【ワイズロードスタッフ試乗会】×【CANNONDALE】話題のSUPER SIX EVOインプレッション

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大阪本館】 23年11月19日

こんにちは!大阪本館の金子です!

先日に東京にて行われたスタッフ向け試乗会。

数多くのメーカー様にご協力いただき、普段では乗れないバイクや出来立てホヤホヤなバイクなど、様々な自転車の試乗をさせていただきました。

ご協力いただきました各メーカー様ありがとうございました!

今回はキャノンデールの大注目モデル、【SUPER SIX EVO】のインプレッションをお届けします!

 

CANNONDALE SUPER SIX EVO 3 105 Di2

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価格:¥550,000(税込)

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CANNONDALEの最新鋭のエアロダイナミクスを備えたオールラウンドモデル【SUPER SIX EVO】

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プロ選手が操るプレミアムラインのLAB71を始め、ハイモッドカーボンモデルやノーマルモッドカーボンモデルなど、様々なグレードがございます。

今回ご紹介をするのはおそらく1番人気となるであろうミドルグレードの価格帯であるノーマルモッドモデルのEVO 3です。

 

ハイエンドモデルと同じフレームワークで優れたエアロダイナミクスを発揮!

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超軽量なフレームで一時代を築いたSUPER SIX EVO。

イヴァン・バッソ選手やペテル・サガン選手が所属していたプロチーム、リクイガス・キャノンデールのメインバイクとして有名で、名だたるレースで輝かしい成績を収めており、日本でもヒルクライムシーンでの使用率が高い事で有名でした。

都度進化を続けてきたSUPER SIX EVOも今回で第4世代となり、次のステージへ。

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特筆すべきは、各メーカーしのぎを削るエアロダイナミクス。

風洞実験やCFDモデリング(数値流体力学)を用い幾度となくシミュレーションされ、徹底的に無駄をそぎ落としたデザインとなりました。

特に特徴的なのがフロンフォークやシートチューブの形状。

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ワイドな幅の翼断面フロントフォークが乱気流を抑え、様々な方向からの風に対して高いエアロ効果を発揮します。

また、薄い流線形なシートチューブやコンパクトなリアバックが空気を受け流し更に効果を高めてくれます。

今回のモデルEVO3はハイエンドモデルと同じフレーム設計ですのでエアロダイナミクスも共通。

高いエアロ効果を発揮します。

 

軽量性も健在!同クラスでも高い軽量性を誇ります!

SUPER SIX EVOといえばやはりその軽さが一番の特徴。

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ノーマルモッドというカーボングレードのミドルクラスのバイクになりますが、重量は同価格帯のバイクと比べても比較的軽く、メーカー公表値で960g(サイズ54)となります。

エアロ効果の高い流線形なフレームワークでありながらこの重量に収まるSUPER SIX EVO3はやはり軽量性においても秀でていると言えるでしょう。

インプレッション

4代目となり、さらにブラッシュアップされた印象となった今回のEVO3。

特に感じたのが高いエアロダイナミクスと優れた加速性、ニュートラルな操作感でした。

 

まずはエアロダイナミクス。

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航空力学等の知識はありませんので専門的なお話はできませんが、体感できたのはやはり高速域での直進性や加速感。

45キロ前後でのスピードで感じる、身体やバイクにまとわりつくような風の重さ。

これを不思議なほどに感じないのがおそらくエアロダイナミクスの効果なのだと思います。

高速域でも踏み足す事なくスピードの維持ができ、かつ踏み込めば素直に前に進んでいく加速感がこのバイクの大きな特徴だと感じることが出来ました。

EVO特有のクイックな反応性はそのままに、高速域での伸びやかな加速感を手にしたEVO3はミドルグレードながらにして総合点の高いオールラウンドバイクとなった印象です。

 

次に加速性。

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SUPERSIX EVOの一番の特徴と言える軽やかな加速感。

軽量性と相まって踏み出しの軽さが際立つのがEVOの持ち味ですが、このEVO3のグレードでもそれをしっかり感じることが出来ました。

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フレームの剛性比はハイエンドのLAB71と同様のバランスに仕上げられており、単純な重量により加速感の違いがあります。

軽量であるほどに初速の立ち上がりが軽いのは物理の法則上逆らうことはできません。

当然ハイエンドとはフィーリングが変わりますが、実際の車重よりも反応性が高く感じるのは間違いなくフレームの剛性バランスによる恩恵なのだと感じます。

ペダリングの入力と同時にスッとバイクが前を走っていくこの加速感こそがEVOの真骨頂であり、ヒルクライムやアップダウンに富んだ地形をサクサクと登っていく踏みの軽さは爽快の一言。

あらゆる地形を攻略するEVO3は先代のEVOのDNAを確かに引き継ぐバイクなのだと感じることが出来ました。

 

最後に操作性。

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特に2世代目までのEVOに感じたレーシーでクイック感のある操作性。

3代目のDISC仕様となったところでその味付けは少しマイルドな印象になり、低重心なりの安定感を感じるものでした。(ブレーキキャリパー、ディスク等重量がある物がバイクの下方になった事による重心の下りの影響も大きいです。)

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しかし4代目となった今回ではそのマイルドさが薄れ、より先代に近いニュートラルな操作感に感じました。

特にダンシング等でバイクを加速させるような場面や、スイッチターンなどでのバイクの切り込み。

これがより先代の感覚に近づきレーシーな印象をもたらせてくれました。

しかし、クイックネスで不安定ということではなく、あくまで重心はどしっとしており、ひらひらとバイクが振られるような感覚はありません。

このバランスが非常に操作しやすく、どのようなスピード域でも素直にバイクが目線の方向に走ってくれてストレスを感じません。

ジオメトリーは第3世代とほぼ同じでありながらこの違いを感じるのはおそらく剛性等のバランスによるものなのかなと推測します。

数字だけで見たら違いは無いのに、乗ると違いを感じるところにインプレッションの深みを感じますね。。

非常に好印象でした。

 

以上の観点から、総合力の高いオールラウンドバイクへと進化したSUPERSIX  EVO3

あらゆる地形や走行シチュエーションでライダーの実力を後押ししてくれるバイクとなったEVO3はミドルグレードの中でも特に人気となる予感です。

ハイエンドバイクの中でも特に注目度の高いLAB71と同様のフレームワークとなったEVO3は間違いなく同クラス最高の運動性能を持つバイクだと思います。

最新のテクノロジーによるオールラウンドバイクをお探しの方は是非SUPERSIX  EVO3を候補の一つに入れてみてください。

それでは、皆様のご来店を心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

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