【社員試乗会】食わず嫌いはダメ、ゼッタイ!もうロード乗りはみんなこれ乗ればいいじゃん!

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名古屋クロスバイク館】伊澤 光一 17年10月27日

はいっ。社員試乗会ディスクロード編第二弾です。

第一弾はこちら。

 

今回ご紹介するのは…、

CANNONDALE SYNAPSE Hi-Mod DISC

税抜650,000円

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私の愛車であるCAAD10を生み出したアメリカ三大ブランドのひとつ、

CANNONDALEのエンデュランスロード『SYNAPSE Hi-Mod』です。

CANNONDALEと言えば、

今やスタンダードとなった圧入式BBの走りとなった『BB30』や、

唯一無二の『レフティフォーク』

アルミフレームに驚異的な乗り心地の良さをもたらした『アワーグラスシートステイ』等、

現状に満足せず常に業界の最前線をひた走るチャレンジングなブランドです。

 

個人的な趣味になりますが、いわゆるエンデュランスモデルは「つまらない」と思っていました。

言ってしまえば「食わず嫌い」ってやつですね。

というのも、自転車側で振動を過剰に吸収しすぎたり足に来ない、

疲れないフレームというのは自転車に乗っている感覚に乏しく、

自分で所有するなら自転車をコントロールする感覚が欲しかったからです。

 

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そういった先入観があったため、

これまでの社内試乗会でもエンデュランスモデルは避けてきたのですが、

今回ディスクロードという括りのもとこのSYNAPSEに乗ってみたところ、

前述のような先入観は見事覆されたのです。

 

結論から言うと、『全てが自然』であるという事に尽きます。

振動吸収、人が乗った際の重量バランス、剛性感、ハンドリング。

CANNONDALEの製品開発の肝となっている『バランスオブパワー』。

この言葉を体現しているのがこのSYNAPSEだと思いました。

 

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振動吸収能力は非常に高く、かといって剛性が落ちるような設計になっていないので、

加速もスーッと伸びる気持ちよさ。

爆発的な加速に秀でているモデルは数多くあるでしょうが、

やはりそういうフレームは乗り手にも要求されるものが多くなります。

 

 

試乗コースはほぼ直線の平坦なので長い登りと下りも走りたいところでしたが、

ダンシングをしても車体を寝かせてコーナリングをしても自分の意志に自転車が反抗しない、

それどころか後押しをしてくれる素晴らしいフレームでした。

あえて時速30キロより低いスピードで走ったりもしてみたのですが、

ハンドリングは不安定になったりすることもなく、安定して走れました。

時速30キロや40キロオーバーで巡行するのはトレーニングを積んだ人たちでないと出来ませんが、

低速で走るというのは全ての自転車乗りにありえることなので、

この低速での安定感の方が一般ライダーにとっては求められるのではないかとも思います。

 

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この日乗ったDISCブレーキのどのモデルよりもブレーキタッチが自然で、従来のブレーキに慣れ親しんだ自分も一番コントロールがしやすかったのがこのSYNAPSE Hi-Modでした。

(終盤に乗ったモデルだったので、コントロールに慣れ始めていたというのもあると思います。)

 

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最上級フレームに最高級コンポの組み合わせでそれなりにいいお値段ですが、この走りの良さはどんなライダーも満足させる懐の広さがあり、「迷ったらSYNAPSE!』と言い切ってしまって良いレベルだと思います。

「ちょっと予算が…。」という方には全く同じ剛性で開発された廉価モデルがあります。

SHIMANO 105キャリパーブレーキモデルで税抜240,000円、

同じく105のディスクブレーキモデルで税抜280,000円と比較的リーズナブルです。

 

この走りがアンダー30万円で手に入るとは、SYNAPSE、とても良いですね…。

 

はいこれで私の試乗会インプレシリーズはおしまいです。

皆さんの自転車選びのお手伝いができればうれしいですね。

 

最後になりますが、ご協力頂いたお取引先様、団体様、ほんとうにありがとうございました!

 

何かお困りの際は、ワイズロード名古屋へご相談ください!

皆様のお問い合わせをお待ちしております!

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