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【本気インプレ】みんなの永遠の憧れ’’チタンフレーム’’を本気でインプレッション!【MONORAL BIKES AE】

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新宿ウェア館】 24年03月12日

phonto

このフレームはヤバすぎた!

こんにちは!
新宿ウェア館 ゴシマ カイです♪

先日MTB仲間の府中多摩川店池田アキラ
「メーカーさんから試乗車借りてインプレするから付き合え」
といつもの様に誘いが来まして、
ホームコースのトレイルに行ってきました!

ワタシも試乗させて頂いたのですが、
あまりにも性能が良すぎたので
ワタシもインプレブログを書きます!

また例の如く当店では取り扱えない商品です。

ご注文はお近くのワイズロードでお願いします。

 

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MONORAL BIKES
AE オールマウンテン&エンデューロ

小売希望価格¥297,000-

~パッケージ~

フレームセット販売(BBユニット含む)

 ~サイズ~

Sサイズ:140〜160cm 
Mサイズ:160〜180cm 
Lサイズ:170〜190cm

※記載された身長はあくまで目安です。

~フレーム重量~

Sサイズ:1,940g
Mサイズ:2,000g
Lサイズ:2,060g

~ジオメトリー~

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~詳細スペック~

フレーム材質:3-2.5 チタン合金チューブ
ヘッドチューブ:内径44mmストレート
ボトムブラケット:PF30 VBS
シートポスト:31.6mm(クランプ径34.8mm)
リアエンド:148mmスルー BOOST(アクスルは含まれません)
ブレーキ:ポストマウント / ディスク径160〜203mm
基準Fフォーク:29インチ 140〜150mmストローク(基準肩下555mm)

特記事項

当店【ワイズロード新宿ウェア館】ではお買い求め頂けません。

ご注文は府中多摩川店など
【MONORAL BIKES】のお取り扱いがある
ワイズロードにご相談くださいませ。

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いやぁ、カッコいいですね~

サイクリストが一度は憧れる
【チタンフレーム】のMTBです。

「いつかはチタンフレーム欲しい」
ってセリフ言った事ありますよね?

このチタン特有の鈍いシルバー

この素材むき出しなのに圧倒的な存在感と高級感!

渋くて、マッチョで、セクシーですね。

ワタシもこんなチタンが似合う
イケてるおじさんになりたいものです。

まずはそもそも【チタン】って何ぞや?
ってとこからご紹介します。

そもそもチタンとは

1791年にイギリスで発見された
原子番号22の元素。

実用化が始まったのは1950年代と
金属素材としての歴史は浅め。
(鉄や銅は4~6000年前から使われてるらしいです。)

しかし軍事航空宇宙分野で研究が進み、
冷戦時の米国、ソ連の開発競争により
チタン加工のノウハウは急激に洗練されていきました。

 ちなみによく我々が【チタン製】というものは
【チタン合金】を指している事が多いです。
(そういえばピュアチタンは見たことないですね。皆さんはありますか?)

チタンの長所

鋼鉄よりも軽く
アルミステンレスを凌駕する
圧倒的な耐腐食性を持ちながら、
一般的な鋼鉄と同等以上の強度も併せ持ちます。

しかも金属疲労も起こりにくく素材として長寿。

硬く、それでいて粘り強いのが特徴で
チタン合金製のフレーム
独特の撓り感を持っています。

その撓りが生む振動吸収性快適そのもの
悪路でも乗り味はマイルドです。

またチタン特有の鈍い金属光沢、色彩
所有欲を存分に満たしてくれるでしょう。

ロングライドでも疲れにくく
腐食し難く、強度も高いので
長く、それこそ十何年と乗りたい方にオススメ。

これだけ聞くと良い事尽くめで
「アルミなんか使わず全部チタンにすればいいじゃん」
と感じるかもしれませんが、短所もあります。

チタンの短所

 加工が、難しいんです。

チタンは
・優れた強度
・極めて低い熱伝導率
・高温では様々な元素と化合しやすい
などといった特性を持っています。

なので加工しようとすると
・削ろうにも硬くて削りにくい
・しかも高温化では色々な物と混ざってしまうから
溶かすにしろ溶接するにしろ窒素や酸素を遮断するしかない。

と加工するのに非常にコストがかかってしまい、
【チタン製品】軒並み高価になってしまいます。

アルミフレームは【安価】が大きな長所であり、
エントリーモデルとしての役割
チタンフレームでは代替できません。

なので金属フレームではアルミが一般的
チタンは玄人好みのマニアックな素材
といった扱いを受けています。

’’大人’’サイクリストに好まれる

長持ちするし、
高いし珍しいから乗ってる人も少なく、
乗り心地が良くて疲れにくい。

結果として長年自転車を愛してきた
玄人な大人の自転車チタンフレーム
そんなイメージが定着していますね。

 値は張るけど長持ちするから
「一生ものの買い物」として
チタンフレームを買う方もいらっしゃいます。

ワタシも’’いつかは’’所有したいと考えてます。

MONORAL BIKES

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そんなすんばらしいチタンフレームのみを
4種類販売しているのが今回ご紹介する
【MONORAL BIKES】というブランド。

 2010年にスタートした日本発のアウトドアブランド
【MONORAL】がプロデュースするバイクブランド。

 【MONORAL】の創業者兼デザイナーである角南氏は
学生時代は年間100泊以上キャンプツーリングに出かけ、
ある日はMTBでトレイルライドに出かける。

’’自転車’’を30年以上愉しんできた
筋金入りのサイクリストです。

そんな角南氏の拘りを体現した自転車達が
【MONORAL BIKES】のプロダクツ。

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 特に拘ったのは【フレームの汎用性】。

キャンプツーリングも、
トレイルライドも卒無く熟し、
果てはENSでも戦えてしまう。

「これ一台あればなんでも出来る!」
【MONORAL BIKES】はそんなバイクを創っています。

フレームの素材としてチタンに着目したのも、
長く相棒として愛用できる耐久性を持ちながら
優れた振動吸収性と軽量性を併せ持ち、
錆びにくいチタンが最適であったから。

その拘りの通り【MONORAL BIKES】のフレームは
いずれも汎用性に富んでおり、
チタンの性質を上手く活かせる製品となっています。

商品概要

さてさて、案の定
商品の本題までがやたら長くなりましたが
ようやく【MONORAL BIKES AE】の本題。

この【AE】のコンセプトは……

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最強の下り系ハードテール

 でございます。

自在にダウンヒルで攻める為に
グラビティライダーの期待に応えるべく
この【AE オールマウンテン&エンデューロ】
開発されたのです。

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アジアのエンデューロレースシーンに対応できる程
高いスピードレンジで戦えるジオメトリーと、
チタン合金特有の振動吸収性により
ハードテールとしては驚異的
それこそフルサスの様な走破性を発揮。

しかしあくまでもハードテール。

パーツ点数が少ないため
トラブルが少なく軽量です。

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登りも、下りも大いに楽しみ、
ステージやセクションを問わず
活躍してくれるでしょう。

細部に至るまでレーサーの意見を反映させており、
ワイヤー類の微妙な位置まで
拘り尽くし設計されています。

3AL-2.5V Ti チュービング

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衝撃吸収性と軽量性を併せ持つ 
【チタン合金製チューブ】を使用。

武骨で美しい無塗装のフレームは 
鉄のように錆びる事もなく 
アルミよりも金属疲労しにくいので
 正しく’’一生モノ’’と言えるでしょう。

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自転車のフレーム素材としては
比較的柔らかめであるチタンの特性を考慮し
 チェーンステイチェーンステイヨーク極太化。

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十分な剛性を確保し、 
ペダリング時はもちろんの事
 コーナー時のプッシュに対する反応性を最適化しています。

ちなみに

【3AL-2.5VTi】という素材は、
 ・3%のアルミニウム 
・2.5%のバナジウム 
・94.5%のチタン から構成されているという意味。

曰くピュアチタン製パイプに比べ 
引張強度は約1.5倍、
耐力は約2.2倍優れているんだとか。

当店のベテランスタッフ杉野氏(御年73歳)によると、
 純粋なチタンでは’’粘り’’が足りず、 
それを補うためにアルミなどを添加してるようです。

昔のチタンフレームは 折れることも屡々あったらしいですよ。

お詫び

ワタシ、ウェア専任なので
チタン素材は完全に専門外。

有識者の皆様、どうかお手柔らかに。

ガッツリ太いタイヤが履ける!
圧倒的フレームクリアランス!

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転がりの良さ、 
走破性の高さ、 
抜群のグリップ力
レースシーンではスタンダードな
 29インチタイヤを【AE】は想定。

しかも幅はかなり太い’’2.8インチ’’まで入る
 驚異的なフレームクリアランスを確保しています。

レースはもちろん、 
ゲレンデやパークでも大活躍間違いなしです!

しかも27.5インチなら3.0まで対応!

あえてインチダウンして 
小回りの利く操作性 
暴力的なグリップ 
圧倒的なトラクションを楽しむのも良いでしょう。

可能性を感じますね、ワクワクします。

ドロッパーポスト対応

昨今のMTBなら’’当たり前’’ですが、 
その’’当たり前’’ってとても大切なので
 改めてご紹介します。

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【AE】はドロッパーポストにきちんと対応!

リモートケーブルを 
シートチューブ下部から内装出来ます!

ケーブルは外装式

シフトケーブルやブレーキホースは 
フレームの外を通る’’外装式’’

整備性が高くて最高ですね♪

ドロッパーポストのケーブルは 
ダウンチューブの下を通り、 
BB付近で中に入るタイプです。

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またケーブル達はなんと フレームに溶接された 
【スルーアウターカップ】で固定されます。

タイラップを使わない為 
タイラップ切れなどのトラブルを未然に防ぎ、 
ケーブル交換の度にゴミが出る面倒臭さも皆無です。

外観もシンプルで美しいのも嬉しいですね♪

BOOST規格

コレも昨今のMTBなら’’当たり前’’ですが、 
その’’当たり前’’ってとても…(以下略)

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リアエンドは148mm幅のBOOSTスペック。

きちんと主流の規格なのでパーツ選びに苦心せず、
 高剛性、高強度のホイールやシャフトを使えます。

44mm ストレートヘッドチューブ

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ヘッドチューブには汎用性が高い44mmストレートを採用。

ヘッドパーツのトラブルにも早期対応できます。

剛性アップのためにガセットを入れてあります。

試乗車には天下の【CHRIS KING】が入ってました。

 え?BBドロップを変更できるんですか?

そうなんです。

このバイク、BBドロップが変わるんです。

この【AE】最大にして唯一無二の特徴こそ、 
ボトムブラケットを垂直に可動させ
 BBハイトを好みの高さに設定できる、 
【VBS】:バーチカルボトムブラケットシステムです。

VBS:バーチカルボトムブラケットシステム

シムの入れ替えにより5mm刻みで BBドロップを
-80mmから-40mmの間で 
任意の位置に設定できます!

これは【MONORAL BIKES】独自の機構で、
 ホイール径タイヤ幅の変更や 
ライダーの好みに応じて
 BBドロップを最適化する事が可能です!

BBドロップライディングフィールキモ。

それを変更できるということは
 ’’バイクの性格や特性自体を変更できる’’ 
と言っても過言ではないでしょう

タイヤ幅ホイール径 
サスのストローク量などの変化を含めれば 
セッティングのパターンは、無数に存在します!

もはや複数台MTBを持っているようなものです。

【これ1台あればなんでも出来る!】 という
【MONORAL BIKES】の信念が宿る、
 革命的な機構なのです!

ちなみに

BBは付属しますが、
 PF30のネジ連結式のものであれば汎用品を使用可能です。

(圧入のみの場合強度が不足する恐れがありますので使用しないでください)

フレームのBBシェル幅は68mmですが、
 シェルの外側に挟むパーツがあるため、 
実質73mmとなります。

Let's トレイルライド

そんな【MONORAL BIKES AE】
 存分に試乗する池田と、 
撮影係ゴシマをご覧くださいまし。

向かったのは我々のホームトレイル。

いつもは仲間を集めてもう少し多めの
4人パーティで走る事が多いですが、
今回は久しぶりのサシ乗りでした。

まずは自走でトレイルへアプローチ。

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ワタシはいつもの相棒 
【NESTO TRAIZE PLUS】で行きます。

こうして比べるとシルバーでも
アルミチタンじゃだいぶ違いますね。

目立つのはアルミのシルバーでしょうが、
 金属光沢の妖艶さチタンに軍配が上がります。

結論:どっちも好き

 残雪とMTBとアロハシャツ

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なんかめっちゃ雪が残ってたのでパシャリ。

残雪×アロハシャツ
ミスマッチで面白いですね。

東京で気温が高いのに積雪がある、
そんなタイミングじゃなきゃ
お目にかかれないレアな光景です。

ちなみにちなみに、
このアロハシャツ、当店の取扱商品。

昨年記録的大ヒットで完売した
【rinproject はらぺこアロハ】
今年は新色を引っ提げて帰ってきました!

是非お買い求めください!

[ysid 4580781294110]

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我々にとって登り’’下る為の作業’’でしかないので、 
体力温存のためにチンタラ登ります。

 このヒル’’嫌い’’マー渾身の
気の抜けた背中をご覧くださいな。

登りなんて頂上に辿り着けばなんでもいいので、 
このくらい気楽に登ってりゃ良いんですよ。

最速最強はヒルクライマー達にお任せします。

野生動物と遭遇!

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 これは登りの途中で遭遇した 
ニホンカモシカの親子。

ばっちりカメラ目線を頂きました。

カモシカは好奇心が強く
 人間と至近距離で遭遇しても
 ガッツリ棒立ちでこっちを見てきます。

その為非常に捕獲しやすい事から、 
地域によっては【馬鹿獅子】【阿呆】など 
散々なあだ名を付けられてて可愛いです。

なお特別天然記念物なので
 捕獲討伐も、怪我をさせることも禁止。

【触らぬ神に祟りなし】
 見かけても観察だけに留めましょう。

ちなみに’’シカ’’と付きますが’’ウシ科’’
 無論’’カモ’’でもございません。
#紛らわしい

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これは久しぶりに野生動物とエンカウントして
 テンションぶち上がりのゴシマ(動物好き)。

一時は間合いが2m以下まで近づいてきました。

コレがカモシカじゃなくて 
ツキノワグマなら万事休すでしたね。

ワタシか池田か、あるいは両方が
【森のクマさんの遅めのランチ】になってました。

 忌々しい’’こいつ’’にも遭遇

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スギの野郎、 
今年も懲りずに花粉をたんまり拵えてやがります。

忌々しい、実に忌々しい。

地獄に落ちなさい。

いよいよ【AE】の本領!
下りへ突入!

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この為だけに早起きして、
辛い辛い登りを熟し、
ようやくたどり着いた山頂!

こっからがお楽しみタイムです♪

 トレイルはゲレンデと異なり
リフトやゴンドラはございません。

一気に下るともったいないので
面白そうなセクションがあれば
止まって押し上げて再度トライ!

何回か往復して
何回も楽しみます♪

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まずは池田。

あえて難しいラインを通り、
【AE】のポテンシャルをチェック!

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写真ブレブレでごめんなさい(o_ _)o))

続いてワタシも。

本能が「こっち行きたい!」って言ってきた
根っこマシマシゾーンに突入!

ヤバすぎました。

詳細は後程お話ししますが、
【AE】は走破性と快適性のお化けです。

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GoProのスクリーンショットなので画質荒めです。

 しばらく「キュン」とするセクションがなかったので
休憩しつつも快調に下ります。

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これは途中で見かけた絶景。

空気が澄んでいて都心のビル群や
東京スカイツリーまで見えます。

 多分どっかが新宿なんだと思います。

「明日はあの辺で棚卸かぁ」
とか考えだしちゃうので先を急ぎます。

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久方ぶりのMTB!

数か月ぶりの長い下り!

思う存分楽しみます!

 するとまた良さげなセクションを発見!

池田が攻めてみました!

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至近距離で壁を走る池田。

撮影係のワタシのすぐ近くを走り抜けていきます。

マァジで怖かった(笑)

 本人的にはイマイチな走りだったらしく
もう一回上ってTake2を撮影。

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地味な絵面ですね(笑)

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人の手の入っていない自然の中を走るのは
最高に楽しいですが、
歩きで押し上げないと下りが楽しめないって所は
トレイルライドの残念なところです……

ふじてん富士見パノラマ
オープンが待ち遠しいですね。
最短であと2ヶ月,GWのシフトを考えると2カ月半かぁ… 長いなぁ…

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 気を取り直してTake2。

こんな感じで満足するまで繰り返すのが
いつものルーティーン。

こういうのが楽しいんです。

次はいよいよワタシの番

ただ乗るだけでもインプレではありますが
同じバイクを複数人で乗ったり、
異なるバイクと比較しながら走ったり、
それぞれ感じた事を共有して議論したり、
そうして吟味する方がより深く理解出来る気がします。

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なので途中で交代。

今度はワタシが試乗します!

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楽しいぃぃぃぃぃぃ!!!

「あれと比べるとこうだ」
「フレームのこの辺の設計が利いてる」 etc......
アレコレ御託を説くことも重要ですが、
まずは1人のサイクリストとして
’’全力で楽しむ’’事から始めます。

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 ちゃんと楽しめてるか確かめてから
小難しい事を考え始め、
「どう乗ればこの子は一番活躍出来るんだろ?」
という視点でアレコレ試していきます。

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 これは【AE】あまりにも素晴らしいバイク
夢中になるあまりコーナーの曲がるポイントをミスり、
スタンディングで誤魔化すゴシマ。

池田に「早く行けよ!」って怒られました(笑)

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 あまりにも好みドンピシャ。

どうしよう、普通に欲しい。

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 こうして久しぶりのホームのトレイル、
以前より気になっていた【AE】
久しぶりのユルユル遠慮抜きサシ乗り
存分に満喫させて頂きました!

【AE】をお貸しくださった【MONORAL BIKES】さん、
そしてふるさとの大自然!
ありがとうございました!

この後ワタシと池田は日が暮れるまで
【AE】が如何にスゴいバイクだったか
みっちり議論しました。

帰り道めっちゃ寒かったのは良い思い出です。

 インプレッション

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このバイクはマジで凄かった。

今思い出してもニヤニヤしてしまう程
このバイクに乗っている時間は楽しかったです。

快適性

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まず真っ先に驚かされたのは圧倒的な快適性。

チタンフレーム特有の優れた振動吸収性により、
こんな荒れ放題の野山ですら’’快適に感じる’’レベルで
不快な振動過度な突き上げ感を、
マイルドなロードインフォメーションへと変えてくれます。

砂利根っこからくる微振動も、
ドロップの着地時大きな衝撃も、
子気味良く吸収してくれます。

いつもの硬いアルミフレームで降り切ると襲ってくる
肉体の疲労感が明らかに軽減されていました。

「これ本当にハードテールか?」
「見えねぇリアサスでも付いてんじゃねぇの?」
って一瞬フルサスと錯覚してしまう様な
今まで味わった事のないフィーリング。

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が、言わずもがな【AE】はハードテール。

見ての通りリアサスなんて付いてません。

あくまでも
’’フレームが撓って’’振動を吸収しているだけ
なので
フルサスのエンデューロバイクみたいに、

「リアサスのストロークによってペダリングパワーが吸われる」
様な’’嫌な撓り感’’は皆無です。

めちゃくちゃ良いです!

走破性

これまた非常に高い走破性を持っていました!

もちろん試乗車が履いていた
【IRC TANKEN 29×2.8】の恩恵は大きいですが。

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デカい根っこガレ場で襲ってくる
バイクを突き上げるような衝撃
チタンパイプが’’良い感じ’’吸収してくれるんです。、

バイクの跳ねが小さくなるので
段差なぞお構いなしに真っ直ぐ突っ切っても
「ヌルっ」っと突破出来ちゃいます。

それこそ【フルサスの様な感触】で。

前述した快適性も相まって、
頭空っぽにしてテキトーに走って
普通に走れるし、疲れもしないという
驚愕の走破性を見せてくれました。

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