TREK MADONE SLR Gen7 やっぱりこのバイクは速かった

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神戸店】 23年11月19日

初めに
お忙しい中ご協力いただきました各メーカー様、ならびに各関係者様の度は大変有意義な時間を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。
そして、日頃からワイズロードをご利用いただいているお客様方誠に勝手ながら定休日を頂き、ご不便ご迷惑をおかけ致しました。
今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致します。

 


 

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TREK MADONE SLR Gen7

車体の各部詳細写真はこちら⇩

今回乗せていただいたスペック

Madone SLR 7 Gen 7
フレーム:800 Series OCLV Carbon
ホイール:Bontrager Aeolus PRO 51
コンポ:SHIMANO ULTEGRA Di2
参考重量:56 - 7.48 kg

昨年の試乗会でも乗ったMADONE SLR GN7ですが今年も乗ってきました!
昨年の試乗会後MY BIKEにするか悩んだ末に今は自分のメインバイクになっています。自分のバイクと同じなのになぜ乗ったのかというとホイールが異なっているため違いを試してみたかったのとほかのバイクと比較しながら感覚を掴みやすいためです。

 

 「さらに速く、そして軽く」を求めて

前作MADONEでもプロチーム「Trek-Segafredo」にて多くの勝利を獲得していました。そんな中プロチームから更なる勝利を得るために開発チームに求められたのが「さらに速く、そして軽く」。 
上記に関しては少しでもチームに勝利をもたらすには必須事項ではないでしょうか。

進化を遂げたハンドルまわり

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2世代前のMadone9シリーズの際に採用されていた一体型ハンドルから、前作Madone SLR Gen6ではハンドルとステムを専用としながらも2ピース構造への変更がなされていました。これによりポジションの調整の幅が広がっていました。しかしながら2ピース構造のため少しながらではあるものの重量が増えてしまう一因となっていました。それを今作では再度一体型の専用ハンドルへチェンジ。これに関してはスマートかつ重量を軽くさせるには必須事項だったと思われます。サイズは11種類用意され選択できる幅は広いのではないでしょうか。

ハンドルに関しては過剛性ということはなく多少のしなりにより手への負担が少なくなっているイメージです。これはフレームの剛性とのバランスも考えられながら作られています。そしてこのハンドルはハの字になっており下ハンドルと比べ上ハンドルは30mm狭くなっているためエアロポジションを取りやすくなっています。

IsoFlowテクノロジー

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「IsoFlowテクノロジー」に関してはリーク写真が上がった際からかなり注目を浴びている構造となります。Madone9シリーズや前作のMadone SLR Gen6でも採用されていた振動吸収システムの「IsoSpeed」。前作ではDomane SLRシリーズでも採用されていたスライダー式にすることにより距離や好みにより調整することが可能でした。今作はIsoSpeedを撤廃しIsoFlowへと進化しています。これについては重量の軽量化や前方からの風の気流を整える機能を持ち少しでも早く選手をゴールへ届ける意志を感じられます。

実際乗ってみてどうなのか

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MADONE SLR GEN7を所有する自分がほかのバイクと比較して感じた点を何点か。※あくまでもホビーライダーの感想です

ゼロスタートの加速感

エアロロードの位置づけのMadoneは近年増えてきている軽量オールラウンドバイクと比べるとやはりこぎ始めの軽さは少し劣ってしまうものの、すぐにこの差を埋めれる加速を感じられます。加速感は異なりますが剛性感があるためパワーがある方だとこの感じ方は異なってくるかもしれません。あとは乗っている時に圧倒的に多いのが巡行している時間。高速巡行の際も安定し風の抵抗も少なく感じさせられ、より早く走るために考えつくされている構造だと感じさせられました。

 ISO FLOW

気になっている方も多いのではないでしょうか。この形状になったおかげでかなり振動吸収性が上がっています!とは断言はできないですが、乗っていても振動吸収性能に関しては申し分ないです。空気抵抗の改善につながっていますがここに関しては体感できる!というよりかは結果的に速くなっているという感じではないでしょうか。

 

割とリアルな金額と納期のお話まずは金額について

メインの完成車販売での場合だと、約125万円~約188万円の幅があります。
"メインの"となっていますがこちらだとProject One Nowという仕組みで、あらかじめ決まっているカラーやパーツサイズとなっているため比較的早く届くことが多いです。
またTREKの誇るカラーオーダーシステムProject Oneですとカラーの組み合わせが増えるほか、サイズの選択などが可能となります。
様々なパーツを指定できるためお値段も応じて、、、
現在Madoneに関しましては一部数量限定でフレームセットが入荷しましたが、まだProject Oneでは選択ができず今後に期待です。

納期について

Project One Nowですと、サイズやカラー、コンポによっては1,2か月で来るものもあります。
Project Oneですとコンポによりますが現在60~90日となっております。
今後の情勢下において大幅な変動が見受けられるかと思いますが昨年と比較すると半分ぐらいの日数で届くようになっています。
この車体をご検討いただく方だともともとお持ちの方が多いかと思います。オーダーして到着までの時間も楽しみましょう。

ご検討中の方は是非スタッフまで。

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