【スタッフ試乗会2023】人気ブランドの注目モデルをご紹介!後編【CORRATEC CCT TEAM、BRIDGESTONE ANCHOR RP9、LOOK 795 BLADE 2 RS】

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越谷店】渡邉 考一 23年11月19日

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ワイズロードのスタッフ試乗会で試乗したモデルをご紹介!
後編

前編に引き続き、スタッフ試乗会で試乗したモデルの中から、印象的だったものをご紹介していきます。

後編の今回は、CORRATEC「CCT TEAM」、BRIDGESTONE ANCHOR「RP9」、LOOK「795 BLADE 2 RS」の3台をご紹介します。

CORRATEC CCT TEAM

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人とはちょっと違うブランドに乗りたいという方に人気のドイツブランド「CORRATEC」。

「CCT TEAM」はそんなCORRATECのニューモデルです。

フレーム形状としては、まさに新型のエアロロードといった感じですが、剛性や快適性とのバランスにも配慮がなされているので、レース一辺倒というよりはグランフォンドなどにも適性のあるモデルです。

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20231102_134226試乗車のコンポーネントにはSHIMANO「105」が採用されていました

20231102_134231ディレイラーハンガーは、ダイレクトマウントタイプを採用。
スルーアクスルの穴が貫通していないところにも注目です

20231102_134238正面から見るとヘッドチューブが砂時計型に絞られた形状をしています

20231102_134222ワイヤ-類がヘッドチューブ内を通ってステム下側から出るセミ内装タイプです

20231102_134251がっちりとしたBB周りとタイヤのアールに沿わせたシートチューブ形状が見て取れます

インプレッション:
レースにも十分使えるポテンシャルを持っていますが、快適性も高いのでロングライドなど様々な用途に対応することができます。
CORRATECならではの高いコストパフォーマンスも健在なので、1台で何でもこなしたい方には特におすすめのモデルです。

BRIDGESTONE ANCHOR RP9

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「RP9」は、トラック競技で培ったBRIDGESTONE ANCHORのノウハウをつぎ込んで作られたフラッグシップモデルです。

空力・剛性・重量の最適バランス追求というテーマの元で完成した「RP9」は、ペダリングパワーを余すことなく推進力に変換してくれる、まさにフラッグシップにふさわしい1台といえます。

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試乗したものはSHIMANO「ULTEGRA Di2」コンポ搭載モデルでしたが、「DURA-ACE」仕様もあります

20231102_144855正面から見るとこのような感じです。ハンドルはエアロタイプです

20231102_144903ワイヤー類がヘッドチューブを通ってステム下部から出るセミ内装タイプです。
エアロ効果とメンテナンス性のバランスが取れた構造といえます

20231102_144912シートチューブも軽量さとエアロ効果を考慮した形状です

20231102_144918がっしりとしたBB周りの形状も、解析技術「PROFORMAT」によって推進力と快適性が最適化されるよう導き出されたものでしょう

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ULTEGRAの油圧ディスクブレーキ搭載です

インプレッション:
あくまでも個人的な感想ですが、ペダリングの力が無駄なく推進力に変わる、いわゆる「進む」バイクだという印象を強く受けました。
ハイエンドモデルは、ともすると一般のサイクリストには剛性過多に感じることがありますが、「RP9」はそういった印象がありませんでした(もちろん剛性が足りないという意味ではありません)。
これが、ブリヂストンサイクルの誇る解析システムである「PROFORMAT(プロフォーマット)」で剛性感が最適化されている効果なのかなと感じました。
1台であらゆるシチュエーションをカバーできる、ハイエンドなオールラウンダーだと思います。

LOOK 795 BLADE 2 RS

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「795 BLADE 2 RS」は、LOOKが送り出した最新のエアロロードです。

最新の空力性能はもちろんのこと、軽量さと反応性も高い次元で両立させています。

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試乗したものは、SHIMANO「ULTEGRA Di2」が搭載されていました

20231102_150625コクピット周りのワイヤー類は、オリジナルのステム一体型ハンドルバーに完全内装されています

20231102_150557正面から見るとこのような感じです

20231102_150629D型断面のシートポストで、空力性能を向上させつつも、重量増を抑えています

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20231102_150637BB周りはかなりのボリューム感です。
タイヤのアールに沿った形状のシートチューブが、空力の高さを予感させます

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ディスクブレーキ周りはこのような感じです

20231102_150606試乗車が履いていたCORIMAのホイールが迫力満点でした

インプレッション:
あくまでも短時間の試乗での感想ですが、今回試乗することができた10台以上のバイクの中でも1、2を争うほど完成度が高いという印象でした。

CORIMAのホイールの影響などもあるかとは思いますが、剛性感や加速、踏み出しの軽さやハンドリングなど全ての要素が高次元でまとまっている、非常に高性能なモデルといえるかと思います。

まとめ

前編の冒頭にも書いたとおり、現在の各メーカーの上位モデルは、どれも非常にレベルが高く、どのモデルを買っても後悔することはほぼ無いと思います。

そんな各メーカー選りすぐりのモデルの中から、個人的に気になったモデルをご紹介しました。
皆様の自転車選びに、ほんの少しでもお役に立てれば幸いです。

今回ご紹介した以外にも、ロードバイクでは
BMC「TEAMMACHINE SLR01」
ORBEA「ORCA AERO M30 LTD」
ORBEA「ORCA M30」
PINARELLO「X3」
TREK「MADONE SLR 7」

ロード以外では、フルチタン製で大注目の超軽量フォールディングである
BROMPTON「T LINE」

に試乗していますので、興味のある方は店頭にてお気軽にお声をおかけください。

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