anchor-BRIDGESTONE

アンカーのフレーム設計思想は、乗り手の可能性を最大限に引き出すというものだ。それはブリヂストン 中央研究所との綿密な共同研究や、アンカー独自の研究施設『アンカーラボ』にて行われるライダーによる検証にて行われる。バイクに乗る人の出力とその反応を数値化し、フレームの設計に適応し、実際の走りへと落とし込む。人を知り、乗り手の感覚という目に見えないものを数値化することで、ライドを科学的に分析することから始め、プロトタイプでの計測結果と組み合わせ、その数字から見出せたものをバイクとして昇華させていく。
つまり人とスポーツバイクとの最適な関係性を求めること、それがアンカーのフレーム設計思想の根底にある。

感覚を数値に「通訳」する科学的解析

アンカーが綿密な科学的分析を行うのは、人の感覚という曖昧なものを、確固とした数値にするためだ。アンカーラボをはじめとする研究施設では、チームブリヂストン・アンカーのプロライダーによりさまざまな試験が行われている。まず人を知る、人の出力とライディングポジションの綿密な関係性を数値化すること。そして実際のバイクに乗った時の感覚、いわゆるライダー言語とも呼ばれる独特な言葉である「進む」「引っかかる」「脚にくる」といった、言葉を測定データと比較して数値に「通訳」する。これを繰り返すことで、フレーム設計に関わる実際の数字へと、感覚を「通訳」するのである。

フレームサイズに合わせた4種のフォーク

アンカーは、それぞれのフレームサイズに合った設計の(オフセット値の)異なるフォークを4種用意する。一般にフレームサイズが変化することで、操作感が変わるという特性がある。これはハンドル操作に関わるキャスター角度(ヘッド角度)が、フレームサイズにより変化するからだ。キャスター角の異なるフレームすべてに同じフォークを装着すると、それぞれ操作感が変わり、狙った乗り味が損なわれてしまう。そこで4種のフォークをフレームサイズごとに使い分け、『トレール値』という操作感を左右する数値を同じくし、どのサイズでも適切な操作感を得られるよう設計した。このトレール値の基準も、アンカーの長い経験が生んだものだ。

日本人向けのフレーム設計、サイジング

アンカーは、すべての乗り手が適切に乗れるフレーム作りを目指している。その表れのひとつとなるのが、母国である日本の人々をはじめとする東洋人の体形に合ったサイズを基にしたジオメトリーを設計し、用意していることだ。例えば女性用ロードバイクでは、385mmという小さめのフレームサイズを用意し、身長145cmのライダーにも適切なポジションと走り心地を提供できる。またネオコットフレームでは、490mmから590mmまで10mm刻みでのフレームサイズを用意し、好みに合わせた選択が可能である。下に挙げたのは、最適なサドル高を股下サイズから算出できるアンカー独自の計算式だ。これも東洋人の体形を基にしたものである。

安全規格を超える強度で行う耐久試験

アンカーがバイク作りで最も大切にすること。それは安全性である。現在のスポーツバイクにおける安全規格は、ヨーロッパ主導の『EN規格』、国内の『JIS』『SBAA』があるが、アンカーはこれらに定められた安全検査のみならず、独自設定した試験を追加。その結果として、前記規格群が定める強度をはるかに超える耐久性を認めたもののみを販売する。加えて、採用されるパーツとフレームの組み合わせにおいても300項目以上もの安全検査を行い、さらには販売中のモデルにも毎月抜き打ちでの検査を行っている。「高性能は、絶対の安全と品質の上に成り立つ」という基本理念を確かなものとするためである。

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