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エアロ特化! 性格の全く違うイタリアの最新エアロロードを乗り比べ!!

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松山店エミフルMASAKI】関 和貴 23年11月15日

みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

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今回はたくさんの自転車に試乗できる「バイクデモ」に先駆けて行われた、スタッフ試乗会の様子をご紹介いたします。

 

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このイベントは数多くのメーカー様にご協力いただき、試乗した最新モデルの情報を皆様に高い熱量でお届けいたします!

 

 第一弾 ピナレロF・X

 

第二弾 GARMIN パワーガイド機能の紹介

 

第三弾 TREK DOMANE AL・SLR

 

 

今回は第四弾

イタリアンブランド特集ということで、ビアンキとチポリーニの最新エアロロードを乗り比べてみたいと思います。

 

 

 

BIANCHI OLTRE RC

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OLTRE RC ¥2,002,000

[ysid 8032809075417]

 

ビアンキの人気No.1エアロロードがモデルチェンジしました!

 

前作のオルトレはバランスの良いオールラウンドタイプのセミエアロロードといった印象でしたが、新モデルは外観からしてよりエアロに特化しているのがうかがえます!

 

そして、フレームだけでなく、ホイール・ハンドル・サドルなどトータル設計で性能を発揮するようにデザインされているのもこのモデルの特徴です。

 

 

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フレーム最大の特徴はこの「エアディフレクター」フレームに沿って空気の流れを整えることで空気抵抗を削減します。

 

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フォークにもエアロ効果を意識する突起が設けられている。

 

 

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前後輪の収まるスペースはタイヤに沿うようにフレームがくぼんでいる。

 

 

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前モデルより「しっかりエアロ」になっていて、遠くから見ると直線的でエッジが効いている印象だが、近くで見ると滑らかで曲線的な部分も多い。ここらへんはさすがのイタリアンデザインですね。

 

 

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ホイールは50mmハイトが標準装備!

ビアンキのレーシングパーツブランド「レパルトコルサ」製。

 

 

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特徴的な専用一体ハンドル。

 

 

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中央には空洞が!

 

 

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ステムはハンドルに向かって斜め上方向に延びるような形状。

ステム後端はフレームと一体形状になっている。

 

 

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サドルはまだ種類の少ない3Dプリントサドル!

薄型ながらグリップとクッションが良い!!

今後市販される可能性もあるが現在は完成車付属のみの流通。

 

ご紹介した通り、最新のオルトレはデザインが一新し、かなりとがった(カッコいい)外見になりましたが、実際に乗ってみてびっくり!

エアロ特化みたいな見た目ですが、実際の乗り心地はエアロ特有のクセがなく、バランスの良い車体でした!!

加速はスムーズで、もたつきは無く、乗り心地やコーナリングも硬すぎず、、それでいてエアロ性能は確実に進化しています。

文章で書くとちょっと華がなく感じてしまいますが、多くの方にとって重要なのは性能のバランス。

短い試乗コースではありますが、(レーシングフレームとして)剛性バランスがよく上りも下りも平坦も気持ちよく走れそうだと感じました。

特に気に入ったのは専用ハンドル!

ブラケットポジションだけでなく、STIの”頭”を握ったエアロポジションで非常に使いやすく感じました!

 

 

 

CIPOLLINI RB1K AD. ONE

 

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RB1K AD. ONE  フレーム¥976,800

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ツールドフランスなども走った有名な元プロ選手チポリーニの立ち上げたブランド。

チポリーニの理想を追い求めたスーパーバイクはファンも多い。

 

AD.ONE(アドワン)はフラッグシップであるTHE ONEをベースにエアロ性能を強化したモデル。

「これでこそエアロフレームだ!!」と言わんばかりの、エアロらしい形状がたまりません!

 

 

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3Kカーボン柄の剛性感あふれるストレートフォークにタイヤを覆うような極太のダウンチューブ。

 

 

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ここの隙間がみんな大好きですよね!

 

 

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他にないほどボリュームのあるヘッド

フレームで最初に空気抵抗を受ける部分なので、空力効果が大きそうですね!

 

 

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BB周りもボリュームがあり、横剛性も強そう。

BB規格は386で多くのクランクに対応。

 

 

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後輪もギリギリまでフレームで覆われ、空気抵抗を生まないようになっています。

 

 

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ハンドルはACRやDCR規格に対応し、ワイヤーフル内装です。

 

 

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外観の特徴はオルトレとそっくりにもかかわらず、印象は全く違います。

オルトレと比べて各チューブにボリュームがある反面、直線的でシャープなデザインです。

 

乗ってみると、走りも「これぞチポリーニ!!」という剛性感MAXでガンガン加速できる純粋なレーサーです!

 チポリーニのフレームは皆めちゃくちゃ剛性があります!AD.ONEも例にもれずなかなかの硬さ!!

 

とにかく加速がいいので、バリバリ踏んで、ガンガン加速する、ロードレースやクリテリウムのような戦闘的なライドでぜひ使ってみたいです!

 

高速巡行をするようなライドや、スプリント、ヒルクライムなどにも向いているかもしれません。

最近のバイクはエアロでも軽くて加速がいいので、緩めのヒルクライムならエアロロードで行くことも多いですよね。

 

チポリーニ本人のように体格がよく、体重とパワーがある方には特におススメかもしれません!

 

あとはパーツの組み合わせ次第で、柔らかめのホイールやチューブレスタイヤなどで組んで、ロングライド向きにしてみるのも面白いかもしれませんね!

 

 

 

見た目は似ていても中身は全く別物!

ビアンキとチポリーニ、どちらもイタリアの最新エアロロードを紹介しました。

2020年ごろからシンプルでおとなしいデザインのバイクが多かった印象ですが、この2台のような派手で戦闘的なデザインのバイクを待っていた方も多いのではないでしょうか?

やっぱロードバイク、特にイタリアのカーボンロードは派手でなくちゃ!

 

 

スペックやぱっと見の外見はすごく似ていますが、設計思想が違えば、製造工程も違う。

乗り心地は全くの別物でした。

 

カーボンロードは形状だけでなく、剛性や乗り心地も設計の自由度が高いのが面白いところですよね!

(その分買うとき悩みますが、、)

是非皆さんの愛車選びの参考にしてください!

 

 

 

 


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