【スタッフ目線】ボラボラボーラ!最新風洞実験済高深車輪従業員体験談!

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新宿カスタムコーナー【移転統合しました】】石澤 貴志 19年04月06日

 

桜の季節まっさかりのこの季節、暖かくなったので乗り出すにはピッタリのタイミング。

3月から古巣の新宿カスタム店に(3年ぶり9年目)戻ったわたくし石澤も、ちょうどいい機会だからと自転車通勤をちらちらと再開いたしました。

 

そんなタイミングで当店で開催しているのが、3週間にわたって開催している新宿カスタム店 春のホイール試乗会

このチャンスに乗っておきたい、そしてお客様にご紹介するために乗っておかねばならない数々のカーボンホイールですが、時間の都合で乗れるのは1ペアのみ。

 

数ある中からわたくし石澤が選んだのは・・・

 

campagnolo

BORA  WTO  60

2-WAY FIT

 

でございます!

 

 

早速インストールした我が愛車、LAPIERRE AIRCODE SL ULTIMATE。

身分不相応なハイエンドのフレームは、ぶっちゃけ見た目(のエロさ)にひかれてチョイスした一台。

 

エアロロードたるもの、やっぱりディープリムが欲しいということで、もともと50mm弱のカーボンホイールを履かせているわたくし。

とはいえ、もっとディープなうえ、カンパが「風洞実験でテストしたぜ!」と自信満々に謳う最新モデルをテストしないわけにはいきません。

 

今乗っているホイールは、ハブの造形がヘッドチューブとおなじくセクシーにくびれているのに惹かれて選んだのですが、このWTOのハブもそれに見劣りしないセクシーさ。

 

 

カーボンリムで気になるブレーキ当たり面は美しく処理され、現行ラインナップのなかでも1,2を争う高性能ブレーキトラックでございます。

 

テストコースは通勤の23Km。勤務を終えたらさっそく着替え、ペダルをひと踏みすると・・・

 

「なんだこの硬ぇホイール!!」

 

いえいえ、このホイールの衝撃吸収性が特に劣っているわけではありません。

直前の休憩時間で試走したマヴィックのチューブレスホイールの乗り心地が別世界レベルで良いだけでございます。

 

「これはクリンチャーホイールなのだ チューブレスと同じ地平で比べてはあかんのだ」と納得しながら踏み進めて参ります。

 

しかしこの硬さゆえ、安定感は旧来のボーラより向上した感覚。

 

今まで何度かボーラに乗るたびに、「反応は軽いんだけど華奢な感じがするな」という印象を抱いていたのですが、レスポンスの良さは残したまま、質実剛健な安定感を上げてきた乗り心地になっています。

 

気になる高速巡航性は言うまでもなく上質。深い前傾姿勢を保ったままダンシングを掛けると、バイク全体が一体となって伸びやかに速度を上げてくれます

 

一方で踏みだしは意外なほど普通。「60mmハイトのディープリムなんて、日常使いには向いてないんじゃないの?」と思われるでしょうが、ボーラの軽い反応性を踏襲しているおかげか、全くと言って良いほど重さを感じませんでした。

 

硬質感が向上したおかげか、コーナリングもイメージ通りのライントレースで走行可能。通勤なので攻めるような下りやコーナリングは存在しませんが、もっと過酷なシチュエーションに突っ込んでみたくなる運動性能を持っているのは想像に容易いです。

 

そしてなにより、ブレーキのストッピングパワーは最新のカーボンホイールの中でもトップクラス。コントロール性はマヴィックの方が上回りますが、絶対的な制動力ではこちらの方が上回る印象でした。

 

 

家路に向かう途中、まだ桜が満開のままの場所を発見。

 

家に戻ってカメラと三脚をバッグに詰めて撮りに行ったのがこちらのワンカット。

 

優美な造形のエアロロードに、60mmハイトのディープリムが実に似合っていると思いませんか?(てまえみそ)

 

本日までの試乗会でも「フレームよりも走りが変化する!」という感想を数多く頂いているホイール。

 

あなたとあなたの相棒の走りを一変させるスーパーホイールの数々をお試しいただける貴重な機会、4/7の新宿カスタム店でつかみ取りませんか?

 

 

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