【個人的大注目】スタイリッシュな折り畳みe-BIKEその2。クラシカル×大丈夫?

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新橋店】米山 直樹 23年11月18日

こんにちは。ワイズロード新橋店の米山です。

3つのコンセプト「e-BIKE、折畳み、シングルスピード」でお届けしております試乗会ブログ。

 

2台目にご紹介するのはクラシカルでどこかで見たことある(?)ような1台。HARRYQUINNのポータブルE-BIKEです。

HARRYQUINN PORTABLE E-BIKE

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価格は¥177,870-

「…大丈夫なんでしょうか???」と一瞬不安になるイギリスを代表するフォールディングバイクBROMPTONに瓜二つな1台です(恐らくBROMPTONも試乗会にご協力頂いてたので問題無いんだと思います)

超軽量フォールディングバイクなどでお馴染み、GICのオリジナルブランドになります。

基本スペック

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アシスト方式は前輪アシストタイプ。前回ご紹介したVICCIは後輪アシストなので前回の車体に比べるといわゆるアシストされてる感は強いです。タイヤサイズは俗にいう「ブロンプトンサイズ」の16×1-8/3。ブレーキもブロンプトンと同じリムブレーキ仕様になってます。

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こちらの車体も3モードアシストのみのシンプル設計。街乗りするなら十分なスペックかと思います。

 

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こちらもお馴染み(?)の折畳み時にコロコロ転がせる超便利キャリア。撮るの忘れてしまったんですがキックスタンドも付いてます。チェーンテンショナーもお馴染みの形ですね。

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※メーカーサイトより抜粋

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で、この車体で一番よくできていると感じたところがバッテリー周りです。折畳み時の断面に内蔵されています。バッテリーの形もフレームに合わせて湾曲しているんです。給電ジャックも手前に配置されているので修理の際も簡単に交換できる感じがしました。このデザインのおかげで見た目はとてもスマートな仕上がりです。巡行距離はメーカー実測値ではありますがLOWモードで約80kmとのことでした。

折りたたんだ時のコンパクトさはやはり秀逸

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 ブロンプトンとは逆におり曲がる仕様にはなっておりますが、3か所が折り畳める構造なのでとてつもなくコンパクトに。小ささだけでなく重量も14.6kgとかなり軽量です。そんじょそこらの折りたたみ自転車とあまり変わらない重量を実現しています。

より旅向きな仕様と言っていい仕上がり

乗った感想ですがいイメージはそのまま「アシスト付いたブロンプトン」な感じ。長く乗るにもいい塩梅のポジション。バッテリーの容量も7.0Ahとこの重量にこの容量と驚かされました。VICCIとの比較になってしまいますが、容量もさることながら、オリジナルの輪行袋もあるので旅に持っていく1台としてもかなり優秀と言っていいんじゃないでしょうか。より長旅向きの1台になります。

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何故このテーマに行きついたのか

今回のコンセプト「E-BIKE、折畳み、シングルスピード」に行きついた経緯なんですが、普段テックコーナーを担当させて頂いてる関係で、E-BIKEを乗られるお客様と会話したりする中で多いのが「もーちょっと軽いと良いんだけどなー」や「変速ってあまりしないんだよねー」って会話に良くなります。

加えてE-BIKEは型式認定という届け出の影響で足回り(変速の段数を変える、ギア大きさを変える、タイヤの太さを変える等ができない)の制限が多い自転車です。

で、あればシンプルにシングルスピードの軽い折り畳み自転車で良いじゃないかって結論に行きつき、グリップやサドル等のカラーカスタムを楽しむ、ピストバイクのような楽しみ方もアリなんじゃないかーって思ったのがきっかけでした。もちろん今乗られてる方でもカラーカスタム等のご相談も大歓迎です。テックコーナーでお待ちしております。

今回ご紹介のHARRYQUINNに関してはメーカー取り寄せ商品になります。在庫状況や納期はお問い合わせください。

 

以上です。

 

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