一度は憧れるPINARELLO DOGMA F 実際に乗ってみてどうだったのか

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神戸店】 23年11月16日

初めに
お忙しい中ご協力いただきました各メーカー様、ならびに各関係者様の度は大変有意義な時間を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。
そして、日頃からワイズロードをご利用いただいているお客様方誠に勝手ながら定休日を頂き、ご不便ご迷惑をおかけ致しました。
今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致します。



 

PINARELLOのトップに君臨し、サイクリストが1度は憧れるDOGMAに試乗会にて乗ってきました!

 

DOGMA F

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 F/S ¥1,100,000(税込)

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インプレッション

乗り味

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前回のモデルであるDOGMA F12よりもBBエリアの剛性が12%アップと聞いていたのですが、乗ってみての印象は乗りやすいと感じました。ペダリングの入力によってはしっかりと硬く踏みすぎると脚に来る場合もありますが、一般的なサイクリングの強度で使うのであればそこまで影響はないのではないでしょうか。

他にもモデルチェンジをして大きな変更点としてあるのが全体の重心の位置。シートポスト部分に電動のバッテリーが無くなりBB下へ。さらにヤグラを3Dプリンタを使いチタンで作成しF12と比べ35g軽量化。これによりダンシングでの振りの軽さを再現。

 

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前述にもあるように電動のバッテリーがシートポストに無くなったことにより細く仕上げることも可能になっています。これにより空気抵抗が減ったり振動吸収性に貢献しているのではないでしょうか。UCIの規定が変わり各社シートポストが細くなってきていますが、前作からの形を大きく崩すことなくこの造形が出来上がっています。

 

ハンドリングに関して

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プロがロードレースで勝つために作られているだけあってフォークは少し剛性の高い印象。これに関しては高速域でのレースでもフォークがよれることなく狙ったルートをトレースするために作られているバイクだなというのを直観できました。

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合わせてレースバイクらしいヘッド周り。風の抵抗を減らし流すのもそうですが、エンデュランスロードと比べると短くなっています。

そしてなんといってもトップチューブに書いてあるDOGMAのロゴかっこいいですよね。ロゴと言えばPRINCEの後継機Fシリーズのバイクにも入るようになっていますが、DOGMA Fが出た時に感じたシートチューブとシートステーの接合部に入っているFのロゴもかっこいいですよね。

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登坂性

今回の試乗ではがっつりとした登り区間がないため断言が難しくなります。
しかし今回の試乗をした感じで色々と考えれる部分もあります。
ダンシングやシッティング様々試してみた感じだと、1~3%くらいの緩斜面に関しては平坦のごとくスイスイとこなせそうな印象。3~6%くらいの上り始めたなという区間に関してはクルクル回していくか、短ければパワーをかけて済ましてしまった方がよさそうな印象です。10%を超えるような坂に関してはクライミング向けのバイクに軍配が上がりそうな部分はありますが、完成車スペックだと7kg台で組めるバイクになるので全然いけてしまうのではないかなと感じています。

 

まとめ

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これはみんなが欲しくなっちゃうバイク!

やはり設計や考え方がレースバイクということもあるのでどうしても「剛性が高く私なんかには無理!」と思われる方が多いのですが、どのバイクでもそうですがバイクの癖さえつかんでしまえばこっちのもん! 
がっつり踏むと剛性感を感じやすいですが、回すことをイメージしながらペダリングしていただくことで非常に進みやすいバイクとなります。

そのため多くの方に愛されているバイクとなっているのではないでしょうか。過去に何台も受注に携わらせていただいていますが、レースで勝つために欲しい!という方もいらっしゃれば、憧れのバイクでカフェに行くんです!という方まで様々な方にお選びいただいております。

 ワイズロード神戸 PINARELLO ROOMでは今回ご紹介したDOGMA Fはもちろんその他PINARELLOの車体をたくさんご用意しております!!

気になった方は是非一度ご来店くださいませ!!

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