERO SLR

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この2車種です。

最大の特徴は三菱や東レなど数社のカーボンをブランドしたHUS-MODカーボン。

ブレンドの配合やフレーム各所への配分は企業秘密ですが、WILIERが培ったノウハウにより高い剛性と軽量性を実現しており、軽量フレームのZERO SLRはフレーム単体で780g、FILANTE SLRにおいても880gと非常に軽いのが特徴です。

また、液晶クリスタルポリマーをカーボン地に配合する事により振動吸収性や耐衝撃性を上げる事に成功。ハイエンドでありながら乗り心地の良さも高いのが特徴です。

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ZEROシリーズに関してはSLというモデルがあり、こちらはカーボンの種類を変え、同じ金型で成型される弟分のモデルです。

セカンドグレードではあるものの、パーツチョイスによっては7キロ台に収めることが出来る軽量モデルです。

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大阪本館では特に人気の一台

GARDA DISC

レーンシングコンフォートというエンデュランスモデル。

使用カーボンはセカンドグレードのZERO SLと同じもので、基本設計は乗りやすいロングライドジオメトリー。しかし、レーシングにも走れるよう極度なロングライド設計では無いので、どんな走り方にもハマるマルチなバイクです!

最大32Cが入るタイヤクリアランスも魅力です!

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次はグラベルバイク。

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昨今では国内でも盛り上がりを見せているグラベルライド。

アメリカで最も格式の高い【アンバウンド・グラベル】を制したRAVE SLRが注目株です。

ハイスピードグラベルにカテゴライズされるRAVE SLRは他のハイエンドモデルと同じくHUS-MODカーボンを使用し、軽量性と高剛性、高い振動吸収性を持ちます。

ジオメトリーはロードバイクのFILANTEやZEROに近く、当然ながらレーシングな設計。しかしグラベルバイクですので長いホイールベースで安定感に優れるのが特徴です。

国内ではハイスピードなグラベルが少ないですが、高い軽量性と剛性によりロードバイクとの兼用もおすすめ出来るバイクです。

ヨーロッパでも人気の高いグラベルカテゴリー。

他社と同じようにWILIERもその熱量の高さを感じることが出来ました。

 

最後はMTB

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UCIカテゴリー入賞やU23世界選手権の制覇など、活躍が目覚ましいWILIERのMTB

中でもハイエンドのフルサスバイクのURTA SLRが人気です。

クロスカントリー競技のコースは年々激しさを増し、テクニカルなセクションが多く、各社それに対応するためヘッドアングルやリアセンター、リーチなどを煮詰め下りでの安定性を増しつつも反応性を高めたバイク作りが主流となっています。

WILIERも近年のトレンドに合わせたバイクを開発。それがULTA SLRです。

フレームはもちろんHUS-MODカーボン。

高い剛性で反応性を高め、専用のハンドルによりフロント周りの軽量性と安定性を実現しております。

また、コンパクトなリアトライアングルに69°のヘッドアングルによって出力に対して高い反応性と機敏な操作感を持ち合わせております。

リアショックは100mm。

ハイピボットな設計により垂直方向への柔軟性と路面追従性に優れ、剛性の向上にも貢献してくれております。

クロカンレースももちろんですが、軽量性を活かした里山遊びにももってこいなバイクだと思います!

 

ロードからグラベル、MTBまでさまざまなラインナップを有するWILIER

このミーティングで知識が深まり、よりWILIERの魅力に気づく事が出来ました!

今回は一部のご紹介となりましたが、店頭では様々なバイクの説明が出来ますので、気になる方は是非金子までお尋ね下さいね!

 

ミーティングは2部に分かれ2時間超の内容で行われました。

予定表を見て集合したものの、予定より30分以上押してのスタート。

さらには2部の前にカフェブレイクと書かれた予定表。

そのカフェタイムだけはしっかりと定時で守られる。

実にイタリアらしいタイムスケジュールでした。笑

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ミーティング後はシャトルバスに乗り何やら山奥へ。。。

本当に通れるの!?というくらい狭くつづら折れの道を登る事30分ほど。

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樹木がなくなり開けた所にはレストランが!

景観が美しいレストランで晩餐会が行われました!

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ここでもおいしい料理に舌鼓を。

北イタリア産の生ハムスペックを始め、とうもろこしを粥状に煮て味付けを施したポレンタという料理をいただきました!

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その外にもグリルで焼いた肉やパスタ等々。

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世界のディーラーの中でも有名なキット北村さん(輸入代理店の服部産業様)

CEOと一緒に乾杯の音頭を!

会場はキットコール!大人気です!!

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様々な方との交流を深め有意義な時間にすることが出来ました!

 

テストライドを始め、バイクの研修等ディーラーへのサポートが厚いWILIER。

本国イタリアで製造者の言葉を直接聞けたのはとても貴重な経験となり、より知識を深めることができました。

この情報を皆様にお伝えしていく事が出来たらうれしいです!

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ホテルに戻った後は翌日のE-MTBのテストライドに備えすぐ就寝。

いよいよテイスト・ザ・フューチャー最後の日程です!

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

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