【ワイズロードスタッフ試乗会】正統派のレーシングバイク

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新宿本館】田中 亮 23年02月03日

皆さんこんにちは。

ワイズロード新宿本館の田中です。

スタッフ試乗会のインプレッション第2段です。

前回のグラベルバイクとは180度変わりレーシングバイクのご紹介です。

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BMC SLR01 Teammachine SLR SIX 2023

スイスの総合バイクブランド、BMCのオールラウンドバイクが"Teammachine SLR"シリーズです。BMCのラインアップの中で、コンペティションバイクの中核モデルに位置づけられる"Teammachine SLR"シリーズ。

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ケーブルフル内装システムもあえて採用せず

ダウンチューブから内蔵することで、ハンドル周りのセッティングやメンテナンス性も確保しています。とは言え、ヘッドチューブは前作に比べ前後方向へボリュームアップしつつ、カムテールデザインを導入することで、空力性能と安定性、剛性の向上を実現しています。

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スルーアクスルが貫通しないステルスドロップエンドを採用

工業立国でもあるスイスブランドらしいモノづくりで細やかなディテールにもこだわりが詰まっています。その最も象徴的な部分がステルス・ドロップアウトデザインと名付けられたエンド部分の処理。スルーアクスルのメス側を非貫通式とすることで、より滑らかなルックスと高い固定力を実現。それはつまり、エアロであり高剛性にもつながるということだ。このあたり、他社ブランドで見られない作りですね。

インプレッション

走り出しですぐに感じるのがセカンドグレードとは思えない俊敏性と加速感です。これが凄く気持ちよかったです。剛性が高すぎるわけでもなく、かと言って柔軟過ぎるわけでもなく非常に完成度が高い車体です。2台目のロードバイクまたはレースに今後出る為のバイクとして非常にオススメできます。自分はトップグレードのSLR01を所有しており非常に気にっておりますが、脚力・脚質をバイクに求められるやや特殊なバイクです。こちらのSLRは難しいバイクではなく、平坦でも登りでも場面を問わず活躍してくれるでしょう。他の人と差別化を図りたく、純粋に速さを求める方にオススメです。是非ご検討ください。

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