【社員試乗会】乗ってみました究極の回転体!マイレンシュタイン!!【LIGHTWEIGHT】

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フジグラン広島】小西 真人 19年09月27日

R0014893

 

 

 

 

 

 

カレラのブースで鈍く輝く「PHIBRA NEXT」。

 

そういえばデビュー直後くらいに乗ったなぁと思ってよくみると・・・

ホイールがカレラオリジナルでなく、まさかの「ライトウェイト」!!

 

これはもう乗ってみるしかありません。

 

  

チームINEOSが自前で買い揃えてまでツールを走らせた超級ホイール。

 

こんなチョイ乗りでもそのスゴさはわかるのでしょうか??

 

 

 

 

 

 

R0014883

 

 

 

 

〇CARRERA PHIBRA NEXT(フレームセット) ¥280,000-+TAX 

 

 

〇LIGHTWEIGHT  MEILENSTEIN 24E

 

チューブラー  ¥510,000-+TAX

クリンチャー  ¥590,000-+TAX

 

なんというか値段設定がもう凄すぎます。

 

 

〇まずは見た目。

 

どこからどうみてもライトウェイト。

それも一番それっぽい「マイレンシュタイン

 

テンションが上がりますが、同時に若干の落ち着かなさも・・・

 

 

 

 

 

 

R0014885

 

 

 

 

〇ゼロ発進。

 

軽い!

 

でも「これは反則でしょう!」という程の軽さではない気も。

 

よくよく見ると24mmのワイドリム仕様。

 

チューブラーで1,165g(クリンチャーだと1,290g)と現実的な数値なだけ

あって走りの軽さも意外と現実的なところに降りてきてくれた感じ。

 

 

〇加速。

 

速い、でも硬い!

 

そうは言っても前後で1kgチョイの超軽量ホイール、加速のキレは文句なし。

 

リム~スポーク~ハブが直結された構造によるものなのか、乗り味はとにかく

「剛性の塊」という感覚。

 

バイクを振ってもアッという間に戻ってきてしまって、なんだかペダリングの

リズムが取りにくいというか、漕いでいて忙しないというか。

 

まさにレース機材、遊びが全然ないピーキーなホイールです。 

 

 

 

 

 

 

R0014888

 

 

 

 

〇巡行。

 

リムが軽く慣性が働きにくいのと、三角に近いシャープなリム形状のせいか、

高速巡行性能に関しては、イマドキのディープリムの方が上でしょう。

 

イメージとしては先日乗ったSPEED40Cに近く、ディープリムでありながら

実質的にはオールラウンダーと考えればそれも納得。

 

(ローハイトリムと同等くらいの重量しかないわけですから)

 

 

〇総括。

 

コストも含めて万人向けではない・・・ある意味予想通りの結果でした。

 

高いホイール剛性によるメリット・デメリットがはっきりしているので、

それを活かせるシーンと脚があれば、飛び道具としての本領を発揮。

 

驚くような走りを見せてくれることでしょう。

 

今回のようなチョイ乗りレベルでも、既存のホイールの枠に収まりきらない

トンデモホイールの片鱗は垣間見えましたが、如何せん自分の側に引き出し

がなさすぎました。

 

テンション構造(スポークを引っ張る普通のホイール)に慣れた感覚だと

その違いに戸惑っているうちに予定の3周が終了・・・

 

 

これは自分のバイクで、それも慣れたコースで乗ってみたいヤツです。

次もしチャンスがあれば、それに期待。

 

 

 

 

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